オオカミ狩りの紹介:2022年韓国映画。フィリピンから韓国へ凶悪な犯罪者たちを運ぶ船内で、解放された囚人たちと刑事たちの戦いが繰り広げられます。そこに不死身な謎の男が突如参入し、戦いの様相は一変します。この船には誰も知らない秘密が隠されていたのです…。
監督:キム・ホンソン 出演:ソ・イングク(パク・ジョンドゥ)、チャン・ドンユン(イ・ドイル)、ソン・ドンイル(オ・デウン)、パク・ホサン(イ・ソグ)、チョン・ソミン(イ・ダヨン)、コ・チャンソク(コ・ゴンベ)、チャン・ヨンナム(チェ・ミョンジュ)、チェ・グィファ、ほか
映画「オオカミ狩り」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「オオカミ狩り」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「オオカミ狩り」解説
この解説記事には映画「オオカミ狩り」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
オオカミ狩りのネタバレあらすじ:起
凶悪犯罪者47人がフィリピンから韓国へ船で輸送されます。その他、ベテラン刑事20人と医者や看護師、整備士らが配置されていました。
第一級殺人罪で国際手配されていたジョンドゥ、はじめは大人しくしていましたが、やがて船を乗っ取って逃亡する計画を実行に移します。
ジョンドゥは船員や警備員らを殺し、通信機器を壊して連絡手段をなくしました。囚人たちを開放し、ドイルという男がジョンドゥに反対し、このまま韓国に向かうべきだと主張しますが、歯止めが効かなくなった囚人たちが刑事たちとの戦いを始めます。
オオカミ狩りのネタバレあらすじ:承
医師たちがこっそり地下で投薬を続けていた謎の男が、争いで生まれた返り血を浴びたことが原因で目を覚まします。見た目はとても生きている者とは思えない男でしたが、目を覚ました後、刑事だろうが囚人だろうが関係なく殺し始めるのでした。しかも、銃で撃とうとしてもびくともせず、ジョンドゥも殺されてしまいました。
その後も謎の男は見境なく追跡を始め、生き残りはドイルや女刑事ら、わずかとなってしまいます。一度は謎の男から逃げ出すも、再び現れた謎の男に襲われてしまいます。多くの人が殺害されるもなぜかドイルだけには手を出さずに、謎の男は立ち去っていきます。
その場にあった調査表を見てみると、謎の男は韓国人で従軍中に日本軍を殺戮する兵器として人体実験され、アルファと呼ばれていたことが分かりました。
オオカミ狩りのネタバレあらすじ:転
止まらない殺戮を防ぐため眠らされていましたが、血や音に反応して目覚めました。さらに、狼の遺伝子が組み込まれていて、人の5倍の力を持ち、不老不死の体を手に入れていたのです。音と血のニオイを頼りに殺戮を続けるアルファ、製薬会社CEOの指示を受け、韓国の捜査本部長は現場へとアルファ確保に向かいます。
捜査本部長デウンら傭兵部隊は、どうやらアルファと同じ実験が施されていて、アルファと同じように目が青く光っています。
ヘリコプターが到着し、救助が来たと囚人たちが集まります。しかし、本部長たちは集まった女刑事や囚人たちを次々と殺していくのでした。
様子を見ていたドイルはデウンに立ち向かって行きます。ドイルの胸にはアルファと同じ数字の刻印がありました。狼の遺伝子を組み込む人体実験を繰り返していた企業は、失敗して死んでしまった実験体を廃棄する際に、一体が再び目を覚まします。
オオカミ狩りの結末
その目を覚まして逃げ出した実験体がドイルだったのです。ドイルは企業に妻と子供を殺されていて、企業への復讐のためこの船に乗り込んでいたのでした。
突如現れたアルファとドイルは傭兵部隊を一掃していきます。しかし、デウンの強さはアルファを越えていました。あの強かったアルファを殺し、デウンはドイルに襲いかかります。苦戦の末、デウンに致命傷を負わせたドイルは、デウンとともに海へ落ちていきます。
場所は変わり、製薬会社CEOはどこかの地下牢を歩いています。たどり着いた先に、死んだはずのドイルの息子がいました。彼はすでに狼の遺伝子に適合しているのか、目が青く光っています。
浜辺に流れ着いたドイル。起き上がったドイルはCEOを殺すため、収容所を目指して歩き出します。
以上、映画「オオカミ狩り」のあらすじと結末でした。
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