サイコの紹介:1998年アメリカ映画。アルフレドヒッチコックの「サイコ(1960年)のリメイク。この作品は実際に起きた「エドゲイン殺人事件」を基に原作が掛かれている。
監督:ガス・ヴァン・サント 出演:アン・ヘッシュ(マリオン・クレイン)、ヴィンツ・ヴォーン(ノーマンベイツ)、ジュリアン・ムーア(ライラ)、ヴィゴ・モーテンセン(サミュエル・ルーミス)、ウィリアム・H・メイシー(アーボガスト)、fぃリップ・ベイカー(アル・チェバース保安官)、ロバート・フォスター(フレッド・サイモン医師)
映画「サイコ (1998年)」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「サイコ (1998年)」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
サイコの予告編 動画
映画「サイコ (1998年)」解説
この解説記事には映画「サイコ (1998年)」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
サイコのネタバレあらすじ:起
マリオン・クレインは雑貨屋をしている彼氏のサム・ルーミスとホテルで情事にふけった後、勤務している不動産屋へ向かいました。そこで彼女はほんの出来心から客であるキャシディーが彼女に預けた40万ドルを奪って車で逃走してしまいました。
逃亡の途中で警察とすれ違ったマリオン。怪しまれないように中古車販売店へ行き、車を買い換えます。悪天候になったので泊まる場所を探していると、ベイツ・モーテルという宿泊所がありました。
サイコのネタバレあらすじ:承
ベイツ・モーテルに泊ることにしたマリオンは、ノーマン・ベイツというこの宿泊所を経営している青年に出逢います。彼は穏やかで紳士的な男性でした。彼は母親と2人暮らしで、その母親は病気で静養しているようです。マリオンは明日の朝にはアリゾナ州フェニックスへ戻ろうと思っていました。
シャワーを浴びている最中に、マリオンは刃物を持った女性の人影に気付き、抵抗の末、殺害されてしまいました。駆け付けたノーマンが浴室に入ってマリオンの遺体に気付き、母の仕業だと感じて証拠隠滅を図ります。
サイコのネタバレあらすじ:転
実はノーマンの母は、彼が子どもの頃から異常なほど過保護で嫉妬深い女性だったのです。とことん息子に執着し、彼のやる事には何でも口を出すようなところがありました。ノーマンはそんな母を受け入れて成人しても尚、親子だけで暮らしてきたのでした。
遺体をノーマンが抱きかかえて車に乗せて、自宅から数メートル離れた川の中へ車ごと沈めて処分します。マリオンの行方を追う彼女の恋人サムと私立探偵のアーボガスト、マリオンの妹ライラは「ベイツモーテル」に何かがあるのではないかと調査します。
サイコの結末
そしてついにベイツモールを突き止めた一行は、真実に辿り着いてノーマンを逮捕します。妹のライラがノーマンを先に訪問しますが、その際にライラは、ノーマンの母親の遺体がミイラ化して生きているかのように扱われている事に気付き、悲鳴を上げます。そして、金髪のかつらをつけて女装したノーマンに襲われて殺されかけますが、危機一髪でサムやアーボガストに助けられました。
ノーマンの身柄を拘束した後、心理カウンセラーや警察が尋問に応じました。そしてサムやライラに、ノーマンが母親と自分の世界しか知らずに世間から遠ざかって暮らしてきた為、精神的におかしくなってしまった事、また、彼が解離性同一性障害で二重人格を作って犯行に及んでいた事が伝えられました。ノーマンが言うには、自分の中に「母」がいて彼女にコントロールされていたと言います。
以上、映画「サイコ(1998年リメイク作品)」のあらすじと結末でした。
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