ピクセルの紹介:2015年アメリカ映画。懐かしのレトロゲーム「パックマン」のキャラクターたちが、人々を襲ってきた!それに立ち向かえるのは冴えない、昔からのゲーマーオタクたちだけだ!
監督:クリス・コロンバス 出演:アダム・サンドラー(サム・ブレナー)、ケヴィン・ジェームズ(ウィル・クーパー)、ミシェル・モナハン(ヴァイオレット・ヴァン・パッテン中佐)、ピーター・ディンクレイジ(エディ・プラント)、ジョシュ・ギャッド(ラドロー・レイモンソフ)ほか
映画「ピクセル」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ピクセル」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ピクセルの予告編 動画
映画「ピクセル」解説
この解説記事には映画「ピクセル」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ピクセルのネタバレあらすじ:1.ゲームキャラからの挑戦状。
1982年、地球外生命体に向け、NASAは当時流行していたゲームを収録した映像などを、友好の印にと発信した。しかし、それを受け取った異星人が「果たし状」だ!と誤解してしまう所から、物語は始まる。2015年、異星人は映像をもとに兵器を発明。グアムのアンダーセン空軍基地を攻撃し、あらゆる物質をブロック(立方体状・ピクセル)に変えてしまう能力で、基地を壊滅させた。この兵器がゲーム『ギャラガ』をモチーフにしていると気づいた、クレーンゲームが得意な大統領ウィルは、幼なじみのサムを呼び出した。しかし、オレンジのつなぎを着たサムをポーター大将ら軍幹部は話を聞き入れず追い返してしまう。帰り道で、陰謀説を唱えているラドローと出会ったサムは、今回の攻撃は「ヴォルーラ星人」を名乗る異星人たちからの挑戦状だと告げられる。「ヴォルーラ星人」からの「3番勝負」であることをウィルへ告げたが、支持率を下げたくないウィルは軍隊を派遣することをためらってしまう。
ピクセルのネタバレあらすじ:2.『アーケーダーズ』結成。
インド、タージ・マハル。『アルカノイド』の形をした兵器が、その世界遺産を崩壊させてしまう。あとが無いと悟ったウィルは、サムとラドローに命運を託すことにした。ヴォイオレット中佐ら開発チームが、対抗するための武器を作り、2人はポーター率いるアメリカ軍の精鋭部隊にゲームの技術を教えこむ。ロンドンで3回戦が始まったが、アメリカ兵たちの特訓も甲斐なく、苦戦を強いられ、結局はゲームに精通した2人の活躍によって勝利する。勝利を喜ぶサムたちにヴォルーラ星人からのメッセージが届く。次の決闘場が「ニューヨーク」だと申し出される。サムは今後のため、自身のライバルでアーケードゲーム世界大会のチャンピオン、エディに協力を依頼。彼は対ゲームキャラ形兵器チーム『アーケーダーズ』を結成する。サムたちはパックマンを倒し、Qバートを貰いますが、宇宙人は人類がズルをした。と言ってヴァイオレットの息子・マーティンを連れ去っていく。
ピクセルの結末:「エディは裏技を使って勝ったんだ!」
エディが裏技を使っていたのは事実。1982年のドンキーコング戦でも、エディは裏技を用いて勝った。首都ワシントンにゲームキャラが大量投入され街は混乱する。サムはウィル大統領、ヴァイオレットとQバートを連れて母船に入り、エディとラドローが地上で戦う。敵の母船でトラウマのドンキーコングを挑まれたサムはひるむ。しかし「エディは裏技を使って勝ったんだ!」と聞いて、自信を持って勝利した。地上のキャラは消え失せ、宇宙船は立ち去る。サムはヴァイオレットと、Qバートがレディ・リサに変身し、ラドローと抱き合った。1年後、ラドローはレディ・リサと結婚し、4匹のQバートの父となる。4匹のQバートがラストカットに映り、映画は終了します。
以上、映画ピクセルのネタバレあらすじと結末でした。
ピクセルのレビュー・考察
ピクセルはSF作品。1982年のゲーム世界退会の記録を宇宙に打ち上げた事がキッカケでエイリアンがそれらのゲームで地球侵略にくる。それらを当時のゲーム優勝者達がエイリアンとゲームで戦う話。ピクセルはレトロゲーム(ギャラガ、パックマン、ドンキーコング)を知っている人ならば十分楽しめる作品です。また音楽も80年代の音楽など使われていたりするので懐かしい人には懐かしいかも。勿論、ゲーマーさんが見ても面白いと思います。当時子供だった人がいい大人なっていて、それぞれ事情があったりする中、エイリアンの侵略。また当時の友達が集結してエイリアンと対決するのが面白い。その内の一人が大統領になっているけど、結構バカぽっい。けど最後は自らも戦闘する。ゲーマーの血が騒ぐ? そしてピクセルはエンドロールで今までのストーリーがレトロゲームで最後まで再現されているのには笑った。 エンドロールだけ見たらネタバレです。
ピクセルのレビュー・考察 2
日本の40代中盤から50代の男性に次ぐ!必ずピクセルを鑑賞せよ!面白いぞ!(いや、他の世代が見ても超面白いです!細かいところは放ったらかしで、とにかく面白さを求めて突っ走ったテンポが娯楽映画として大正解!)テーブルテニスからアルカノイド、パックマン、ドンキーコングなどなどの80年代のゲームが地球破壊を目論むのを、かつてのヲタクが立ち向かう!(テトリスだけが時代ずれてる感じですけど)ヲタクが正義の味方、というのは日本のドラマや映画でも何度か観た感じですが、この痛快っぷりは別格です。そもそも主人公とその仲間が「ムサい中年独身男」「鈍ちん無能のデブ大統領」「コミュ症の陰謀論マニア」「性格の悪い小人症」というセレクトの時点で、日本じゃ無理だろ。この映画ピクセルを見ると、やはりテレビゲーム黎明期の日本の影響の大きさがよくわかります。ピクセル次回作を期待したいところですが、そうなるとスーパーマリオあたりからかな…。今回のゲスト枠は「パックマン」を開発した岩谷さんでしたが、次回も偉大なゲーム開発者は日本人にこと欠かさないし、なんなら有野課長でもいいじゃん(笑)。
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