愛しのロクサーヌの紹介:1987年アメリカ映画。エドモン・ロスタンの『シラノ・ド・ベルジュラック』を原作としたロマンティック・コメディです。町の人気者ながらも異常に大きい鼻にコンプレックスを持つ男が美人天文学者に恋をします。主演のスティーヴ・マーティンは脚本と製作総指揮も兼任しています。
監督:フレッド・スケピシ 出演者:スティーヴ・マーティン(チャーリー・“C・D”・ベイルズ)、ダリル・ハンナ(ロクサーヌ・コワルスキー)、リック・ロソヴィッチ(クリス・マコーネル)、シェリー・デュヴァル(ディキシー)、ジョン・カペロス(チャック)ほか
映画「愛しのロクサーヌ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「愛しのロクサーヌ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「愛しのロクサーヌ」解説
この解説記事には映画「愛しのロクサーヌ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
愛しのロクサーヌのネタバレあらすじ:起
ワシントン州ネルソンの消防団長を務めるチャーリー・“C・D”・ベイルズ(スティーヴ・マーティン)は頭の切れる働き者で、町の人々から愛される人気者ですが、ベイルズにはひとつだけ大きなコンプレックスがありました。それは鼻が異常に大きく上を向いていることでした。そんなある日、このネルソンの町に、美人天文学者のロクサーヌ・コワルスキー(ダリル・ハンナ)オフシーズンを利用しての彗星研究にやってきました。借家を借りたロクサーヌでしたが、ある時に家の外に出た愛猫を捕まえようとして誤って家の鍵を閉めてしまい、消防団に助けを求めてきたので、早速家に駆け付けたベイルズは上手く屋根裏部屋から入り無事問題を解決してあげました。
愛しのロクサーヌのネタバレあらすじ:承
ロクサーヌから感謝されたベイルズはその日をきっかけにロクサーヌに恋心を抱くようになりますが、その大きな鼻を気にするあまり中々想いを打ち明けられずにいました。そんなある日、ベイルズの消防団に新人の消防士クリス・マコーネル(リック・ロソヴィッチ)が消防団員のチャック(ジョン・カペロス)の紹介で赴任してきました。ベイルズと旧知の仲であるディキシー(シェリー・デュヴァル)のダイナーにチャックと共に訪れたクリスは偶然にもロクサーヌと出くわし一目惚れしてしまい、激しく動揺しますが、ロクサーヌもまた若くイケメンなクリスに惹かれていきます。一方、ベイルズは思い切って鼻の整形手術に踏み切ろうとしますが麻酔薬アレルギーのため断念、ロクサーヌとクリスの恋の橋渡し役を買って出ることにします。
愛しのロクサーヌのネタバレあらすじ:転
ベイルズはまずクリスに手紙を書くことを勧めますが、書いてきてもらった手紙の内容に満足しなかったベイルズ自ら代筆を買って出ることにします。続いてベイルズはクリスとロクサーヌの初デートの段取りをしますが、クリスはひどく緊張してしまいます。デート当日、クリスはベイルズからイヤホンマイク付き無線機を借り、ベイルズから甘くささやくような言葉を発するよう指示を受けますが、誤って「良い身体をしている」などと口走ってしまい彼女を怒らせてしまいました。ベイルズはクリスを励まし、引き続き手紙の代筆を請け負うことにしました。
愛しのロクサーヌの結末
ベイルズは何とかクリスとロクサーヌの仲を取り持とうと努めていましたが、肝心のクリスは無口になるだけで交際は一向に進展せず、次第にベイルズは自分のやっていることに疑問を感じるようになっていきます。やがてクリスはサンディ(シャンドラ・ベリ)という別の女性と知り合い、サンディの方に恋をしてしまい彼女と共にラスベガスへと旅立っていきました。そしてベイルズがクリスの代筆をしていたことがロクサーヌにばれてしまいますが、ベイルズはようやく自分の想いをロクサーヌに伝え、晴れてベイルズとロクサーヌは結ばれました。
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