レジェンダリーの紹介:2017年アイルランド,ベルギー映画。「聖遺物」とされる一つの石ををローマに運ぶ巡礼に出た修道士たちの旅の物語。宗教色が強く、ソードアクションの割合も多いため全体を通して重厚感のある作品となっている。
監督:ブレンダン・マルドウニー 出演者:トム・ホランド(ダーマッド)、リチャード・アーミティッジ(レイモンド卿)、ジョン・バーンサル(平修士)、スタンレー・ヴェベール(ジェラルドゥス)、ジョン・リンチ(キアラン)、ほか
映画「レジェンダリー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「レジェンダリー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
レジェンダリーの予告編 動画
映画「レジェンダリー」解説
この解説記事には映画「レジェンダリー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
レジェンダリーのネタバレあらすじ:起
西暦55年カッパドキア。男が大きな石で殴られ殺される。西暦1209年、僻地の修道院には聖遺物が眠っていた。ジェラルドゥスというローマ教皇の使者が勅令を持ってくる。キアラン、カハル、ルア、ダーマッドの4人と口がきけない男が聖遺物をローマへ運ぶことになる。邪悪な者が聖遺物に触れれば必ず死ぬという。前方から兵士レイモンドが現れる。レイモンドとジェラルドゥスは知り合いだった。レイモンドの陣地に着くと、父バロンが現れる。聖遺物を見たいと頼み、箱の鍵を開けると一つの石が。ユダがイエスを裏切った後、使徒のくじ引きの結果、後任となったマティア。マティアが異教徒たちに石で殴り殺されると、石が発火しマティアは召されたという。その石が聖遺物だったのだ。
レジェンダリーのネタバレあらすじ:承
レイモンドの兵と共にローマを目指すこととなる一行。橋が破壊されていたため、林を通ると兵士が次々に矢にやられる。聖遺物の箱を開けてしまう敵だが、触ろうとする寸前で口のきけない男が敵をやっつけていく。その間に聖遺物が持ち運ばれてしまう。追いかけるダーマッド。馬車は見つかったが聖遺物がない。敵の陣地を見つける。人質キアランを助けようとすると、レイモンドがやってくる。レイモンドは裏切り者だった。国王と教皇は対立しており、聖遺物を交渉材料にしようとしていた。
レジェンダリーのネタバレあらすじ:転
拷問されるも、石のありかは吐かず殺されるキアラン。ダーマッドたちは石を見つける。ダーマッドは自分の鞄に石を入れる。バロンが追いかけてくる。霧に隠れる一行。バロンの口車に乗せられ声を発してしまい、矢が飛んでくる。石を出して祈り出す一行。石を持って音の鳴る方へ川を渡ると、無事渡り切ることができる。
レジェンダリーの結末
船渡し場で船に乗せてもらう。追いかけてくるバロン一行を、背中には十字架の入れ墨の入った口のきけない男が応戦する。「お前はどこから来た?」と問われ「地獄」と答えてバロンをかみ殺す。船の上では、ジェラルドゥスが石を奪おうとしダーマッドともみあいに。石と一緒に船から海へ落ちてしまうジェラルドゥス。石を失い、途方に暮れるダーマッド。船頭に「どうする?」と問われると空から光が射してきて、エンディングを迎える。
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