扉の陰の秘密の紹介:1948年アメリカ映画。シリアが運命的な出会いをして結婚したマークには、悪名高い殺人者の部屋を収集するという奇妙な趣味があった。しかし第7の部屋を誰にも見せようとしない。そして彼には先妻を死に追いやったという罪の意識があった。フリッツ・ラングにとって後輩であるヒッチコックを意識したところが見受けられるスリラー映画。脚本に問題のある関係者ほぼ全員に不幸な思い出を残した失敗作とされるが、ミクロス・ローザの音楽、撮影監督スタンリー・コルテスの美しい白黒撮影は十分機能し、ラング作品独特の運命のモチーフはこの作品にも読み取れる。ジョーン・ベネットの夫だったプロデューサーのウォルター・ウェンジャーが出資してベネットとラングが作ったダイアナ・プロダクションの二作目で最後の製作作品。脚本のシルヴィア・リチャーズとラングは一時真剣に結婚を考えていたそうです。
監督:フリッツ・ラング 出演者:ジョーン・ベネット(シリア・バレット)、マイケル・レッドグレイヴ(マーク・ラムフィア)、バーバラ・オニール(ロビー)、ナタリー・シェイファー(イーディス・ポッター)、ジェームズ・シー(ボブ・ドワイト)、アン・リヴィア(キャリー)、ほか