タイムトラベラーの系譜 サファイア・ブルーの紹介:2014年ドイツ映画。タイムトラベルの遺伝子を持つ女子高生が、組織の野望と自身に秘められた運命の謎に立ち向かうSFファンタジー。ドイツのベストセラー小説を映画化した3部作の第2作目。
監督:フェリックス・フックシュタイナー、カタリーナ・シェード 出演:マリア・エーリッヒ(グウェンドリン / グウェン)、ヤニス・ニーヴーナー(ギデオン・ド・ヴィリエ)、ペーター・ジモニシェック(サンジェルマン伯爵)、ヨゼフィーヌ・プロイス(ルーシー)、ローラ・ベルリン(シャーロット)、フロリアン・バートロメイ(ポール)、ロルフ・カニース(ウィリアム・ド・ヴィリエ)、ほか
映画「タイムトラベラーの系譜 サファイア・ブルー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「タイムトラベラーの系譜 サファイア・ブルー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
タイムトラベラーの系譜 サファイア・ブルーの予告編 動画
映画「タイムトラベラーの系譜 サファイア・ブルー」解説
この解説記事には映画「タイムトラベラーの系譜 サファイア・ブルー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
タイムトラベラーの系譜 サファイア・ブルーのネタバレあらすじ:起・仕掛けられた罠
イギリス、ロンドン。タイムトラベラーの遺伝子を持つグウェンドリン(ルビー)とギデオンは秘密結社「監視団」のもと、2台あるタイムマシン「クロノグラフ」の1台を盗んで過去へ行方をくらましたルーシー(サファイア)とポールを追ってタイムトラベルを続けていた。
今日もルーシーらに会った2人は盗んだ理由を尋ねるが、答えはグウェンを守るためで「緑の騎士」が導く、と言うだけ。
別の日、監視団の設立者サンジェルマン伯爵の元へ1人で飛んだギデオンは、計画が実現するかどうかはルビー次第のため、彼女を操れるよう恋を仕掛け、1783年の夜会に2人で来るよう伯爵から命じられる。
タイムトラベラーの系譜 サファイア・ブルーのネタバレあらすじ:承・もう1つのクロノグラフ
夜会への準備が進められる中、すでに惹かれあっていた2人は伯爵の思惑とは関係なく結ばれるが、単独で1912年のルーシーらの元へ飛んだギデオンは、そこでポールと親密そうにしているグウェンを見て誤解し、2人は口論になる。気まずい雰囲気のまま夜会に参加した2人は、その場でフィレンツェ団の急襲に遭うものの、グウェンの機転で難を逃れる。
現代に戻ったグウェンは、亡き祖父ルーカスの書斎から「緑の騎士」の本を見つけ、親友レスリーとともに中に書かれた暗号を解き、自宅の隠し部屋からルーシーらが盗んだクロノグラフを発見する。グウェンは単独で1912年へ飛び、再会したポールに温かい抱擁を受ける。それをギデオンが見て誤解したのだった。
タイムトラベラーの系譜 サファイア・ブルーのネタバレあらすじ:転・明かされた真実
グウェンに追求されたルーシーとポールは、グウェンが実は2人の娘であることを明かす。そして伯爵の計画とは、不死になり全世界の権力を手に入れることで、それを止めるために2人は「血の輪」が完結しないようクロノグラフを盗んだのだった。
その計画を食い止めることができるのはルビーなのだと聞かされ、次々に明かされる真実にグウェンはショックを受ける。
一方、監視団でもグウェンの本当の母親がルーシーであることを突き止め、そのことを知り心配になったギデオンは、ショックを受け傷ついた状態で戻ってきた彼女を助け、優しく慰める。
タイムトラベラーの系譜 サファイア・ブルーの結末:愛と裏切り
伯爵の要請により2人は夜会の前日に飛ぶ。そこで部屋に向かう途中、ギデオンはグウェンに愛の告白をするが、再会した伯爵は相変わらず従おうとしないグウェンに苛立ち、心を操るためグウェンに恋をしかけるよう自分がギデオンに命じたのだ言い放つ。再び裏切られた思いに打ちのめされ、落ち込むグウェンだった。
その頃、ポールはフィレンツェ団と接触し、自分の持っている情報と交換に伯爵の自伝を手に入れる。しかしトラベラーを悪魔とみなすフィレンツェ団に切りつけられたところを、偶然居合わせたギデオンに助けられる。ポールはギデオンにグウェンへの愛を確かめると、自伝を手渡すのだった。
以上、映画「タイムトラベラーの系譜 サファイア・ブルー」のあらすじと結末でした。
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