ロスト・ボディの紹介：2012年スペイン映画。製薬会社の女性社長の死体が遺体安置所から消える事件が発生しました。ハイメ警部は年下の夫アレックスが怪しいと見て彼を追求し始めました。彼にはカルラという愛人がいて、妻を殺す動機は十分ありました・・・という話のサスペンス映画です。ラストのどんでん返しが見ものです。
監督：オリオル・パウロ 出演者：ホセ・コロナド（ハイメ警部）、ウーゴ・シルバ（アレックス）、ベレン・ルエダ（マイカ）、アウラ・ガリード（カルラ）ほか
映画「ロスト・ボディ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ロスト・ボディ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ロストボディの予告編 動画
映画「ロスト・ボディ」解説
この解説記事には映画「ロスト・ボディ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ロストボディのネタバレあらすじ：起
夜の道路で懐中電灯をもった男が車に撥ねられました。撥ねられた男は死体安置所の警備員でした。監視カメラを見ると何かに驚いて逃げたようです。死体安置所ではマイカいう女性の遺体が消えていました。マイカは製薬会社の社長で夫は年下のアレックスでした。実はアレックスは不倫相手のカルラと一緒になる為に妻のマイカを殺したのでした。そしてマイカの遺体が盗まれたことをアレックスに伝えました。ハイメ警部の事情聴取の合間にもカルラに電話するアレックスでした。
ロストボディのネタバレあらすじ：承
裏では刑事や解剖医が夫のアレックスの冷静な態度に疑いを持ちます。一方安置所の事務所で待たされるアレックスはマイカの遺品を見つけます。その横にアレックスがマイカを殺したＴＨ-16という薬品がありました。ここでアレックスはマイカ殺しを思い出します。マイカが帰国してお風呂に入っています。そこで飲んでいるワインにＴＨ-16の薬品を混ぜていたのです。物音がしてすぐさまＴＨ-16の薬品をポケットに隠しましたがハイメ警部に見つかりました。そしてＴＨ-16も見つけられ押収されました。その時カルラから電話がかかりますが妹だとはぐらかします。そして解放されたアレックスはカルラに電話をかけ、自分たちが誰かにハメられているいい、犯人を捜そうと言いました。
ロストボディのネタバレあらすじ：転
アレックスはハイメ警部に色々な矛盾を突かれます。そのたびマイカとの出来事を思い出します。一方ハイメ警部は妻が交通事故で死んだ過去を思い出しました。そしてハイメ警部によりアレックスは次々証拠を突きつけられ追い込まれます。アレックスはＴＨ-16を使うと8時間後に心肺停止することも話しました。そしてマイカがアレックスの浮気について探偵を雇っていた事も付かれます。浮気がばれて婚姻状態が消滅すると相続の権利もなくなることもです。そして逃げ切れなくなったアレックスは殺害を認めカルラを助けてくれと言います。
ロストボディの結末
その後死体が見つかったと言う場所に行って死体を確認するとマイカでした。ハイメ警部は遺体の前でアレックスにカルラという女はいないと言います。お前の妄想だとも言います。アレックスを森の中へ連れて行きハイメ警部は真相を話しました。10年前にハイメ警部は妻と娘と3人で車で夜走っていました。その時横から猛スピードの車に追突されました。妻が瀕死の重傷でした。しかし車は救急車も呼ばずに逃げました。その為に妻は死んだのです。その時幼い娘のエバは手掛かりを見つけていました。そしてその車に乗っていたのがマイカとアレックス夫妻であったことがわかり、娘のエバがカルラになりアレックスに接近し関係を持ったのでした。そして結婚をちらつかせ事故の真相を聞きだし、親子で復讐する計画を立てて実行したのでした。アレックスが殺害したマイカの死体を隠しアレックスを追い込んだのでした。そしてアレックスにもＴＨ-16を飲ませていたため、ハイメ警部の足元で死にました。
完全に騙されました(笑)タイトルや映画序盤の雰囲気からホラー系の映画だと勘違いして鑑賞。中盤でもしっかり伏線を張り、妻はいつ生き返ってくるのかと思いながら終盤へ。しっかりと伏線を回収しついに真実が・・・。年間１００本程度映画観ていますが、久しぶりにおススメしたくなる作品です。是非ご視聴を！