サラマンダーの紹介:2002年アメリカ,イギリス映画。近未来の荒廃したイギリスを舞台に、人類を滅亡寸前に追いやった狂暴で巨大な竜「サラマンダー」の群れと生き残った人類たちとの戦いを描いたSFアクション作品です。
監督:ロブ・ボウマン 出演者:クリスチャン・ベイル(クイン)、マシュー・マコノヒー(ヴァンザン)、イザベラ・スコルプコ(アレックス・ジェンセン)、ジェラルド・バトラー(デイヴ・クリーディ)、スコット・ジェームズ・モウッター(ジャレッド・ウィルク)、ほか
映画「サラマンダー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「サラマンダー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「サラマンダー」解説
この解説記事には映画「サラマンダー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
サラマンダーのネタバレあらすじ:起
12歳の少年クイン(ベン・ソーントン)は、母カレン(アリス・クリーグ)が働くロンドンの地下鉄工事現場を訪れました。その時、工事現場で発見された謎の洞窟の中から、長きに渡って眠っていた巨大な竜「サラマンダー」が目覚め、口から炎を吐いて人々を襲い、クインは目の前で母を焼き殺されてしまいます。サラマンダーは爆発的に増殖して人々を襲い、核兵器すらも通用せず、地球の人類は約50億人がサラマンダーの犠牲となり、生き残った僅かな人類は地下のシェルターや地上の砦での生活を余儀なくされていました。
サラマンダーのネタバレあらすじ:承
約20年後、成人したクイン(クリスチャン・ベール)はノーザンバーランドの砦の指導者として、仲間たちとともに子供たちを守りながら暮らしていました。しかしある日、仲間のひとりのエディ(デヴィッド・ケネディ)がクインらの警告を無視して砦の外に出て野菜を収穫したところサラマンダーの襲撃を受け、多くの犠牲者を出してしまいます。そんな時、ヴァン・ザン(マシュー・マコノヒー)率いるアメリカからの義勇軍が戦車や戦闘ヘリなどを伴って現れ、砦で休ませてほしいと頼んできました。彼らを警戒するクインに、ヴァン・ザンは倒したサラマンダーの爪を見せ、共に立ち上がろうと呼び掛けました。
サラマンダーのネタバレあらすじ:転
ヴァン・ザンやヘリ操縦士アレックス(イザベラ・スコルプコ)ら義勇軍は犠牲を払いながらも次々とサラマンダーを仕留めていきますが、やがてある事実に気付きます。義勇軍らがこれまで倒してきたサラマンダーは全てメスであり、オスはこの世に一頭だけ生息していること、そしてクインの母を殺したロンドンのサラマンダーことが唯一のオスであることを突き止めた義勇軍はロンドンに向かいます。
サラマンダーの結末
ロンドンに向かう義勇軍は途中で現れたオスのサラマンダーに襲撃され、ヴァン・ザンとアレックスの二人を残して全滅してしまいます。やがてオスのサラマンダーはクインらの砦をも襲撃、クインは子供たちを地下シェルターに避難させますが次々と仲間たちが犠牲になっていきました。クインは残されたわずかな武器を持ってヴァン・ザンらと合流、オスのサラマンダーに戦いを挑みます。壮絶な死闘の末、危うく炎で焼き殺されそうになったクインは一瞬の隙を突いてオスのサラマンダーの口に爆弾を投げ込み、見事に爆死させることに成功します。生還したクインは、シェルターの生存者の安否を確認していました。
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