第7鉱区の紹介:2011年韓国映画。韓国が放つモンスターとの戦いをテーマにした映画で、今作では海中に潜むモンスターと、人間との戦いが描かれ、豪華キャストが共演しているのが見ものとなっています。日韓で1970年代から天然資源開発が始まった東シナ海のボーリング船を舞台としたアクション映画。
監督キム・ジフン 出演:ハ・ジウォン(チャ・ヘジュン)、アン・ソンギ(アン・ジョンマン)、オ・ジホ(キム・ドンス)、イ・ハンウィ(ムンヒョン)、パク・チョルミン(ト・サング)、ほか
映画「第7鉱区」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「第7鉱区」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
第7鉱区の予告編 動画
映画「第7鉱区」解説
この解説記事には映画「第7鉱区」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
第7鉱区のネタバレあらすじ:第七鉱区で起こった事故
1985年、チェジュ島の沖にある海では、石油採掘のための施設、第七鉱区があり、稼働をしていました。この海域には、多数の石油が埋蔵されており、日々掘削が行われていたようです。そんな中、掘削員が海底に潜ると、そこに透明のオタマジャクシのような生物がいることを発見します。その直後に、第七鉱区は大爆発を起こしてしまいました。
第7鉱区のネタバレあらすじ:謎の事件発生
原因は謎に包まれたまま、2011年に至ります。謎の事故が起きた第七鉱区では、再び掘削事業が行われており、その中でも女性のチーフ、ヘジュンはあの事故で父を亡くしていることもあり、なんとしてでも石油を見つけたいという一心でいました。本部からは作業の撤収を命令されますが、彼女は部下に命じ、作業を継続させます。3ヶ月後、ヘジュンは仲間とともに海中へ潜ります。しかし、仲間が海中で死亡、さらには地上に戻ったヘジュンを見た女性の仲間も謎の言葉を告げて死亡してしまう出来事が起こります。さらに死亡した女性には、何か小さな生物が付着していたことが判明します。
第7鉱区のネタバレあらすじ:生物の襲撃
そして、ある男が正体不明の生物に襲われるという事態に発展してしまいます。その生物は、可燃性の液体で覆われており、施設にいる人々はその生物に攻撃を行いますが、次々と倒されていきます。実は、ヘジュンの父が以前に発見した透明のオタマジャクシを隠して飼っていたのが成長した姿があの生物の正体だったことがわかります。
第7鉱区の結末:戦い
ヘジュンはその生物に向かって、掘削ドリルを使い攻撃、生物を倒すことに成功します。ヘジュンは爆発する施設から脱出をします。その後、活動を再開した第七鉱区で、再びヘジュンが石油掘削を行おうとしていました。
この韓国映画「第7鉱区」は、「グエムル 漢江の怪物」同様、グロテスクな韓流モンスターが出し惜しみせずに大暴れする作品だ。
男勝りのヒロインが、逃げ場のない空間で勇敢に立ち向かう、定番の「エイリアン」スタイルのVFXアクションを繰り広げる。
産油国を夢見て、東シナ海に浮かぶ巨大石油ボーリング船で作業する韓国の作業員たちだが、成果が出ずに撤収命令が下る。
この命令に納得できない女マネージャー(ハ・ジウォン)が、本部から来たキャプテン(アン・ソンギ)に直訴して調査は続けられることになるが、やがて仲間たちが次々と怪死して、突然、巨大な深海生物が出現する。
この深海生物が、とにかく無気味で不死身すぎるクリーチャーで、強烈なインパクトを与える。
本部との交信も途絶えた、閉ざされた海上で、残された人々が互いに疑心暗鬼になりながら、凶悪なモンスターと死闘を繰り広げるのだった——-。
監督は、1980年の韓国での民主化運動を巡る悲劇のドラマ「光州5.18」のキム・ジフンで、モンスターの正体を巡る極限状態でのサスペンスもスリリングに、タンクトップ・ヒロインと深海生物が巨大化した怪物との闘いを、ダイナミックに活写して大迫力の興奮が味わえる。