パニッシャー:ウォー・ゾーンの紹介:2008年アメリカ映画。「パニッシャー:ウォーゾーン」の紹介:この作品はアメリカのアメコミ映画で主演はレイ・スティーヴンソン。人気アメコミ作品の「パニッシャー」の3回目のオリジナル映画化作品ではありますが、今作合わせて3作品とも関連性はありません。3度目となる映画化になってパニッシャーのシンボルマークのドクロマークもアレンジが加えられています。今作の原作はアメコミの「パニッシャー:MAX」というアメコミ連載雑誌です。本作では原作のパニッシャーのヴィラン(敵役)であるキャラクターである「ジグソウ」やソープ刑事やマイクロが登場します。
監督:レクシー・アレクサンダー 出演:レイ・スティーヴンソン(パニッシャー:フランクキャッスル)、ドミニク・ウェスト(ビリー・ルソッティ:ジグソウ)、ジュリー・ベンツ(アンジェラ・ドナテッリ)、コリン・サーモン(ポール・ブディアンスキー)、ダッシュ・ミホク(マーティン・ソープ)、ウェイン・ナイト(マイクロチップ)、ほか
映画「パニッシャー:ウォー・ゾーン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「パニッシャー:ウォー・ゾーン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
パニッシャー:ウォー・ゾーンの予告編 動画
映画「パニッシャー:ウォー・ゾーン」解説
この解説記事には映画「パニッシャー:ウォー・ゾーン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
パニッシャー:ウォー・ゾーンのネタバレあらすじ:起
元アメリカ海兵のフランクがマフィアに家族を殺され、その復讐のためにパニッシャーとして活躍するようになってから6年後。パニッシャーは今でも法律で裁けない悪人を処刑していました。そんなある日、パニッシャーは巨大マフィア組織のパーティ会場を襲撃し、次々とマフィアの幹部たちを殺害していくパニッシャーですが、幹部のビリーが逃走します。
パニッシャーが追走すると、ビリーの本拠地に辿り着きます。そしてパニッシャーは隙を突いて襲撃すると、ビリーの腹心のドナテッリを射殺し、手下もほとんど銃殺します。そしてパニッシャーはビリーをガラス粉砕機に突き落として処刑します。しかしパニッシャーは、その後マフィアだと思って射殺したドナテッリがFBI潜入捜査官だと知り、初めて無実の人間を殺害したとショックを受けます。
パニッシャー:ウォー・ゾーンのネタバレあらすじ:承
:
パニッシャーは無実の人間を殺したショックでドナテッリの妻であるアンジェラに隠れて会いに行きますが、彼女の苦悩する姿を見て、フランクはパニッシャーを引退する決意をします。
一方、ビリーは奇跡的に生存しており、闇医者に手術してもらいましたがビリーのかつての顔面は無くなり、その顔は恐ろしく醜い顔面になっていました。ビリーは自分の顔を見て精神崩壊し、担当医を殺害して自身を「ジグソウ」と名乗ってパニッシャーへの復讐を誓いました。
ジグソウはまず精神病院で強制監禁されている凶暴な弟のジミーを開放し、自身の勢力を拡大しようとしますが、自分の予算が無くなっている事に気づきます。その理由は、ビリーの組織の資金洗浄の担当がドナテッリだった事から、ジグソウは彼が自分の資金をかすめ取っていると思い込み、ドナテッリの家に襲撃します。
一方、フランクはパニッシャーの情報屋であるマイクロの所に向かい、自身の活動引退を伝えますが、マイクロからドナテッリの妻と娘がジグソウの急襲で陥いってるという情報を告げられて、フランクはジグソウを完全処刑するまでパニッシャー活動を続ける事を決意します。
パニッシャー:ウォー・ゾーンのネタバレあらすじ:転
:
パニッシャーはマイクロから一式の武器を受け取り、ドナテッリ宅に行きジグソウたちと銃撃戦になりますが、パニッシャーがほぼ手下を処刑されたため分が悪いと思い、ジグソウとジミーは一旦引き上げます。そしてパニッシャーはアンジェラと娘をパニッシャーの隠れ家に匿います。
そんな時、ジグソウの怒りが頂点に達してニューヨーク中の様々な犯罪組織を一挙に集結させて、パニッシャーを迎え撃ち惨殺するという大胆不敵な計画に出ます。さらにパニッシャーを来させる餌として、パニッシャーがいない間にアジトを急襲して、アンジェラと娘とマイクロを誘拐し、パニッシャーをおびき寄せます。
ジグソウの卑劣な手段に激怒したパニッシャーは、アンジェラと娘を救助してマイクロを護り、ジグソウと決着をつけるために1000人ものマフィアが潜伏しているウォーゾーン(交戦地帯)に自ら飛び込もうとします。
パニッシャー:ウォー・ゾーンの結末
:
パニッシャーは隣のビルから飛び、アジトの中部に乗り込み、パニッシャーは次々と正確にマフィア達を射殺して進み、ジミーと対面します。ジミーの格闘能力が高く、パニッシャーは持っている銃を蹴飛ばして肉弾戦に持ち込み、トイレでお互い乱闘になりますが、パニッシャーがジミーを圧倒して、不利だと思ったジミーはジグソウと合流すべく撤退します。
それを追ったパニッシャーが見たものは、2つの柱に縄で拘束されて人質となっているアンジェラ親娘とマイクロでした。ジグソウは3人を殺されたくなければ銃をこっちに渡せとパニッシャーに言います。やむを得ずパニッシャーは自分の銃を渡します。そしてジグソウはパニッシャーをその銃で撃ち、最後の1発は残してパニッシャーに銃を返します。ジグソウはアンジェラ親娘かマイクロのどちらかを撃てと言います。パニッシャーはかなり苦悩し、ジグソウの数えるカウントダウンにより、最後の1発で、アンジェラを人質にしていたジミーを撃ちます。マイクロはジミーが撃たれた際にジグソウに頭部を撃たれて殺されます。
アンジェラ親娘の盾となりジグソウに撃たれるも、パニッシャーはジグソウに飛び掛かり、拳銃を放させてジグソウと殴り合いになり、本拠地にあった大きな十字架の槍でジグソウの脇腹を刺してとどめに焼殺しました。刑事らに保護されたアンジェラと娘に、感謝の言葉とパニッシャーの必要性を説きましたが、彼は疲れた身体をひきずりつつ去って行きました。
以上、映画「パニッシャー:ウォー・ゾーン」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する