続・荒野の七人の紹介:1966年アメリカ映画。黒澤明監督の「七人の侍」(1954年)を西部劇としてリメイクした「荒野の七人」(1960年)の続編で、前作から10年後を舞台に7人のガンマンたちが仲間や村人を悪党から守るために立ち上がります。
監督:バート・ケネディ 出演者:ユル・ブリンナー(クリス・アダムス)、ロバート・フラー(ヴィン)、ジュリアン・マテオス(チコ)、ウォーレン・オーツ(コルビー)、クロード・エイキンス(フランク)、ヴィルジリオ・テクセイラ(ルイス)、ジョーダン・クリストファー(マニュエル)ほか
映画「続・荒野の七人」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「続・荒野の七人」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「続・荒野の七人」解説
この解説記事には映画「続・荒野の七人」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
続・荒野の七人のネタバレあらすじ:起
メキシコ・イズトラカン村。で、かつて7人のガンマンと悪党のカルベラ一味が抗争を繰り広げてから早10年。7人のガンマンのひとりだったチコ(ジュリアン・マテオス)は村の娘ペトラ(エリザ・モンテス)と結婚して銃を捨て、平和な農村暮らしを送っていました。しかしある時、村は突如として地域を仕切る大農場主ロルカ(エミリオ・フェルナンデス)の一味に襲われ、チコは二度と使わないと封印していた拳銃を手にして立ち向かいますが敗れ、村の男たちと一緒に連れ去られてしまいます。
続・荒野の七人のネタバレあらすじ:承
その頃、10年前に村を救った7人のガンマンのリーダー、クリス(ユル・ブリンナー)はサブリーダーだったヴィン(ロバート・フラー)と再会していました。そこにペトラが現れ、夫チコを含めた村人たちの救出を頼みます。クリスとヴィンはチコを奪還するため新たな仲間を集めることにします。二人は手始めに牢獄から旧友フランク(クロード・エイキンス)と無法者ルイス(ヴィルジリオ・テクセイラ)を仲間に加え、女好きで陽気な旧友コルビー(ウォーレン・オーツ)や身寄りのない若者マニュエル(ジョーダン・クリストファー)も加わった彼らは一路イズトラカン村に向かいます。
続・荒野の七人のネタバレあらすじ:転
一方、ロルカはチコを含むイズトラカン村や近隣の村人たちを強制的にかき集め、砂漠に造営中の村で教会建設のため強制労働を課していました。クリスたちはチコや村人たちを助け出し、ロルカ一味を撃退すると戦いに備えて村の教会を急造の砦に改造します。翌日、ロルカ一味は村人を取り戻しに幾度も村を襲撃しますが、その度にクリスたちは徹底抗戦を貫き追い払います。怒りを爆発させたロルカは、側近のロペス(ロドルフォ・アコスタ)の意見を無視して農場の働き手300~400人を全て援軍として差し向けようと画策しますが、単身偵察していたフランクはロルカの動きを察知していました。
続・荒野の七人の結末
フランクからロルカ一味の動きを知ったクリスは、一気に勝負をつけるためロルカ一味に奇襲を仕掛けます。しかしそこにロペス率いる援軍が到着、クリスたちは一旦村に退却します。遂に村人たちも村を守るため立ち上がり、ダイナマイトを手にクリスたちに加勢しました。激しい銃撃戦の末、フランクやルイスは命を落としますが、敵の背後に回ったマニュエルはダイナマイトで一味を大方壊滅させ、クリスは怒り狂ったロルカを仕留めます。ロルカの死を知ったロペスは攻撃を止めて退散していきました。村に平和が戻り、チコは村人たちと力を合わせて村を再建すると誓い、クリスとヴィンはあてのない荒野に旅立っていきました。
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