セルフレス/覚醒した記憶の紹介:2015年アメリカ映画。死期を悟った大富豪が謎の組織による人の意識を新たな肉体に移すプログラムを受け、新たな肉体を人生を手にしますが、ある事をきっかけにプログラムの裏に隠された陰謀に気付いていくSFサスペンス作品です。
監督:ターセム・シン 出演者:ライアン・レイノルズ(エドワード(ダミアン)/マーク)、ナタリー・マルティネス(マデリーン)、マシュー・グード(オルブライト)、ヴィクター・ガーバー(マーティン)、ベン・キングズレー(老ダミアン)ほか
映画「セルフレス/覚醒した記憶」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「セルフレス/覚醒した記憶」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
セルフレス/覚醒した記憶の予告編 動画
映画「セルフレス/覚醒した記憶」解説
この解説記事には映画「セルフレス/覚醒した記憶」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
セルフレス/覚醒した記憶のネタバレあらすじ:起
「ニューヨークを創った男」との異名を持つ建築家で大富豪の老人ダミアン(ベン・キングズレー)は自らの余命が残り少ないことを親友でビジネスパートナーのマーティン(ヴィクター・ガーバー)に打ち明けます。ダミアンには一人娘のクレア(ミシェル・ドッカリー)とは何かと折り合いが悪く、まだ自らの余命については話していませんでした。ダミアンは知り合いから「フェニックス」なる謎の医療機関を紹介してもらい、クローン技術で生み出した新たな肉体に自分の意識を移す極秘プログラムに参加、新たな肉体を手に入れます。世間にはダミアンは死亡したと公表し、自らはエドワード(ライアン・レイノルズ)という新たな名前と経歴を手に入れ、別人として新たな人生を送ることにします。
セルフレス/覚醒した記憶のネタバレあらすじ:承
エドワードは新たな肉体に慣れるためのリハビリを開始、フェニックスのエージェント、オルブライト(マシュー・グード)から副作用を予防するための薬を処方されます。しかしある日、つい薬を飲み忘れてしまったエドワードは幻覚に襲われ、何やらカボチャの形をした給水塔らしきものを目の当たりにします。パソコンで検索した情報を元にそれらしき場所に向かうと、一軒家の中に自分と瓜二つの男の写真を目撃、男の妻マデリーン(ナタリー・マルティネス)と遭遇してしまいます。その時、エドワードらは何者かに襲撃され、間一髪で逃げ出します。男の名はマークといい、マデリーンはマークが死んだものと思い込んでいましたが、マークは一人娘のアナ(ジェイニー=リン・キンケン)の医療費を稼ぐために自らの身体を実験に差し出しており、ダミアンの意識が移されたのはクローン体ではなくマークの肉体そのものだったのです。
セルフレス/覚醒した記憶のネタバレあらすじ:転
自らの私生活がフェニックスに筒抜けになっていることを知ったエドワードはフェニックスの追っ手をかわしながら情報を集め、フェニックスの中心メンバーであったフランシス・ジェンセン博士に関する動画の中にオルブライトの姿を見つけます。エドワードは今は亡きフランシスの未亡人に身分を偽って面会、オルブライトの中身がフランシスであることを突き止めます。そしてエドワードが処方されていた薬とはマークの記憶を封じ込めてダミアンの意識を維持させるためのものであり、薬を飲まなければダミアンの意識は消滅してしまうことも知ります。エドワードはマーティンの元を訪れ、自らの事実を明かすと協力を求めます。
セルフレス/覚醒した記憶の結末
しかしマーティンもまた、亡き息子の意識を別人に移植するためフェニックスの力を借りており、エドワードは程なくフェニックスに追われる身となってしまいます。エドワードはマーティンの協力を得てマデリーンとアナを逃がそうとしますがフェニックスに捕まってしまい、封じられていたマークの記憶を頼りにフェニックスのアジトに潜入しますがオルブライトに捕まってしまい、銃撃戦で深手を負ったオルブライトの部下と中身を入れ替えられそうになりますがプログラムの弱点を突いて難を逃れ、部下のフリをしながらマデリーンとアナを救い出し、私を倒せば薬が手に入らなくなるというオルブライトを殺害します。エドワードはマデリーンとアナを安全な場所へ逃がし、長年確執があったクレアに手紙を書いて和解を呼びかけます。そしてエドワードの中のダミアンは自らの意識を消滅させることで肉体をマークに返し、遺産もマーク一家に譲り渡すことを決意しました。
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