チャイルド・プレイ/チャッキーの種の紹介:2004年アメリカ映画。『チャイルド・プレイ』シリーズの第5作。腹話術師に拾われたチャッキーたちの子供、通称シットフェイスは毎日悪夢にうなされていた。ある日テレビでチャッキーとティファニーを見て、自分の親ではないかと思いアメリカへ向かうと、そこで魂のない二人にブードゥの魔術をかけて再び命を吹き込んだ。
監督:ドン・マンシーニ 出演者:ジェニファー・ティリー(ジェニファー・ティリー)、レッドマン(レッドマン)、ハンナ・スピアリット(ジョーン)、ジョン・ウォーターズ(ピート・ピーターズ)、ブラッド・ドゥーリフ(チャッキー)、ジェニファー・ティリー(ティファニー)、トニー・ガードナー(トニー・ガードナー)、ビリー・ボイド(グレン/グレンダ)、ほか
映画「チャイルド・プレイ チャッキーの種」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「チャイルド・プレイ チャッキーの種」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
チャイルド・プレイ/チャッキーの種の予告編 動画
映画「チャイルド・プレイ チャッキーの種」解説
この解説記事には映画「チャイルド・プレイ チャッキーの種」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
チャイルドプレイ チャッキーの種のネタバレあらすじ:起
前作の終わり、ティファニーから生まれたチャッキーの子供は、その後人間に拾われてシットフェイスと名付けられ、見世物小屋で働かされていました。両親の顔を知らないシットフェイスは偶然テレビで見かけたチャッキーとティファニーを特集した番組を見て、彼らこそが自分の両親だと確信し、ハリウッドに向かいます。
そこで出会った両親は撮影用の人形でしたが、両親の形見であるペンダントに書いてある呪文を唱えると二人の魂は再び人形に宿り、復活となりました。シットフェイスはとても喜びます。
しかしこの両親が普通ではありません。何のためらいもなく人を殺していく姿にシットフェイスも恐ろしくなってしまいます。息子のおかげで蘇った二人、チャッキーはシットフェイスを息子だと主張しグレンと名付けます。しかしティファニーは娘だと言って聞き入れずグレンダと名付けました。
「何故殺しをするの?」二人を理解できず問いかけるシットフェイスにティファニーは賛同、チャッキーも渋々受け入れて、二人は愛する子供のために二度と殺しはしないと誓うのでした。
チャイルドプレイ チャッキーの種のネタバレあらすじ:承
チャッキーはグレンに一流の殺人鬼になってほしいと願うも、ティファニーは優しい心を持つグレンに優しい人形になってほしいと願い、二人の考えは平行線になり、喧嘩を何度も繰り返します。
やがて二人はある計画を立てます。女優ジェニファー・ティリーに憧れるティファニーは、魂をジェニファーに移すこと、そしてチャッキーは映画監督レッドマンに魂を移し、グレンの魂を移すための器としてジェニファーを妊娠させます。
息子のために殺しはしないと言っていたティファニーだったが、レッドマンの、女を何とも思っていないような発言を繰り返す姿に感情的になり、チャッキーが魂を移すはずのレッドマンを殺してしまいます。
そこから再びシットフェイスの教育方針を巡る夫婦喧嘩が始まりますが、殺人鬼にはなりたくないとシットフェイスが意見すると、ティファニーは感動し一気にティファニー優勢に傾くかと思いましたが、偶然ながらチャッキーがティファニーの殺人を止められていない証拠を見せると、シットフェイスに異変が起こります。なんとチャッキーと同じで殺人を好む新しい人格「グレンダ」が生まれてしまいました。
チャイルドプレイ チャッキーの種のネタバレあらすじ:転
ジェニファーの出産が迫り、やがて男女の双子を出産します。計画通り魂を移す儀式にかかりますが、そこでチャッキーは、人間にはなりたくない、人形のまま殺人鬼でいたいとティファニーに打ち明け始めます。
しかしティファニーはそれを拒否し、グレンを連れ去ろうとしますが、チャッキーはそれを許しません。
病院のベッドで目が覚めたジェニファーの前に、ティファニーとグレンが立っていました。どうしてもジェニファーになることを諦めきれないティファニーは、ジェニファーを気絶させて再び儀式を始めようとします。
そこへチャッキーが乱入してきて斧でティファニーの頭を叩き割ります。「パパやママみたいにならないでね」そうグレンに告げ、ティファニーは目を閉じました。
チャイルドプレイ チャッキーの種のネタバレあらすじ:転
母の死を見たグレンは涙を流し、父親チャッキーに対決を挑みます。グレンダの人格のスイッチが入った姿でチャッキーを圧倒し、追い詰めていきます。
「さすが俺の息子だ」チャッキーが称賛を送ると、首を落とされ絶命します。我に帰り泣いているグレンを、目覚めたジェニファーが優しく抱きかかえて慰めます。しかしジェニファーの手には、あの儀式の時に使うペンダントが握られていたのです。
それから5年の月日が流れました。ジェニファーは二人の子供を養子にとり、幸せに暮らしています。ある日得も知れない恐怖から辞めたいと申し出た使用人を残忍に殺すジェニファー、それはあの時ジェニファーに入り込んでいたティファニーだったのです。
庭で楽しそうに遊んでいる二人の兄妹、それはグレンとグレンダでした。ティファニーは生まれてきた子供にグレンとグレンダの魂をそれぞれに移していたのです。
グレンの誕生日会に一つの差出人不明の小包が届きます。その中には5年前に自分が切断したチャッキーの手が入っていたのです。
恐ろしくなったグレンはティファニーに助けを求めようとしますが、その瞬間、小包に入っていた手が自分の首めがけて飛んできました。
以上、映画「チャイルドプレイ チャッキーの種」のあらすじと結末でした。
チャイルドプレイシリーズのあらすじ一覧
『チャイルド・プレイ』 (1988年)
『チャイルド・プレイ2』 (1990年)
『チャイルド・プレイ3』 (1991年)
『チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁』 (1998年)
『チャイルド・プレイ/チャッキーの種』 (2004年)
『チャイルド・プレイ/誕生の秘密』 (2013年)
『チャイルド・プレイ 〜チャッキーの狂気病棟〜』 (2017年)
『チャイルド・プレイ』 (2019年)
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