サーホーの紹介:2019年インド映画。「バーフバリ」シリーズでプラバースを主演に迎えたアクション作品です。架空都市で活躍する捜査官が巨大な悪に立ち向かっていく話、インド映画ならではの歌と躍りはそのままに超ド派手なアクションを交えて魅せてくれます。
監督:スジート 出演:プラバース(アショーク)、シュラッダー・カプール(アムリタ・ナイル)、マンディラ・ベーディー(カルキ)、チャンキー・バーンデー(デーヴラージ)、ジャッキー・シュロフ(ロイ)、ほか
映画「サーホー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「サーホー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
サーホーの予告編 動画
映画「サーホー」解説
この解説記事には映画「サーホー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
サーホーのネタバレあらすじ:起
舞台は近未来のインドの大都市。ロイ(ジャッキー・シュロフ)が率いる犯罪組織が街を牛耳っていました。ある日、デーヴラージ(チャンキー・バーンデー)の召集でボンベイに行ったロイでしたが、何者かに殺されてしまいます。デーヴラージは元ボスの息子でしたが後継者になれず、ロイのことを面白く思っていなかった人物です。
そしてデーヴラージがロイの跡を継ぎました。しかしロイには息子ヴィシュワクがいることが分かり、彼もまた跡継ぎを狙っていました。
そんな中、大規模な窃盗事件が起こり、凄腕捜査官アショーク(プラバース)は相棒のアムリター(シュラッダー・カプール)とデヴィットと協力し、捜査を開始することになります。
サーホーのネタバレあらすじ:承
ロイの後継者を巡って抗争は激化していきます。そこでヴィシュワクは、ロイの多額の資産の在りかは自分だけが知っていて、その金庫の鍵となるブラックボックスがムンバイにあるというのです。
デーヴラージは秘書のカルキをムンバイへと向かわせ、自らが後継者になりたいがために手下を使い、ロイを殺害したことを告白します。
一方で、アショークは警察と共に捜査を続けていました。アショークはブラックボックスの存在を知る謎の男と接触することに成功し、犯罪組織を一掃すべくブラックボックスの行方を追うことになります。
サーホーのネタバレあらすじ:転
ブラックボックスを巡る攻防が激化していくなか、警察の動向がデーヴラージらに筒抜けになっていることが分かります。それが警察側の人間であるデヴィットの裏切りだった事が判明、さらに衝撃的な事に今までアショークを名乗っていた者がアショークではなく、本物のアショークはすでに犯罪組織に潜入捜査していたのです。
さらに、今までアショークと名乗っていた者はサーホーという犯罪者だと分かりました。今まで信頼しアショークに付いてきたアムリターもショックを隠せません。
誰が正義で誰が悪なのか分からない状況で、サーホーと本物のアショーク、デーヴラージやヴィシュワクを加えたブラックボックスを巡る四つ巴はさらに激しさを増していきます。
激しい攻防戦の末、デーヴラージはサーホーを追い詰めていきます。デーヴラージはサーホーにとどめを刺そうと試みますが、実はここまでもサーホーの計画通りで、サーホーはついに自らの正体を語り始めます。
サーホーの結末
実はロイの本当の息子がサーホーだったのです。巡りめぐったブラックボックスを手に入れたカルキが金庫を開けると、そこにはロイとサーホーの思い出の品が入れられていたのです。これがサーホーがロイの息子である何よりの証拠でした。
年月をかけてロイを殺害しようと企み実行したデーヴラージの計画を知ったサーホーは、デーヴラージが後継者になることを阻止すべく、逆にデーヴラージを陥れたのです。
サーホーの思惑通り計画が明るみになったデーヴラージは、殺されてしまいます。代わりにサーホーが後継者の立場に立ったのでした。
半年が過ぎて、サーホーはインドを豊かにする企業としてロイが作った組織を大きくし、活躍していました。サーホーに恋していたアムリターは彼が犯罪組織の人間だと思い、その恋を諦めかけていました。そんな彼女の前にサーホーが現れ、彼女にキスをし、二人結ばれるのでした。
以上、映画「サーホー」のあらすじと結末でした。
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