夢と希望のベルリン生活の紹介:2015年スペイン映画。高学歴でありながら、就職がうまく決まらない二人の青年が職探しにベルリンに行くのだがそこでひと騒動巻き起こす物語。スペインのコメディ映画です。
監督:ナチョ・G・ベリーリャ 出演:ブランカ・スアレス(カーラ)、ヨン・ゴンザレス(ウーゴ)、ジュリアン・ロペス(ブラウリオ)、ウースラ・コルベロ(ナディア)、カルメン・マチ(ベニグナ)、ハビエル・カマラ(プロスペロ)、ミキ・エスパルべ(ラファ)、ホセ・サクリスタン(アンドレス)、マレナ・アルテリオ(マリソル)、ほか
映画「夢と希望のベルリン生活」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「夢と希望のベルリン生活」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「夢と希望のベルリン生活」解説
この解説記事には映画「夢と希望のベルリン生活」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
夢と希望のベルリン生活のネタバレあらすじ:起
27歳の経営学修士をもったウーゴと細胞生物学と分子生物学の修士であるブラウリオという青年がいました。二人とも輝かしい学歴がありながらベルリンのトルコ料理屋で一日十時間働くような生活を送っていました。ウーゴは就職したことがありましたが会社が脱税しており初出勤でクビになりました。ブラウリオはノーベル賞が受賞できる程の研究が成功しましたが研究の中止を余儀なくされてしまいました。二人はスペインなら月給がベルリンでは週休だという話を聞いてベルリンに来たのでした。しかし言葉もろくに話せないということもあり結局今のトルコ料理やでこき使われることになってしまったのでした。
夢と希望のベルリン生活のネタバレあらすじ:承
二人が住んでいるアパートにはアンドレスという老人が住んでおり彼は移民としてベルリンに来て苦労しながらも生きてきました。とりあえず高学歴だということを鼻にかける二人を見てすぐ帰るだろうと思っていました。アンドレスは娘がいて祖国のスペインにいましたが、一緒に暮らしたら老人ホームに入れられるのでベルリンで一人暮らしをしていたのでした。しかし病院で認知症だと診断され薬を飲むことになりました。その薬をウーゴは見て認知症の薬だと分かりました。
夢と希望のベルリン生活のネタバレあらすじ:転
はじめは高学歴を前面に出していましたがウーゴはやがてうぬぼれることはなくなり、そんなウーゴにカーラは気になり始めます。カーラは恋人がいましたが浮気されて別れていました。しかしヨリを戻しパーティをしようとしましたが彼は結局来ずその場を飛び出しウーゴは追いかけ彼女にキスをしました。ブラウリオは金欠になってしまい困り果てました。精子を提供するアルバイトをしましたが気持ちは複雑でした。
夢と希望のベルリン生活の結末
しかしその精子を提供した相手の相手であるハカンは無精子症で提供してもらったことを奥さんが知らせていなかったらしくブラウリオは危うく殴られるところでした。そして奥さんからは会わない方がいいと言われましたが、もう産まれそうだと聞きブラウリオは病院へ向かいました。ハカンの腹立ちは収まっていませんでしたが、それどころではなく無事産まれた時全員で盛大に喜んだのでした。ウーゴもウーゴで元々結婚相手がおりカーラも怒り別れました。しかし二人ともお互いのことを忘れられずにいました。そして結婚式、ウーゴの父はウーゴに良い仕事に立派な家を望んでいたけどそれはあくまで自分の望みであり、自分の本当に望むものはなんだ?それを手にいれるべきだとウーゴに告げました。それを聞いたウーゴは結婚式場を飛び出してカーラの元へ、ベルリンへ行きました。カーラははじめはウーゴを受け止めませんでしたが、結婚式から飛び出してきたのだと知ると納得して熱いキスをしたのでした。
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