パラダイムの紹介:1987年アメリカ映画。古い教会にある緑色の液体を発見した司祭は悪魔の仕業だと感じ、教授に調査を依頼しました。教授は研究員たちを集め、最新機器を導入し調査に乗り出しますが、この液体は人の体を乗っ取り、悪魔の父親を復活させるものでした・・・という内容のジョン・カーペンター監督のオカルトホラー映画です。
監督:ジョン・カーペンター 出演者:ドナルド・プレザンス(司祭)、 ジェームソン・パーカー(ブライアン・マーシュ)、 ヴィクター・ウォン(ハワード・バイラック教授)、リサ・ブロント(キャサリン・ダンフォース)、デニス・ダン(ウォルター)、スーザン・ブランチャード(ケリー)、アン・ハワード(スーザン・キャボット)、
アン・イェン(リサ)ほか
映画「パラダイム」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「パラダイム」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
パラダイムの予告編 動画
映画「パラダイム」解説
この解説記事には映画「パラダイム」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
パラダイムのネタバレあらすじ:起
古い教会で司祭がハワード・バイラック教授に相談があると言って、透明の容器に入った緑色の液体を見せました。そして教授はブライアンとキャサリンに事情を話さず、調査研究の手伝いを頼みました。そして調査研究チームが教会に集合しました。ブライアン、キャサリン、ケリー、ウオルター、スーザンらを含めた7人でした。その時教会の7人を見つめる浮浪者たちがいました。浮浪者たちはみんな顔色が悪く不気味でした。機材を搬入し設置していると遅れてレーイ博士がやってきました。博士も内容は聞かされていませんでした。
パラダイムのネタバレあらすじ:承
昼間、司祭が車で戻ると、浮浪者の数が増えていました。そして一人の女性が教会を再開してくれたことに感謝していると言いました。チームはパソコンや最新機器を使って調査研究を始めました。一人の調査員が夜、外に出ると、浮浪者の一人に刺殺されました。研究チームが解読したものを説明している時、スーザンは緑の液体を見ていました。緑の液体は天井に向いて溜っていました。そして突然スーザン目掛け噴射され、スーザンの口に緑の液体が入りました。研究チームの解読は化学的でない呪いが封じ込められているというものでした。しかしブライアンは緑の液体からエネルギーが出されている証拠をつかんでいました。
パラダイムのネタバレあらすじ:転
研究員3人が夜、外で喋っていました。一人になった男が後ろを見ると多くの浮浪者が立っていました。教会からスーザンが出てきました。男の体に大量の昆虫が集まってきました。その時、浮浪者が駆け寄り男を刺殺しました。研究員たちが眠ると同じ夢を見るようになりました。そのころスーザンがベッドで寝るケリーに近づき、口から液体を出してケリーの口に入れました。そしてスーザンは研究員たちを順番に仲間に引き込んでいました。一方研究チームのパソコンが勝手に動きだし、何かに乗っ取られました。そしてスーザンに液体を入れられた男性が自分の首を刺しました。さらに教会が知らぬ間に封鎖され、外へ出られなくなりました。
パラダイムの結末
液体を入れられたケリーの腕には怪しいマークが浮かび上がっていました。やがて妊娠したようにお腹が大きくなり、皮膚が焼けただれたように赤くなりました。その後お腹はへこみ、立ち上がりました。傍らにはスーザンらがいました。ケリーを見張っていた男性研究員を壁を壊して助けました。ケリーが部屋の鏡に向かっていました。司祭が斧でケリーの腕を切り落としますが、ケリーは鏡の中に手を入れました。鏡の向こうから悪魔の父親の手が出てきてこちらの世界に入ろうとしていました。これを見たキャサリンはケリーを突き飛ばし自分も一緒に向こうの世界に飛び込みました。その後司祭が鏡を割りました。一人になったブライアンは向こうの世界にいるキャサリンの夢を見るのでした。
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