映画「ストーム・インパクト」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ストーム・インパクトの紹介：2013年アメリカ映画。山岳部の観光地の岩がボストンの街に飛んでくる事故が発生。海底火山噴火による異常気象が巨大竜巻を発生させているという結論にたどり着いたジョーとリーでしたが、当局は信用せず相手にしませんでした。やがてボストンの街に巨大竜巻が上陸し街を破壊し始め…という内容の竜巻を題材にしたディザスタームービーです。
監督：ジェイソン・ボルク 出演者：ポール・ヨハンセン（ジョー）、ミランダ・フリガン（マディ）、セバスチャン・スペンス（リー）、テア・ギル（タラ）ほか
この解説記事には映画「ストーム・インパクト」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アメリカの観光地プリマスロックで巨大竜巻が発生。観光客は逃げ惑い、ガイド役の女性がのみこまれます。ボストンの街でバスケットをしていた若者が空から降ってきた巨石に潰されます。
現場検証をしていたマディは火山などが専門の学者で兄のジョーを呼びます。ジョーが到着するとテレビ人気キャスターで友人のリーも来ていました。リーはマディにぞっこんで、仕事そっちのけで口説いています。そんなリーは「この石はプリマスロックから飛んできたものだ」と持論を展開します。リーは学生時代、ジョーと二人で気象に関する研究をしていました。
現場の石の破片を調べ、その後プリマスロックに行ったジョーは、巨石が無くなっていました。巨石の破片を調べると、ボストンにあった破片の成分と同じことがわかります。そのころ灯台守のベンは海上に巨大竜巻が発生しているのを見つけます。
ジョーの妻がガンで亡くなり、娘のメーガンは弟のジャクソンの面倒を見ています。この日、埠頭にやってきたメーガンは男の子と会うため、ジャクソンに「ここで待っていて」とベンチに置き去りにします。
ベンから「竜巻が埠頭に向かっている」と聞いたジョーはリーと一緒にメーガンらを探しに行きます。そして拡声器で市民たちを避難させようとしますが聞く耳を持ちませんでした。やがて強風が吹きはじめ石も飛んでくると、竜巻が近づいてきます。埠頭はパニックになり死者も出ます。風が収まるとメーガンとジャクソンを見つけたジョーは二人を抱きしめました。
リーが「2年前の海底火山の噴火以来、異常気象になっている。それが原因で風速100ｍ以上の巨大竜巻が発生している」と言います。二人は連邦海上局に出向き、担当のタラに会うと巨大竜巻の事を話します。しかしタラは「メカニズムの証拠がないと動けない」と断り、二人は証拠探しを始めます。
リーのデータの基づいた仮説とジョーの理論をあてはめ、竜巻の発生するパターをはじき出したジョー。そのころ公園で竜巻が発生し市民たちを石が襲います。飛んできた石を調べていたジョーとリーは、石がドライアイスの様に冷たく、少しの衝撃で爆発することがわかりました。
ジョーは次の竜巻が埠頭近くのレガッタ会場で発生すると割り出し、リーと向かいます。リーは中継車とカメラマンを呼びます。やがて竜巻が発生し、飛んでくる石の中をぬいながらリーが生中継します。しかしカメラマンが石によって死亡し中止せざるをえなくなりました。そこへタラがやって来ます。「言うとおりだった」と謝り、今後の話をします。
そのころ巨大竜巻は灯台を壊しベンも襲われます。ボストンに上陸した竜巻は街を破壊し始めます。ジョーとリー、マディは車で街を逃げます。そのころメーガンとジャクソンはライブ会場にいました。どうにか車でたどり着いたジョーらは、メーガンらを助け、タラに会いに行きます。
「このままでは街が破壊される。飛んでくる石はオゾンが凍ったもので地上で爆発する。竜巻を抑え込むには上空にたまっている火山ガスを拡散させる必要がある」と言うと、タラは武器での破壊を認めます。「核はダメだ」というジョーにタラはロケット砲を与えます。
ジョーとリーは竜巻に向かいます。ロケット砲を発射しようとしましたが作動せずダメでした。そこで車に爆弾をセットし、竜巻に飲みこませて爆破しようと考えます。爆破タイマーをセットし車を走らす二人。見守るタラが石に襲われます。マディはメーガンとジャクソンを安全な場所に連れて行き、二人を見ていました。
竜巻に向かっていき、寸前に車から飛び降りた二人は、竜巻の巻き上げられる車を見ていました。やがて竜巻の中で大爆発が起こりました。同時に竜巻は消え、闘いは終わりました。マディはリーの勇気をたたえ抱き着きます。やがて二人は婚約し、リーは自分の番組で婚約発表しました。
以上、映画「ストーム・インパクト」のあらすじと結末でした。
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