パラノーマル・アクティビティの紹介:2007年アメリカ映画。総制作費1万5千ドル、総撮影日数7日間、編集はすべて監督自身のパソコンで作り上げたホラー映画で、サンダンス映画祭で上映後、瞬く間に全米で大ヒットを記録した作品です。
監督:オーレン・ペリ 出演:ケイティ・フェザーストン、ミカ・スロート、マーク・フレドリックス、アンバー・アームストロングほか
映画「パラノーマル・アクティビティ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「パラノーマル・アクティビティ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
パラノーマル・アクティビティの予告編 動画
映画「パラノーマル・アクティビティ」解説
この解説記事には映画「パラノーマル・アクティビティ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
パラノーマル・アクティビティのネタバレあらすじ:あるカップルの家で起こる怪現象
アメリカのサンディエゴのある家では、カップルのミカとケイティが同棲していました。ケイティは8歳から不思議な現象に悩まされており、13歳になるころには実家の家が炎上してしまうという悲劇に見舞われており、この事実を知ったミカはそのような現象がこの家でも起こるのではないかと思い、家の中で定点カメラをセットしました。カメラを設置することに嫌がるケイティの制止を聞かず、カメラを設置すると、彼らの写真が割れてしまったりと次々とよくないことが起きてしまいます。
パラノーマル・アクティビティのネタバレあらすじ:博士の助言
そこでミカとケイティはネットで情報を調べ、学者のフレドリクス博士に家へ来てもらうことにしました。博士は家の中に入ったとたん、とても怖がったようすで家の中が負のエネルギーに充満されており、ケイティは呪われていると語ります。そして自分の力では撃退することができないので、悪霊研究家であるエイブラムス博士を彼らに紹介すると、一目散に退散していきました。
パラノーマル・アクティビティのネタバレあらすじ:次々と起こる現象
しかしミカはこの案に賛成する気はなく、自分で撃退するという無謀とも言える計画を立てます。そこでミカは自分たちの寝る寝室にも定点カメラを置き、毎晩何が起きているのかを録画します。録画された内容には、夜一人でに閉まるドアや電気がついてしまったり、さらには足音のような音までもがあったのです。さらにケイティが夜中に起き上がり、ミカのそばで立ち続け、その足で外のベンチに座るという現象まで起きてしまいます。その行動を当の本人であるケイティは記憶していませんでした。ミカはヴィジャボードを取り出し、机の上に置くと、外出をします。その間机の上のヴィジャボードは動き出し、さらには発火してしまいます。
パラノーマル・アクティビティのネタバレあらすじ:ケイティの焼けた写真
その夜、ミカが白い粉を撒いた床には足跡があり、その足跡を追っていくと、ケイティの過去の写真が焼けた状態ででてきました。また前にきた博士が家を訪問しますが、彼は邪悪な何かが家にあるといい、すぐさま退散してしまいます。その夜、ケイティは寝ている間にベッドからひきづられていき、その足には噛み跡がついていました。ミカはケイティにすぐさまホテルに行こうと提案しますが、なぜかケイティは家にいたいと言い出します。
パラノーマル・アクティビティの結末:ケイティの変化
その夜、ケイティはまたミカの隣に立ち続け、その後下の階へ降りたのちに叫び声をあげます。その声を聞いたミカが下へ降りると、静寂が家を包み、階段を上がる音がして、ミカの遺体が寝室へ放り込まれます。それをみたケイティは笑顔を浮かべ、定点カメラにぶつかるのです。
恐い映画は見たいけれど、本気で恐い映画は無理という自分にはちょうどよい恐さ加減の映画でした。不穏な気配やポルターガイストのような現象はおこるものの、普通のホラー映画につきものの血生臭い場面はほとんどありません。定点カメラ視点の映画ということで最初はつまらなさそうと思ったのですが、見てみると「こういうのが見たかったんだ!」と新発見でした。