オーディション・テープの紹介:2011年アメリカ映画。ポルノ産業のドキュメンタリー映画を撮影するマットの元に、アリッサという19歳の女性が応募してきます。アリッサの事が気に入ったマットは報酬500ドルを渡し撮影に入りますが、スコット・ロバートという男のオーデションを受けに行った後、行方不明になりました。手がかりはスコットの家で見つけたアリッサへのレイプ、暴行ビデオだけ…という内容の低予算サスペンス映画です。
監督:リアム・オーウェン 出演者:ジャスティン・ヘンリー(マット)、ローリー・ラヴ(マヤ)、レイ・ロサレス(ロビー)、マリッサ・ジョイ・デイビス(アリッサ)ほか
映画「オーディション・テープ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「オーディション・テープ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
オーディション・テープの予告編 動画
映画「オーディション・テープ」解説
この解説記事には映画「オーディション・テープ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
オーディションテープのネタバレあらすじ:起
留置場に入れられていたマットが、二人の刑事の取り調べを受けていました。刑事たちは大量の血の付いたシャツを見せ「早く自白しろ」と促します。マットは「スコット・ロバートがアリッサを拉致した」と同じ言葉を繰り返します。
そしてマットは6日間の供述を始めます。
1日目、マットはポルノ産業のドキュメンタリー映画を撮影するために、カメラマンのロビーと音響のマヤに協力を求めます。大学時代付き合っていたマヤとは友人関係であるというマットでしたが、撮影中もマットはマヤとキスをしていました。モーテルのベッドでも一緒に寝るほどで、今でも続いています。
2日目、ポルノ産業の女性たちに会い、インタビューを続け、撮影は順調に進みます。そんな時、情報を聞きつけた19歳のアリッサという女性が、マットに「私を取材して」と頼みに来ます。
オーディションテープのネタバレあらすじ:承
若く可愛いアリッサに一目ぼれしたマットは、後に電話で取材の話をします。アリッサは500ドルの報酬を要求し、マットが承諾します。それを聞いたマヤとロビーが怒りだします。「投資だ」というマットの言葉にロビーは納得しましたが、マヤは「あの娘が好きなだけだろう」と見透かされ反対し続けます。それでもマットは金を引きだします。
3日目、隠れてアリッサに金を渡し、撮影を始めますが、アリッサが「お金ありがとう」と言ったことで怒ったマヤが、辞めると言い出します。マットがマヤを説得し続けると、マヤは「撮影だけは終わらそう」と言います。
マットはこれからポルノ産業に入ろうというアリッサのインタビューを続け、その日の撮影が終わりました。マヤは嫉妬心をあらわにし、マットとの話し合いは行き違いばかりでした。その夜、アリッサから電話があり「明日映画のオーデションを受けることになった」と言います。
オーディションテープのネタバレあらすじ:転
4日目、マットらがアリッサの家に行き、オーデションをするスコット・ロバートの家に連れて行きます。取材を申し込むアリッサでしたが、スコットは「お前だけ入って来い、他の奴はオレの敷地に入るな!」と怒鳴ります。
しばらく待つとアリッサが泣きながら出てきます。車の中では一言もしゃべらず、家の中に入るとき「役をもらった、もう取材は出来ない。プロデューサーに止められている、お金は全部返す」と言って家の中に入ります。
5日目、マットらがアリッサを迎えに行くと、家には居ませんでした。マットは知り合いのジェリーに電話をし、スコット・ロバートの事を聞きます。マヤとロビーは「アリッサに金を持ち逃げされたじゃないか!どうするんだ」とマットを責めます。
・・・・話を聞いていた刑事は「責められたことで二人を殺したのか?」とマットに言います。そしてマットの持っていたビデオを見せます。そこにはマットの声で、アリッサを上半身裸にさせた動画が映っていました。
オーディションテープの結末
6日目、再びアリッサに家に行くと、大家が出てきて「昨日男の人達と引っ越した」と言います。そこへジュリーから連絡が入り、スコットがレイプ魔だという事と、スコットのいる納屋の写真と地図を教えます。
早速マットらはスコットの家に侵入し、ビデオを盗みます。それはアリッサがレイプ暴行受けるビデオでした。
・・・刑事が「一番面白いビデオを見せよう」と言って『スロータークリーク』というビデオを再生します。アリッサがレイプされて暴行された後、殺される内容でした。刑事は「お前が撮ったんだろう」と言いますが、マットは「スコットだ」と言います。
・・・6日目後半、マットらは納屋に向かいます。ショットガンで発砲されたものの、スコットが出て行ったすきに忍び込んで調べると、アリッサの動画が撮影された場所で、アリッサの服も見つけます。その時、銃声がしてロビーとマヤが射殺されました。
・・・刑事はマットに、スコット・ロバートの死亡証明書を見せます。それは1970年代で、マットの話の時期には存在していない男でした。マットこそレイプ魔殺人鬼で、逮捕された後、無罪となり精神病院に送られました。
以上、映画「オーディション・テープ」のあらすじと結末でした。
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