サンキュー、ボーイズの紹介:2001年アメリカ映画。小説家になりたい夢を持っていた15歳の少女が、望まぬ妊娠をしてしまい人生が一変。小説家になる夢を諦めずに、出産、子育て、だめ旦那と奮闘していく人生を描いたラブコメディ映画です。
監督:ペニー・マーシャル 出演:ドリュー・バリモア(ビバリー)、スティーヴ・ザーン(レイ)、アダム・ガルシア(ジェイソン)、ブリタニー・マーフィー(フェイ)、マギー・ギレンホール(アメリア)ほか
映画「サンキュー、ボーイズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「サンキュー、ボーイズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
サンキューボーイズの予告編 動画
映画「サンキュー、ボーイズ」解説
この解説記事には映画「サンキュー、ボーイズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
サンキューボーイズのネタバレあらすじ:起
文章を書くことが得意なビバリーは、パーティー会場へと向かいます。そこで、思いを寄せるスカイに詩を渡しますが、それ馬鹿にされて振られてしまいます。トイレで泣きじゃくるビバリーにレイという男が話しかけます。レイはビバリーの話を聞いて、スカイを殴りにいきます。こうして出会った二人は付き合うことになります。間もなくして15歳のビバリーに妊娠が発覚します。ビバリーのお父さんは真面目な警察官でした。ビバリーの両親は気持ちを切り替えて、子どもを育てるために前向きに捉えようとしましたが、ビバリーは小説家になりたい夢は捨てられないと言います。その発言に両親はあきれます。レイのことを結婚相手に考えていなかったビバリーは、レイと結婚したくありませんでしたが、両親の説得により結婚することにします。結婚式では、15歳の少女ができちゃった結婚をしてしまったと、周りの大人たちから腫れ物を触るように扱われます。それに頭にきたビバリーの親友フェイは、そんな扱いをする大人たちを自分なりの言葉で批難します。そして自分も妊娠したとそこで暴露します。親友のフェイと一緒に子育てができると思ったビバリーは大喜びでした。
サンキューボーイズのネタバレあらすじ:承
結婚してからビバリーとレイは一緒に暮らし始め、レイは仕事を始めました。息子のジェイソンが生まれ、幸せな日々を過ごすかと思っていましたが、レイは酒を飲みまくり、ドラッグにも手を出しており、だらしない生活を送っていました。一方フェイは、女の子を出産しましたが、旦那が浮気をし、早々にシングルマザーになりました。ビバリーは小説家になりたい夢を諦めず、子育てをしながら奨学金がもらえるよう勉強を頑張ります。しかし、レイのせいで奨学金試験に落ちてしまいました。挙句の果てにはレイはドラッグ中毒になり、ビバリーはその看病に追われていきました。やっと更正したと思ったら、またレイは薬に手を出してしまいます。ついにビバリーは離婚を決意します。まだ幼いジェイソンはお父さんが居なくなってしまったことを悲しみました。シングルマザーになったビバリーはお金に困って、フェイと共にドラッグの製造に手を出してしまいます。それをジェイソンはビバリーの父に報告します。これをきっかけにビバリーとフェイは引き離されてしまいます。ビバリーは、思うようにいかない人生が長く続きました。
サンキューボーイズのネタバレあらすじ:転
ジェイソンが大学生になった頃、ビバリーは本を出版する夢を叶えかけていました。その本の内容は今まで自分が生きてきたことが多く描かれ、レイのことについてもよく書かれていました。その為、出版するためにはレイの承諾書が必要です。久しぶりにビバリーとジェイソンとレイは再会します。相変わらずレイはドラッグ中毒でヒモになっていました。ジェイソンには父の記憶が無く、レイの姿を見たときはこんなにだらしない人間が自分の父親なのかと、ショックを隠しきれませんでした。レイのパートナーが承諾書にサインをするのを反対しましたが、レイはこっそりとサインした承諾書をジェイソンに渡します。
サンキューボーイズの結末
ジェイソンは幼なじみのアメリア(フェイの娘)と付き合っており、アメリアに一緒の大学に転入してほしいと言われました。それは母親と離れて暮らすことを意味します。シングルマザーで育ててくれた母親を守らなければならない責任が、ジェイソンにのしかかっていました。レイに会いに行った帰り道、「愛しているアメリアと一緒にいれなくて人生どん底の気分だ、ママが僕の人生をぶち壊したんだ。」とビバリーに伝えます。ジェイソンの本当の気持ちを知ってビバリーは傷付きました。一緒に車に乗っていましたが、ビバリーは突然降ります。そして、ジェイソンにアメリアの元へ今すぐ行くように命じます。「私は大丈夫。誰かに迎えにきてもらうから」とビバリーは笑顔で言います。そして、「お前を一度も面倒に思ったことはない。本当にありがとう。」と言って見送ります。その後、ビバリーは父に迎えに来てもらいます。帰りの道中の車内、父とビバリーは二人で寄り添って歌を口ずさみます。そして、この映画の幕は閉じます。
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