沈黙の奪還の紹介:2006年アメリカ映画。スティーヴン・セガールの代名詞「沈黙」シリーズのひとつであるアクション作品です。元CIAエージェントにして今は実業家の主人公が滞在先のルーマニアで一人娘を誘拐され、国家間の陰謀に巻き込まれながらも娘を救うため闘います。
監督:ミヒャエル・ケウシュ 出演者:スティーヴン・セガール(ジャック・フォスター)、エヴァ・ホープ(アーニャ)、スカイ・ベネット(アマンダ・フォスター)、イメルダ・スタウントン(コクラン大使)、ヴィンセント・リオッタ(ハリー)ほか
映画「沈黙の奪還」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「沈黙の奪還」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「沈黙の奪還」解説
この解説記事には映画「沈黙の奪還」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
沈黙の奪還のネタバレあらすじ:起
元CIAエージェントにして武術の達人ジャック・フォスター(シャドウマン)は、CIAを引退した今では実業家として成功を収めていました。ある日、ジャックの元を5年前に亡くなった妻の父でアメリカ政府の特別捜査官でもあるジョージ(マイケル・エルウィン)が訪れ、ジャックが気付かぬ間にこっそりと極秘データを託しました。それはアメリカ政府の研究施設で極秘裏に研究開発が進められていた生物化学兵器「MKウルトラ・プログラム」のデータでした。その後、ジャックは8歳になる一人娘アマンダ(スカイ・ベネット)を連れて亡き妻の故郷ルーマニアで休暇を過ごすことにしますが、ジャックは仕事の都合で1日遅れとなり、アマンダはジョージに連れられて一足早くルーマニア入りしました。翌日、ブカレストの空港に到着したジャックは、CIA時代の同僚だったハリー(ヴィンセント・リオッタ)と約8年ぶりに再会しました。
沈黙の奪還のネタバレあらすじ:承
ジャックが目を離した一瞬の隙にジョージの乗った車が爆破され、アマンダはタクシー運転手を装ったアーニャ(エヴァ・ポープ)に誘拐されてしまいました。ジャックは車を奪ってアーニャのタクシーを追跡しますが取り逃がしてしまいます。ジャックはハリーに案内されてCIAの拠点だという屋敷に出向きますが、そこでジャックは自分が閉じ込められたことに気付き、彼を襲ってきた数人のヒットマンを倒して脱出しました。ジャックはハリーに疑いを抱いて問い詰めたところ、ハリーは「MKウルトラ・プログラム」のこと、そしてジョージがそのデータをロシアKGBの新しい機関FSBに売ろうとしていることを告げ、ジョージがジャックに預けたと思われるデータを回収するためにジャックを罠にかけたと告白しました。
沈黙の奪還のネタバレあらすじ:転
その後、ジャックは警察に連行されてしまいます。そこでジャックはアマンダを連れ去ったアーニャと対面します。アーニャの正体は元KGBの諜報員であり、アマンダが「MKウルトラ・プログラム」のデータを持っているとして拉致していたのです。FSBに夫と子供を殺されているアーニャはアメリカ行きを望んでおり、アマンダの解放と引き換えにパスポートを要求してきました。やがてジャックの持つデータを狙う勢力が彼を狙い、ハリーは殺害されました。ジャックはアーニャと手を組み、次々と迫りくる刺客を倒していきました。
沈黙の奪還の結末
ジャックはCIA時代の同僚で友人のロジャー(ヴィンセント・リー)と連絡を取りながら一連の事件の謎を追い、腐敗したCIAエージェントのウォーターズ(ギャリック・ハゴン)やシュミット(アレックス・ファーンズ)という男などが背後にいることを知ります。ジャックはウォーターズらの取引に乗り込み、アマンダを救い出すと次々と敵を倒していきました。しかし、ジャックに銃を向けた男がいました。それは死んだはずのジョージそのものでした。全ての黒幕であるジョージにジャックは怒りの気功術を駆使して倒しました。その後、アーニャは無事パスポートを得てアメリカに飛び立ち、ジャックはアマンダに一頭の馬をプレゼントしました。
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