マッド・ナースの紹介:2013年アメリカ映画。昼は優秀な看護師、夜は不実な男たちを次々に死に追いやるシリアルキラーの女性には恐るべき過去が隠されていた。M・ジャクソンやL・ガガの衣装を手がけたザルディ・ゴコが衣装を担当。
監督:ダグ・アーニオコスキー 出演:パス・デ・ラ・ウエルタ(アビゲイル・ラッセル)、カトリーナ・ボウデン(ダニー・ロジャース)、コービン・ブルー(スティーヴ)、ジャド・ネルソン(モリス医師)、アダム・ハーシュマン(ジャレド)、ほか
映画「マッド・ナース」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「マッド・ナース」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
マッド・ナースの予告編 動画
映画「マッド・ナース」解説
この解説記事には映画「マッド・ナース」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
マッド・ナースのネタバレあらすじ:昼と夜の顔を持つ女
大病院の優秀な看護師アビゲイル。しかし夜になると彼女は挑発的なファッションに身を包み、不実な妻帯者を次々に手に掛けるシリアルキラーに変身する。今夜も自分の誘いに乗ってきた浮気者の男をメスで切りつけた挙句高所から突き落として死に追いやっていた。
そんな彼女は新人看護師として自分の下についたダニーに目をつけていた。何かと彼女の手助けをし、失敗して医師のモリスに叱られ落ち込んでいるダニーを飲みに誘ったアビゲイルは、ダニーから女癖が悪い継父ラリーのことで母が心配だという悩みを聞きだす。翌朝アビゲイルの部屋で目覚めたダニーは昨晩の記憶がなかったが、アビゲイルの手には行きずりの男や自分と寝たダニーの写真が残されていた。
マッド・ナースのネタバレあらすじ:愛と友情のために
アビゲイルは患者を装って精神分析医であるラリーのもとを訪れる。彼を誘惑して誘い出し、車中で筋弛緩剤を打って事故を装いラリーを死に追いやる。ラリーの死にショックを受けたダニーはもらっていた合鍵でアビゲイルの部屋に来ていた。アビゲイルは彼女を優しく慰めるが、ダニーから家を出て恋人スティーブと暮らすことを告げられたアビゲイルは豹変、その様子にダニーは不審を抱く。
マッド・ナースのネタバレあらすじ:裏切りへの復讐
新任の人事部長レイチェルが病院に着任、アビゲイルに会ったレイチェルは彼女がかつて近所に住んでいたサラという女性に似ていることに気づく。その頃、職場やスティーブのPCにダニーが乱交している写真が送りつけられる。そして夜中にレイチェルからのネット通話を受けたダニーはアビゲイルがレイチェルを襲っている姿を目にして警察に殺人があったと通報する。しかしレイチェルは無事で、アビゲイルからダニーに付きまとわれていると訴えられていた警察は逆にダニーをたしなめる。
マッド・ナースのネタバレあらすじ:狂気の理由
アビゲイルの異常な言動によって追い込まれたダニーは、サラという女性との関係について調べようと、彼女がいたという心療院を訪ねる。そこでダニーは、アビゲイルが8歳の時、父の浮気現場を目の当たりにし、母に暴力を振るう父を殺していたことを知る。その後母親も自殺しており、サラは“アビゲイル”という名の看護師に引き取られたが、その看護師も行方不明になっていることが分かる。
マッド・ナースの結末:繰り返される惨劇
ダニーはモリスに相談するが、それを見たアビゲイルはモリスを惨殺、レイチェルも手に掛けていた。病院内でアビゲイルを見つけたダニーは彼女を必死に追うが、アビゲイルは病院内の職員、患者を殺しまくって逃走する。ダニーから真相を聞いた刑事に銃を向けられ、拘束されそうになるが、その様子を見ていた男に暴漢に襲われているフリを装って助けを求め、男に刑事を襲わせ殺させる。
この街での“任務”を終えて満足したアビゲイルは、レイチェルの名をかたって別の街を訪れ、新しい“任務”を始めようとていた。
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