リバース・オブ・ブリッツの紹介:2018年アメリカ映画。死体安置所で、死んだと思われていた赤ん坊が突然目を覚ます。そのまま安置所の職員ケンに育てられ、やがて16歳となった主人公のテス。電流を操ることができるという特殊能力を持つ彼女は、自らの出生の秘密や母親の居場所を知ろうと動き出す…。
監督:ジュリアン・リチャーズ 出演:バーバラ・クランプトン(レナ)、マイケル・パレ(刑事)、ケリー・ギルバート(テス)、レイ・ドーン・チョン(ドリー)、モンテ・マーカム(ヘック)、チャズ・ボノ(ケン)、ほか
映画「リバース・オブ・ブリッツ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「リバース・オブ・ブリッツ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
リバース・オブ・ブリッツの予告編 動画
映画「リバース・オブ・ブリッツ」解説
この解説記事には映画「リバース・オブ・ブリッツ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
リバースオブブリッツのネタバレあらすじ:起
出産時に死亡したとされて死体安置所に連れてこられた一人の赤ん坊。その赤ん坊が落雷の影響で息を吹き返します。職員として働いていたケン(チャズ・ボノ)は、その赤ん坊をテスと名づけ、引き取って監禁し育てることにしました。
そして16年の歳月が経ち、立派な女性に成長したテス(ケリー・ギルバート)でしたが、年頃になったテスにケンがいたずらをしようと迫ります。テスには息を吹き返した原因となった落雷の影響もあって、電撃を操る力が備わっていました。その力を使い、迫ってきたケンを殺害します。
その後ケンが残していた、テスの生まれた時に付いていたタグを頼りに、自分の生まれた病院を探し出して訪ねました。母の行方を知りたいテスは当時の担当医にその行方をたずね、母の名前を知ると、誤診をしたであろうその担当医を感電死させます。
リバースオブブリッツのネタバレあらすじ:承
一方、16年前に死産してしまった女優のレナ(バーバラ・クランプトン)は、未だその傷が癒えないままでスランプに陥っていました。赤ん坊をそのまま放置してしまったことを悔やみ、後にその居場所をたずねに病院に行くも、その遺体は消息不明になった後で、どうしようもありませんでした。
その後、テスは自分の母親が女優のレナだということを知り、自らは名乗ることなくレナに近づいていきます。レナは若手を交えてのレッスン中だったので、テスを新人女優だと勘違いして、台本読みをするため自宅に招き入れました。
10年来会っていない母娘の再会という台本もあってか、迫真の演技をしたテスにご満悦のレナは、また来なさいとテスに優しい言葉をかけます。真実を知るテスは、怒りと嬉しさの入り混じった不思議な気持ちになってしまいました。
リバースオブブリッツのネタバレあらすじ:転
その頃、ケン殺害事件の担当をしていた刑事(マイケル・パレ)が、病院で揉めていたレナの犯行を疑い訪ねてきます。そんなことも知らないテスは、事あるごとにレナとの間に入り込み、邪魔ばかりしてくるレナのマネージャーを怒りのままに殺害、その後もレナを馬鹿にした若手女優を次々に殺害していきます。
次々に人が殺害されていく状況に刑事は戸惑いを見せますが、やがて、テスがケンに監禁されていた事実を知り、今回の事件と何か関連性があるのではないかと考えだします。
リバースオブブリッツの結末
若手女優を襲ったときに怪我をしてレナの元にやってきたテスに、レナは優しい言葉をかけます。いつでも自分に優しいレナに感極まったテスは、真実をレナに告白します。驚きを見せたレナでしたが、ずっと死んだと思っていた娘との再会を喜び、互いに抱き合います。
その頃、若手女優殺害の現場に残った監視カメラの映像に、テスの姿が映っていたのを不審に思った刑事が、レナにテスの居場所を聞くために電話をかけます。この電話にテスは、レナが裏切ったと勘違いし怒りが爆発、母親であるレナにもその怒りの矛先が向かっていきます。
恐ろしいほどの強大な力に、レナは成す術もなく追い詰められていきます。そして絶体絶命のところで刑事が到着し、テスに向かって発砲。テスはレナに抱きかかえられながら息絶えていきました。
テスの墓にレナと刑事が花を供えにやってきます。花を墓に供えようとした時、地面からテスの手が飛び出てきてレナの手を掴みます。腕を掴まれたレナの悲鳴が響き渡ります・・・・「カット!」の声が上がりました。「どうだった?」と訊ねるレナに、監督らしき男が「完璧だ。最高だったよ」と答えます。
以上、映画「リバース・オブ・ブリッツ」のあらすじと結末でした。
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