ストーカーの紹介:2002年アメリカ映画。写真現像の仕事に誇りを持つサイは常連客であるニーナ・ヨーキンの写真が大のお気に入りで、ニーナのような家族に憧れていた。しかしサイの行動は憧れを超えどんどんエスカレートしていく。
監督:マーク・ロマネク 出演:ロビン・ウィリアムズ(サイ・パリッシュ)、コニー・ニールセン(ニーナ・ヨーキン)、ミシェル・ヴァルタン(ウィル・ヨーキン)、ディラン・スミス(ジェイク・ヨーキン)、ほか
映画「ストーカー (2002年)」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ストーカー (2002年)」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ストーカー (2002年)」解説
この解説記事には映画「ストーカー (2002年)」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ストーカーのネタバレあらすじ:サイ
サイはスーパーの一角にある写真現像屋で20年働く真面目な男だった。そこへ親子連れの客が現像をしにやってくる。その親子は現像屋の常連客であるニーナ・ヨーキンとその息子ジェイクだった。孤独なサイは、このヨーキン家に強い理想を抱いていた。サイはニーナから預かったフィルムでこっそり自分の分の写真も現像し自宅に飾っていたのだ。
ストーカーのネタバレあらすじ:クビ
そんなある日、店内での同僚との喧嘩や現像した枚数と売上があわないことを店長に指摘される。言い訳をするサイだったが、日頃の勤務態度に不満を抱いていた店長はサイにクビを宣告する。失望するサイは自宅に帰り壁にびっしりと飾られているヨーキン家の写真に目をやる。そしてあることに気づき閉店したスーパーへと足を運ぶ。現像室に入ったサイは現像した写真の中からマヤ・バーソンの写真を取り出す。小さな明かりに照らされたマヤの写真は、誰かに取られているマヤの写真だった。写真を一枚ずつめくっていくとある男が写っていた。それは、サイがよく知っているニーナの夫であるウィル・ヨーキンだった。写真をめくるごとに、二人の関係がただの「友達」ではないことがわかった。サイは写真を見終わると深い失望感に襲われる。同時にこみ上げてくる憤りを感じていた。業務最後の日、同僚に別れを告げるサイは店の鍵を使って、大きなサバイバルナイフをガラスケースから持ち出す。
ストーカーのネタバレあらすじ:写真
現像スタッフが店長の元を訪ね写真を渡す。写真を取った客の名前はサイだった。店長が中身を見ると、そこには店長の愛娘が写っていた。取り乱した店長は警察へ通報。サイの自宅へ向かった警察は壁にびっしり飾られたヨーキン家の写真を見つける。その写真に写っているはずのウィルの顔は全て消されていた。その頃サイは、ウィルの浮気現場に押し入りナイフを片手に二人のポルノ写真を取っていた。警察の気配を感じ、逃げるも捕まってしまう。
ストーカーの結末
警察の事情聴取で明かされたのはサイが幼い頃に味わった親からの性的虐待だった。サイは幸せだった家庭を自ら壊したウィルが許せず犯行に及んだのである。一人ぼっちになったサイはニーナやウィルやジェイクたちと肩を並べて写真に写る自分の姿を想像するのだった。
以上 「ストーカー」あらすじ・結末でした。
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