オンリー・ユーの紹介:1994年アメリカ映画。1992年の映画「いとこのビニー」でアカデミー助演女優賞を獲得した、マリサ・トメイ主演のラブ・コメディ。子供の頃の占いを信じて、運命の人を待ちわびるフェイス。そんな彼女の前に、謎の男性が現れる。彼こそ運命の相手だと信じたフェイスは…。共演は、「アイアンマン」や「アベンジャーズ」で知られるロバート・ダウニー・Jr。
監督:ノーマン・ジュイソン 出演者:マリサ・トメイ(フェイス)、ロバート・ダウニー・Jr(ピーター)、ボニー・ハント(ケイト)、ジョアキム・デ・アルメイダ(ジョヴァンニ)、ビリー・ゼイン(ハリー)、フィッシャー・スティーヴンス(ラリー)ほか
映画「オンリー・ユー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「オンリー・ユー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「オンリー・ユー」解説
この解説記事には映画「オンリー・ユー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
オンリー・ユーのネタバレあらすじ:起
教師のフェイスは、ピッツバーグに住むロマンチックな女性。恋人の医者ドウェインとの結婚を控えて幸せ一杯…のはずでしたが、たった1つ気になることが。子供の頃、占い盤と占い師に、運命の男の名前が「デイモン・ブラッドリー」だと告げられたのです。それから14年。デイモン・ブラッドリーは現れませんでした。結婚式の準備に追われるある日のこと、フェイスはドウェインの高校時代の友人から電話を受けます。彼はデイモン・ブラッドリーと名乗り、今から出張でベニスに行くので結婚式に行けないと言うのです。いきなり現れた“運命の人”にパニックを起こすフェイス。試着中のウェディングドレス姿のまま、デイモンに会いに空港へとタクシーを走らせます。
オンリー・ユーのネタバレあらすじ:承
フェイスは、彼女を心配した兄嫁のケイトと共にベニスへ到着します。ホテルへ行くと、デイモンはすでにチェックアウト。ホテルの従業員の協力を得て、フェイスとケイトはデイモンがいるという店で待ち伏せします。しかし、店の外でデイモンを見失ったフェイス。泣いていると1人の男性が声をかけてきて、デイモン・ブラッドリーと名乗りました。運命の相手に出会えたとフェイスは夢心地です。しかしその後、彼はデイモンではなく、ピーター・ライトという靴のセールスマンだと告白します。フェイスに一目ぼれしたピーターが嘘を言ったのでした。怒り狂ったフェイスはホテルへ帰ります。一方、ケイトは夫ラリーの浮気を疑っていて、偶然知り合った高級ブランド店のジョヴァンニとデートします。再び現れたピーターは、フェイスのために情報を集め、ついにデイモンの居場所を見つけたと言います。
オンリー・ユーのネタバレあらすじ:転
ピーターが見つけた“デイモン”は美青年で、フェイスはひと目で夢中になります。2人はディナーを共にしますが、実は彼も、デイモンではありませんでした。ピーターがフェイスの気を引くため、友人ハリーに芝居を頼んだのです。ピーターはフェイスに、自分こそが「運命の相手」だと言います。全てに失望したフェイスは、結婚式をとりやめることに決めました。翌日、ラリーがアメリカからケイトを迎えにやってきます。ラリーの浮気は誤解でした。ケイトからデイモン・ブラッドリーの話を聞かされたラリーは驚きます。デイモン・ブラッドリーはラリーの友人で、ラリーがフェイスをからかうために占い師に言わせた名前だったからです。全てラリーのいたずらだったとは知らないフェイス。空港ロビーにいると、デイモン・ブラッドリーの名前を呼ぶアナウンスが耳に入ります。
オンリー・ユーの結末
ピーターもアナウンスを聞きつけ、ついに2人は本物のデイモン・ブラッドリーの姿を見ます。ラリーはデイモンに「彼女は、君が運命の人だと言っている」と伝えて去って行きます。今度こそ運命の人に会えたのに、ときめかないフェイス。本当に愛しているのはピーターだと気がつきます。そんなフェイスを見たデイモンは、ピーターを追いかけるよう背中を押します。フェイスは急いで、ピーターのいるボストン行きの飛行機に乗り込みました。抱き合いキスをする2人に、乗客たちは拍手を送るのでした。
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