ソウル・トゥ・キープ(原題:Soul to Keep)の紹介:2018年アメリカ映画。田舎にある祖父の屋敷を遺産相続したジョシュとエリンの兄妹が、仲間を呼んで屋敷にやって来ました。8人は面白がって地下室にある儀式部屋で古文書の呪文を唱えたことによって、悪魔に憑依された女が次々仲間を襲うという『死霊のはらわた』のような作品です。ラストに思わぬどんでん返しもありサスペンス要素も入っています。
監督:デイビット・アレンズワース、モニエール 出演者:ケイト・ローズ・レイノルズ(グレース)、オーロラ・ハイムバッハ(エリン)、サンドラ・メイ・フランク(タラ)、ジェシー・ジョーダン(キンバリー)、デレック・ロング(トビー)、ブライアン・ドノバン(ジョシュ)ほか
映画「ソウル・トゥ・キープ/Soul to Keep」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ソウル・トゥ・キープ/Soul to Keep」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ソウル・トゥ・キープ/Soul to Keepの予告編 動画
映画「ソウル・トゥ・キープ/Soul to Keep」解説
この解説記事には映画「ソウル・トゥ・キープ/Soul to Keep」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ソウル・トゥ・キープ/Soul to Keepのネタバレあらすじ:起
ジョシュとエリンの兄妹は父が亡くなったことから、田舎にある祖父の屋敷を相続しました。早速友人のグレースとブランドンのカップル、トビーとキンバリーのカップル、そしてジョシュの恋人で口のきけないタラと、SNSが自慢のフレディを呼んで屋敷に向かいました。
皆は元々この田舎出身で、到着した屋敷と、廃墟となった納屋を見て懐かしがりました。夜になるとパーティーの始まりです。周囲に家もない一軒家の為、大音量で音楽を流して酒を飲み、踊ったりとハチャメチャでした。途中でブレーカーが落ち、ジョシュが地下室へ行って、回復させました。その時、奥の部屋に何かの儀式のようなものがあるのを見つけ、皆を呼びました。
三角形の結界のようなものが作られ、側には古文書がありました。面白がったグレースが呪文を唱えてみようと言い出しました。一人怖がるキンバリーは反対しましたが、皆に押し切られ儀式が始まりました。
ブランドンが三角形の結界の中に入りグレースが呪文を唱えると、フレディがSNS用に動画を撮影し始めました。やがてブランドンが動かなくなりました。皆が心配していると起き上がり、ブランドンは『もうやりたくない』と言いました。皆は部屋を出ますが、一人残ったグレースが最後の呪文を読み上げました。
ソウル・トゥ・キープ/Soul to Keepのネタバレあらすじ:承
再びパーティーが始まりました。帰ってきたグレースが突然倒れますが、すぐ起き上がりキッチンで食べ物を漁り、飲み物をがぶ飲みし、トイレで吐いていました。その後、恋人のブランドンを誘いSEXをしますが、ブランドンが眠り込んだためグレースはフレディを誘い出しました。ダメだというフレディの首にベルトを巻き、グレースが攻めるとフレディもその気になりました。
その時、グレースの口から異様なものが出てきて、フレディの口に押し込むと、そのままフレディは倒れました。儀式の部屋で倒れているフレディをタラが見つけ、皆を呼びますが、いなくなっていました。ふざけるのが好きなフレディのいたずらだろうとジョシュは言いました。
翌朝、目の色の変わったフレディはグレースと森の中でSEXをしました。家に帰ってきたグレースはジョシュを誘いました。しかし恋人のタラに見られ、止めました。庭で瞑想をするキンバリーがフレディに襲われました。家の中ではグレースがジョシュを誘った事をブランドンが知り、怒って言い争いをしていました。するとグレースはブランドンの耳を噛み切りました。エリンがグレースを殴り倒し、皆で椅子に縛り付けました。
ブランドンは『もう帰る』と言って外に出ますが、車のエンジンはかかりませんでした。歩いて門を出ようとすると、見えないバリアがあって出られませんでした。
ソウル・トゥ・キープ/Soul to Keepのネタバレあらすじ:転
地下室にグレースを連れて行き、解除の呪文で解き放とうとしますが、グレースは途中でロープを引きちぎり暴れ出しました。そこでグレースを地下室に閉じ込めました。グレースは地下室からフレディを操作し、ブランドンを襲わせました。
トビーの麻薬を使ってグレースを眠らせ、解放の呪文を唱えることにしたジョシュ、エリン、タラ、トビーでしたが、フレディがキンバリーの声を出して帰って来ました。キンバリーだと思ったトビーが出迎えると、フレディに襲われ頭を打って倒れました。そこでタラは麻薬を注射してフレディを眠らせました。
ライフルを持ったジョシュはエリンにもライフルを持たせ、グレースが襲ってきたら殺せと言って地下室に入りました。グレースを見つけて発砲しますが弾が出ず、ジョシュは襲われました。鍵を開けて地下室から出てきたグレースは、起き上がったトビーを襲いました。エリンとタラはクローゼットに隠れました。しかしグレースに見つかり扉を開けられました。するとエリンがグレースに寄り添いました。
実は幼馴染のグレースとエリンでしたが、グレースに悪魔が憑依し、エリンを自分の思い通りに操っていたのでした。自分の祖父を殺し、皆を連れてこさせ、地下室で復活の儀式をやらせ、車を壊し、ジョシュのライフルの弾を抜いたのも全てエリンでした。
ソウル・トゥ・キープ/Soul to Keepの結末
『タラをどうする?』と聞いたエリンに、グレースは『この女は私がもらう』と言いました。全員を三角の結界の中に集め、呪文を唱えろと言われたエリンは逃げ出しました。しかし、納屋で見つかり、グレースに両目を潰されて殺されました。その間に逃げたタラは門にいました。追ってきたフレディを庭の真ん中に呼び寄せました。するとグレースもやって来ました。
そこでタラは解放の呪文を手話で唱えました。ここでやっても効果がないと言うグレースでしたが、グレースとフレディは口から煙を吐いて倒れ込みました。地下室の4人も解放されました。実はタラは古文書をスマホで画像に収め、解読していました。そして庭にも三角地帯があるのを知り、燃料を燃やして目印をつけていました。その場所へフレディとグレースを呼び込み、暗記した呪文を唱えたのでした。
やがて4人が庭にやって来ました。グレースとフレディも元に戻っていました。7人でエリンを墓に埋めました。そして7人は歩いて屋敷を後にし、門にたどり着きました。ブランドンがバリアがなくなっているのを確認し、7人は門を出ました。しかしグレースの表情に影がありました。元々憑依していた悪魔はそのまま残っているのでした。
以上、映画「ソウル・トゥ・キープ/Soul to Keep」のあらすじと結末でした。
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