ブルゴーニュで会いましょうの紹介:2015年フランス映画。パリで成功したワイン評論家が、実家であるブルゴーニュのワイナリーが破産寸前であることを知り、父との確執を乗り越えて独自の方法でワイナリーの再建に乗り出し、家族の絆をも取り戻す。
監督:ジェローム・ル・メール 出演:ジェラール・ランヴァン(フランソワ・マレシャル)、ジャリル・レスペール(シャルリ・マレシャル)、アリス・タグリオーニ(ブランシュ)、ローラ・スメット(マリー・マレシャル)、ほか
映画「ブルゴーニュで会いましょう」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ブルゴーニュで会いましょう」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ブルゴーニュで会いましょうの予告編 動画
映画「ブルゴーニュで会いましょう」解説
この解説記事には映画「ブルゴーニュで会いましょう」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ブルゴーニュで会いましょうのネタバレあらすじ:ワイナリーの危機
ブルゴーニュで代々続くワイナリーを営むフランソワは今、破産寸前だった。妻とは離婚、息子シャルリは農家を嫌ってパリへ出てしまい、娘マリーはレストランでシェフをしており、ワイナリーの仕事はマリーの夫マルコと2人だけ。銀行からは7日以内に再建の目途がつかなければワイナリーは買収する、と言い渡される。
その頃、パリでワイン評論家として成功し、富を手にしていたシャルリは、妹から父がワイナリーを失う寸前であることを聞かされる。
ブルゴーニュで会いましょうのネタバレあらすじ:再建と確執
話を聞いた彼は疎遠だった父との再会を果たすが、2人の確執は拭えない。テイスティングは一流でもワイン造りは素人のシャルリは悩んだ末、ワイナリーの再建を決意する。しかしフランソワはワイン造りへの情熱を失っており、長年の趣味である船造りをしているだけで協力しようとしない。
マリーのもとを訪れたシャルリはそこで隣家のワイナリーの娘で幼なじみのブランシェと再会、彼女は米国人のクリストファーと結婚してワイナリーを継ぐことになっていた。
ブルゴーニュで会いましょうのネタバレあらすじ:新たな挑戦
シャルリは父の反対を押し切って昔ながらの方法でワインを造ることを決めてマルコと2人で畑仕事を始め、資金の調達のため手を尽くして3年分の在庫をなんとか売りさばく。
ある日、嵐が近づくことが予想され、シャルリは畑にシートを被せることを試みるが失敗。自信をなくした彼にブランシュは1年頑張るよう励ます。そしてシャルリはフランソワが最高のワインを作った年のロマネ・コンティを父と共に飲み、互いの胸のうちを語り合って和解する。
その頃、ワイナリーでの限界を感じ取っていたクリストファーは米国に帰り、ブランシュも収穫を終えたら渡米することを決意する。しかしその間をシャルリと共に過ごしたブランシュの心は揺れる。
ブルゴーニュで会いましょうのネタバレあらすじ:それぞれの旅立ち
ブドウの収穫の時期が近づき、タイミングを計りかねていたシャルリはブランシュのアドバイスで最適な時期に収穫することができ、壷での熟成までこぎつける。一連の作業を終えたシャルリのもとに、渡米を翌日に控えたブランシュが訪れ2人は愛し合うが、翌日ブランシュはブルコーニュを去っていく。そしてフランソワもやり遂げたシャルリに全てをまかせ、家を出て完成した船とともに海辺へと去って行った。
ブルゴーニュで会いましょうの結末:新たな家族の絆
シャルリが初めて作ったワインを試飲する時がきた。エディットも認める最高の出来となり、シャルリは父のもとを訪れ、家族でワイン造りをしたいから戻ってほしい、と話す。
そしてまた収穫の時がきた。家族とともに収穫にいそしむ中、ブランシュから電話がある。ブドウ畑を見渡したシャルリは、すぐそこに彼女の姿を見ると抱擁し唇を重ねるのだった。
以上、映画「ブルゴーニュで会いましょう」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する