RRRの紹介:2022年インド映画。インド映画におけるアクション性を見出した「バーフバリ」を手掛けた監督S・S・ラージャマウリが、さらなるスケールのアクション作品を作り上げました。男と男の熱い友情がストーリーを盛り上げてくれます。
監督:S・S・ラージャマウリ 出演:N・T・ラーマ・ラオ・Jr(コムラム・ビーム)、ラーム・チャラン(ラーマ・ラージュ)、アジャイ・デーヴガン(ヴェンカタ)、アーリヤー・バット(シータ)、レイ・スティーヴンソン(スコット)、アリソン・ドゥーディ(キャサリン)、ほか
映画「RRR」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「RRR」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「RRR」解説
この解説記事には映画「RRR」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
RRRのネタバレあらすじ:起
1920年、英国統治時代の暴君スコット・バクストンと妻キャサリンは、ゴンド族の少女マリの歌の才能に惚れて、彼女を強引に誘拐してしまいます。この行為に激怒した住民たちは、暴動を起こします。大使館を守っていた警察官のラーマが暴徒たちを鎮圧しようと奮闘します。
村の守護者ビームは、巨大な虎をも倒す屈強な男でした。マリを助けるために乗り込んでいったビーム、そこで列車事故に遭遇し、偶然ラーマと合流します。そこで共に力を合わせ事故に巻き込まれた少女を助け出すことに成功しました。この事がきっかけでラーマとビームは仲良くなります。
二人が友情を育んでいる間にも、ビームはマリを誘拐したスコットの屋敷に侵入する方法を探していましたが、厳重な警備のためその方法を見つけることが出来ませんでした。
ある日、スコットの姪であるジェシーにビームが一目惚れしたことをきっかけに、ラーマがビームとジェシーを近づける作戦を決行、近づくことの機会を得たビームは、ジェシーからパーティに誘われることになります。
パーティではジェシーに好意を寄せる男が嫌がらせをしてきたことから、始まったダンスが一旦中止になります。しかし、ラーマの機転で再びダンスは始まることとなり、パーティ参加者全員の壮大なダンスが始まります。
RRRのネタバレあらすじ:承
ラーマとのダンス対決を制したビームは、改めてジェシーによりスコットの屋敷に招待されることとなり、お茶をすることになります。そこで監禁されているマリを発見したビームは、泣きながら助けを乞うマリを宥め、必ず彼女を助け出すことを誓います。
その頃、ラーマはビームの叔父を捕まえていました。拷問をしてビームの正体と目的を知ることとなります。戸惑いながらもラーマはビームを追います。
スコットの屋敷でパーティが行われていた時、一台のトラックが屋敷に突っ込んできました。虎を含めた猛獣たちが屋敷になだれ込み、大混乱になります。混乱に乗じてマリを助けようとしたビームの前に、軍服をまとったラーマが現れました。
うろたえるビームにラーマは容赦なく手錠をかけようとし、激しい肉弾戦となりました。ラーマも血の涙を流し、ビームに立ち向かいます。惜しくもビームはラーマに敗北してしまい、結局マリも助けられず警察に捕まってしまいます。
マーラはこの功績が評価され昇進しました。やがてラーマはビームを鞭打ちの刑に処するため、広場にやってきます。ラーマは自分の行動を撤回し、イギリスに誓うか鞭打ちかをビームに選択させますが、ビームは鞭打ちを選びます。
RRRのネタバレあらすじ:転
容赦なく振るわれる鞭、ビームは痛みに耐えながら、群衆を奮い立たせるために高らかに歌いだしました。やがて、ビームに奮い立たされた民衆が暴動を起こし、鞭打ちは中止になりました。
親友を裏切ってまで昇進したラーマ、ずっと葛藤していたラーマまでしたが、ビームの処刑は直ぐそこまで来ていました。故郷で待つ許嫁のシータや仲間のため、自分の両親を殺したイギリス人の侵略、数々の葛藤を乗り越え、ラーマはビームとマリを助ける決意をします。
処刑当日となり、処刑場に送られるビームにこっそりとナイフを渡すラーマ。その道中でラーマが予め仕掛けていた罠が作動し、混乱しているうちにマリを助け出す事に成功します。
しかしラーマはスコットに撃たれてしまい、重症を負いました。ビームはこのチャンスを逃さず、もらったナイフで縄を切り、逃げだします。ラーマはビームを撃とうとしていた敵兵からビームを守りますが、マリを殺しに来たと誤解したビームに打ちのめされてしまいました。ビームはマリを連れて逃げだします。
ラーマとビームがした行動は、結局イギリスを怒らせる結果となり、住民たちの締め付けをより酷くさせることになりました。その頃、ラーマは見せしめに生き延びることになり、独房に入れられています。ラーマはここでイギリスへの反骨心をさらに燃やすことになりました。
RRRの結末
イギリスの手がついにビームたちの元にやってきます。しかし、ラーマの婚約者であるシータの機転により助けられました。そしてビームはラーマが皆を守るためにイギリスに仕えていたことを知り、ラーマを助ける事を決意します。
ビームはラーマが捕らえられている兵舎に忍び込み、ラーマを救い出します。一度仲違いした二人ですが和解し、共に生きて戻ることを誓いました。二人の強さはやはり際立っていて、敵の兵士はあっという間に全滅します。
そして馬とバイクに乗った二人はそのままスコットのいる場所に突っ込み、そのまま戦いへとなだれ込みます。敵を倒し、ビームが弓でスコットの腕を射抜き、磔状態にするとラーマが銃でスコットにとどめを刺しました。
そして、そのままスコットの持っていた大量の武器を奪い、シータやマリのいる仲間の元へと戻っていきました。
以上、映画「RRR」のあらすじと結末でした。
「RRR」感想・レビュー
-
すごくいい。インド映画最高。熱い。高鳴る
おもしろくて一週間に3回見た。控えめに言って最高。ほんとに神。