ショートウェーブの紹介:2016年アメリカ映画。地球外からの電波を研究・分析する学者の夫ジョシュと妻イザベルの間には幼い娘アマンダがおり、何不自由のない幸せな生活を送っています。ある日、アマンダが行方不明になり夫妻は深い悲しみにくれます。そんな矢先、謎の短波信号を受信したイザベルは、不可解な現象に巻き込まれていきます。各国映画祭で高く評価されたSFスリラーです。
監督:ライアン・グレゴリー・フィリップス 出演者:フアニータ・リンゲリン(イザベル)、クリストバル・タピア・モント(ジョシュ)、カイル・デイヴィス(トーマス)、サラ・マラクル・レイン(ジェーン)、ジェイ・エリス(ロバート)ほか
映画「ショートウェーブ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ショートウェーブ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ショートウェーブの予告編 動画
映画「ショートウェーブ」解説
この解説記事には映画「ショートウェーブ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ショートウェーブのネタバレあらすじ:起・喪失
イザベルと夫ジョシュと幼い娘アマンダとの幸せに満ちた生活は、アマンダの失踪により一変します。夫妻は娘を失ったショックから立ち直るため、人里離れた丘陵地の住居を兼ねた研究施設に移り住みます。短波研究者であるジョシュは、妻を気遣いながらも仲間のトーマスと研究に没頭します。幸せだった日々を忘れられないイザベルでしたが、静かな環境下で悲しみを克服しようと努力し始めます。
ショートウェーブのネタバレあらすじ:承・短波受信機
町へ出掛けるジョシュと同行しようとしたイザベルは、奇妙な衝撃を受けて倒れます。回復したイザベルは、ふと古い短波受信機のスイッチを入れてしまいます。幻覚に襲われたイザベルは、何か導かれるように床下に入っていきます。閉じ込められたイザベルは不可解な現象に遭遇します。パニックとなったイザベルは、助けられたジョシュに閉じ込められたと思い込みます。表面上は落ち着きを取り戻した2人ですが、我が子を失った喪失感は癒えることなく苦しみ続けています。
ショートウェーブのネタバレあらすじ:転・SOS
ジョシュたちは数年来研究していた謎の短波無線信号が、地球外のものだという大発見をします。彼らの世紀の大発見を祝うパーティーが開かれます。ジョシュはスポンサーであるロバートに、何者かが人間の言葉でSOSを発信している微弱な信号を発見したと伝えます。信号の発信元は夫妻の家です。ロバートは、この件を誰にも口外しないようにとジョシュに言います。幻覚やフラッシュバックなどのビジョンが続くイザベルは、無意識の内にロバートを数回にわたり刺してしまいます。幸いロバートは、命に別状はないようです。
ショートウェーブの結末:共鳴
病院に連れて行こうとするジョシュ対し、無線の信号によりアマンダのビジョンを見たと告白します。アマンダの行方を知りたいイザベルにジョシュとトーマスは、無線の信号を聞かせます。幻覚とビジョンに支配されてしまったイザベルを助けようとしたジョシュは無残な遂げます。すべては、トーマスによるものだったのです。娘を失った罪悪感や恐怖で敏感になっていたイザベルは、実験台として適していたのです。そしてトーマスの思惑通り、イザベルは信号に共鳴し彼らを受け入れたのです。娘が生きていると知ったイザベルでしたが、怒り震えるままトーマスを惨殺します。イザベルは、家に拘束するためのチップを首から取り出し家を出ます。
以上、映画ショートウェーブのあらすじと結末でした。
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