賢く生きる恋のレシピの紹介:2008年アメリカ映画。頭はいいけれど生き方は下手なインテリ一家(父と娘)の恋の行方を描いた物語。主人公の大学教授・ローレンスが大人の恋を通して変わっていく人間性にも注目。現代は「smart people」。
監督:ノーム・ムーロ 出演:デニス・クエイド(ローレンス)、サラ・ジェシカ・パーカー(ジャネット)、トーマス・ヘイデン・チャーチ(チャック)、エレン・ペイジ(ヴァネッサ)、アシュトン・ホームズ(ジェームズ)、ほか
映画「賢く生きる恋のレシピ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「賢く生きる恋のレシピ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「賢く生きる恋のレシピ」解説
この解説記事には映画「賢く生きる恋のレシピ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
賢く生きる恋のレシピのネタバレあらすじ:起
大学教授ローレンスは交通事故に遭う。担当医は元教え子のジャネットだった。ローレンスの弟が迎えに来ないため、ジャネットの車に乗せてもらい会話が弾む。デートの約束をする2人。初デートはレストラン。ローレンスは延々と小難しい話をし、ジャネットを退屈・失望させてしまう。「45分間、一言も私は話していない!私の出身を知ってる?生まれ、故郷、今日の出来事は?」あなたの話に飽きる30分前までは楽しかった、そういえばレポートの評価は「1年生なのに生意気だ」とC評価だったわね、さようならとジャネットは帰ってしまう。帰宅し、ジャネットのレポートを読み直すローレンス。一旦、Bに書き換えるものの、もう一度Cに書き換えるのだった。反省したローレンスは病院で再デートを申し込む。
賢く生きる恋のレシピのネタバレあらすじ:承
一方、ローレンスの娘・ヴァネッサは自分とは正反対の(勉強中の未成年にマリファナを勧めてくるような)叔父(父の義理の弟)チャックに次第に惹かれていく。車がエンストし、チャックに助けてもらうヴァネッサ。スタンフォードに合格したことをまずチャックに報告する。お祝いのためバーへ。トイレから戻るとチャックは美人店員とイチャイチャ。イラついて同級生に悪態をつくのだった。バーの帰り、酔ったヴァネッサはチャックにキスする。ローレンスとジャネット、再デートは前回と全く同じレストラン。今度は上手くいき、ジャネットの部屋でベッドイン。ジャネットは「もう仕事に戻らなくちゃ」と装い、ローレンスを家に帰らせるのだった。その後はお互い電話を待つ2人。とうとうクリスマスの夜、ジャネットがローレンス家に出向き、ディナーを共にするのだった。
賢く生きる恋のレシピのネタバレあらすじ:転
ヴァネッサからキスされてしまったチャックは「彼女ができたから」と家を出ていく。でも実際は、ローレンスの息子の下宿先に居候。そしてヴァネッサの気持ちには答えられない、俺たちは友達で言ようと告げるのだった。ローレンスは学部長に立候補する。さらに執筆した本の出版が決まり、ジャネットとNYへ。出版社の担当者と話すと、「ひねくれているから売れる」と世間からの批判目当てで出版が決まったことが分かる。タイトルはヴァネッサが考えた「この本を読むな!」だった。
賢く生きる恋のレシピの結末
ジャネットは妊娠していた。しかし学部長選と本の事しか頭にないローレンスにイライラ。別れを告げてしまう。ローレンスは再び病院へ出向き、「ごめん、愛している」と告げるのだった。同時に「自分は嫌われているから学部長選からは降りる」と宣言する。以前は学生からの評価が悪かったローレンスだったが、彼は変わった。学生に向かい、言うのだった。「お互いをよく知ろう。君、生まれはどこ?」と。
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