国際市場で逢いましょうの紹介:2014年韓国映画。韓国で歴代2位となる観客動員数1410万人を記録した大ヒット作 。父親代わりとして一家を支えるために歩んできた彼の人生。
監督: ユン・ジェギュン 出演者:ファン・ジョンミン(ドクス)、キム・ユンジン(ヨンジャ)、 オ・ダルス( ダルグ)、チョン・ジニョン( ドクスの父)、チャン・ヨンナム(ドクスの母) ほか
映画「国際市場で逢いましょう」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「国際市場で逢いましょう」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「国際市場で逢いましょう」解説
この解説記事には映画「国際市場で逢いましょう」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
国際市場で逢いましょうのネタバレあらすじ1
ドクスの家族は北朝鮮に住んでいましたが、6.25戦争が始まり、韓国に避難することになります。ドクスは妹のマクスンと手をつないで、父と母の後をがんばってついていきます。人ごみの中でやっとアメリカ兵の船の前に着いたドクスの家族は、決まった人数しか乗れない船に乗るため、必死で船の中まで登ります。父と母は先に船に乗り、その後をドクスがマクスンをオンブして登るが、下の人が引っ張ったせいでマクスンが船の下に落ちてしまいます。父はドクスに、父がいないと家族を守っていくのはドクスしかいないと話してそのままマクスンを探しに行きます。
国際市場で逢いましょうのネタバレあらすじ2
父とマクスンと別れて、ドクスと母が着いたところはプサンのおばさんの店でした。おばさんのおかげでドクスと母と妹、弟は韓国で生き残ることができます。ドクスは自分がしたい勉強も夢もあったけど、父が別れるときに話した通りに、家族のために自分の人生を犠牲にしてお金を稼ぎます。頭がいい弟がソウル大学に受かったが、家計が大変なことを気にして進学を諦めようとしている弟のために、ドクスはドイツの鉱山に稼ぎに行くことを決めます。体力のテストと面接で親友と一緒に受かったドクスは3年間の契約でドイツに行きます。大変な仕事で毎日疲れていたドクスは、長女で家族のために稼ぎにきたヨンジャに出会います。ヨンジャは派遣看護師でした。ドクスは彼女に一目ぼれして、ヨンジャもドクスのことが好きになり、二人はデートしたり幸せな日々を送ります。
国際市場で逢いましょうのネタバレあらすじ3
幸せな時間が過ぎ、契約の3年が経ち韓国に帰ることになったドクスは、ヨンジャに一緒に韓国に帰ることを頼みます。しかし、家族のためにそれはできないと断ったヨンジャを残してドクスは一人で韓国に帰ります。帰った韓国の家はドクスがドイツで稼いだおかげで大きくなっていました。でも、韓国に帰った3ヵ月後、ドクスの子供を妊娠したと言い、ドクスの前に現れたヨンジャ。二人は結婚することになります。結婚もしたドクスはこれから自分の人生のために生きていくことを考えるものの、妹は結婚したいからお金がほしいと話します。そして、今まで自分たちを支えてくれたおばさんの店もおばさんが死んだ後、違う人の手に渡ることになりました。結局家族のために自分の夢を諦めて、またお金を稼ぐとドクスは決めます。そして技術兵として戦争中のベトナムに行くことになったドクス。危ない戦争で技術兵で働いていたドクスはあるベトナムの一般人を助けようとして片足に銃を撃たれます。そして、片足に義足のようなものをつけて期限が終わり、韓国に戻ったドクス。ベトナムで命を懸けて稼いだお金で妹の結婚式を挙げて、失いそうだったお店も取り戻します。
国際市場で逢いましょうの結末
そうやって父との約束通りに家族のために生きてきたドクスに、ある日テレビ番組で、北朝鮮と韓国に離れて暮らしている家族を探してくれる番組が始まります。父とマクスンを探すために番組に出ることにしたドクスでしたが結局父は見つからず、養子としてアメリカに住んでいるマクスンが見つかります。父とは再会できなかったが、妹を見つけることができたドクスはマクスンと電話しながら号泣します。マクスンを探し出したドクスは家に帰ってしばらく空いている部屋の中で父のことを思い出して泣きます。‘お父さん、会いたいです。本当につらいです。今まで本当にがんばってきました。’という話を一人で話します。そして家の庭に出て、今はお爺さんになったドクスとヨンジャが会話するシーンを最後にこの映画は終わります。
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