シエラ・バージェスはルーザーの紹介:2018年アメリカ映画。スクールカースト下位の高校生のシエラがある日突然、アメフトのエース・ジェイミーとメールをやり取りする関係になります。しかし、ジェイミーは美人のチアリーダーと連絡をとっていると勘違いしています。シエラは正直に真実を打ち明けることができるのか・・・という青春ラブストーリー映画です。シエラの母は、バックトューザフューチャーで主人公の母を演じたリー・トンプソンが演じます。
監督:イアン・サミュエルズ 出演:シャノン・パーサー(シエラ)、ノア・センティエオ(ジェイミー)、クリスティン・フロセス(ヴェロニカ)、ルジ・サイラー(ダン)、ウィリアム・ペルツ(スペンス)、アラン・ラック(シエラの父)、リー・トンプソン(シエラの母)ほか
映画「シエラ・バージェスはルーザー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「シエラ・バージェスはルーザー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
シエラ・バージェスはルーザーの予告編 動画
映画「シエラ・バージェスはルーザー」解説
この解説記事には映画「シエラ・バージェスはルーザー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
シエラ・バージェスはルーザーのネタバレあらすじ:起
黒人でオカマのダンが親友のシエラは太っていて、家庭教師ができるほどに頭が良い高校3年生です。学校ではルーザー扱いですが、シエラは自分の容姿にコンプレックスを抱くことなく、嫌味を言われても特に気にしていませんでした。スクールカースト上位のチアリーダーのヴェロニカに悪口を言われたときは、持ち前の頭の良さで冷静にかっこよく言い返していました。ヴェロニカはダイナーでジェイミーにナンパをされます。ヴェロニカはナンパに慣れっこで、学校のカースト下位にいる女の子の電話番号をストックしていました。そしていつものように、ヴェロニカはジェイミーに自分のやつとは違う電話番号を教えます。それはシエラの番号でした。
シエラ・バージェスはルーザーのネタバレあらすじ:承
その夜シエラにジェイミーからメールが来ます。シエラは不審がりながらもジェイミーと連絡を取り続けます。二人は意気投合をし、だんだん楽しくなってきたシエラは不思議に思いながらもメールの返事をし続けました。すると、相手はシエラのことをヴェロニカと呼び始めます。そこで、シエラはヴェロニカのいたずらであると気づきます。次の日、ヴェロニカに詰め寄りますが、謝罪の言葉もありません。親友のダンはジェイミーに真実を言った方が良いと言いますが、シエラはジェイミーのことを好きになってしまい、この関係が壊れることを恐れ、真実を言うことがなかなかできませんでした。恋に落ちたシエラは、今まで自分の容姿を気にしたことなどありませんでしたが、アメフトエースのジェイミーとつりあわない自分にやきもきします。そしてある日、ビデオチャットをしようと言われます。シエラは「いいわよ。」と二つ返事をしてしまいます。ヴェロニカは現在付き合っている彼氏スペンスに「頭が悪い」と振られてしまった情報を聞きつけたシエラは、家庭教師をする代わりに、ジェイミーとのやり取りを助けてほしいと頼みます。カメラの前にヴェロニカが座り、シエラはカメラから見えない位置で話します。ジェイミーに怪しまれながらも、なんとかばれずに終わります。ハプニングを乗り越えたシエラとヴェロニカはこれをきっかけに急速に仲良くなっていきます。次に、シエラとジェイミーはデートに行く約束をします。このときもまだ、本当のことを言うことができませんでした。デートはヴェロニカに行ってもらい、シエラは見つからないようにメールで指示を送ります。デートの終わりがけ、ジェイミーはヴェロニカにキスをしようとしますが、それをヴェロニカはかわし、「目を閉じて!絶対開けちゃだめ」と言って、シエラにジェイミーとキスをさせます。その夜、シエラは夢心地の気持ちになりました。
シエラ・バージェスはルーザーのネタバレあらすじ:転
あるパーティーにヴェロニカはシエラを誘います。シエラは「私と友達だということ、周りに知られたくないでしょ?」と気にしましたが、ヴェロニカは否定します。パーティー会場でシエラと一緒に歩いているところを、ヴェロニカの友達は冷たい目で見ます。そのパーティー会場でヴェロニカはスペンスと偶然出会い、いい感じになります。一方シエラは初めて馬鹿騒ぎをし、ベロベロで帰宅します。次の日学校へ行くと、ヴェロニカが彼氏のスペンスにメールで振られたと報告されました。そのメールにはパーティーのときにヴェロニカとスペンスがキスをした写真も添付されていました。
シエラ・バージェスはルーザーの結末
数日後、学校でアメフトの試合が行われました。ジェイミーは選手、ヴェロニカはチアリーダー、シエラは吹奏楽部として参加します。ヴェロニカを見つけたジェイミーはごく自然にキスをします。それを見てしまったシエラは、ヴェロニカに対して怒ってすぐその場を立ち去ってしまいます。しかし、ヴェロニカはキスされた瞬間に拒絶をしました。その瞬間をシエラは見ていませんでした。ヴェロニカにジェイミーを奪われたと思ったシエラは仕返しに、SNSにヴェロニカとスペンスがキスしている写真をアップして、「メールで振られた」とコメントします。それはすぐに拡散され、ヴェロニカは大恥をかいてしまいます。それと同時にジェイミーは「彼氏がいたのか」と追求します。パニックになったヴェロニカは「メールをしているのは私でなくシエラだ」と暴露します。シエラとヴェロニカはジェイミーに「二度と僕の前にあらわれるな」と言われてしまいます。シエラはヴェロニカを裏切ってしまったこと、ジェイミーに嘘をし続けていたことをひどく反省しました。それを元に歌詞を考え歌います。それを録音しものをヴェロニカに送ります。ヴェロニカは黙ったままその歌を聴きます。プロム当日、着飾った服とは裏腹にシエラはひどく落ち込んでいます。すると、ジェイミーが車で迎えに来ていました。なぜここにいるのかシエラが尋ねると、ヴェロニカからあの歌を送ってもらって聴いてみたら、気持ちが変わったといいます。ジェイミーにシエラとメールや電話で過ごした時間はとても楽しかったと告げられます。そして、二人はキスをしてプロムの会場へと向かいます。
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