ふたりにクギづけの紹介:2003年アメリカ映画。アメリカ東部の島に生まれたボブとウォルトの双子は正反対の性格だったが、一つの肝臓を二人で共有していた。ある日ウォルトは俳優になりたいとボブをひっぱってロサンゼルスへと引っ越す。そこには二人の運命を左右する恋、演劇の世界が広がっており…。
監督:ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー 出演:マット・デイモン(ボブ・テナー)、グレッグ・キニア(ウォルト・テナー)、エヴァ・メンデス(エイプリル)、シェール(シェール)、シーモア・カッセル(モーティー・オライリー)、ほか
映画「ふたりにクギづけ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ふたりにクギづけ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ふたりにクギづけの予告編 動画
映画「ふたりにクギづけ」解説
この解説記事には映画「ふたりにクギづけ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ふたりにクギづけのネタバレあらすじ:起
アメリカ東部マーサズ・ヴィニャードという島に生まれた双子。ボブとウォルトは腹部がつながっており、1つの肝臓を二人で共有していました。若い頃はスポーツに興じ、最高の守備・攻撃で活躍していました。引っ込み思案なボブは、身体が原因で思いを寄せるペンパルの女性メイと会えずじまい。一方の兄ウォルトは外交的で演劇をたしなんでいました。
ふたりにクギづけのネタバレあらすじ:承
ある日ウォルトは俳優になるべくロサンゼルスへと赴く決意をします。ロスに移住して早々に、ウォルトに興味を持ったモデルのエイプリルと出会い、彼女の紹介で敏腕エージェントのモーティー・オライリーと契約、ひょんなことからシェールが主演する連続ドラマに出演することになりました。しかしウォルトだけを映そうとしてもボブが映り込んでしまいます。結局新聞でとりあげられ二人は一躍有名に。
ふたりにクギづけのネタバレあらすじ:転
ボブはというと、ペンパルの女性メイと面と向かって会うことができたにもかかわらず、ウォルトと繋がっていることを打ち明けられずにいました。ある朝、不意にアパートにやってきたメイはボブとウォルトが繋がっていることを知り、逃げ出してしまいます。ウォルトは生存率5割の分離手術を受けることを決意。大喧嘩に発展しますが、ボブも意を決し手術に臨みます。そんな折、メイがボブの元に現れました。エイプリルとメイを伴って分離してしまったらつまらなくなるとオライリーに止められるのも聞かず、病院へ…。
ふたりにクギづけの結末
ふたりの手術は成功。しばらくすると歩けるようになりましたが、数十年の間二人で一緒に過ごしていたのでうまくバランスが取れません。その後、ボブは故郷の島に帰り、もともと二人で経営していたハンバーガーショップで腕を振るい始めました。ウォルトはロスに残り、俳優業に勤しみます。ところが二人が離れ離れになった途端、店も俳優も趣味のスポーツもうまくいきません。新聞でドラマがつまらなくなったと評されたこともあり、ウォルトは故郷へ戻りボブと再会を決意しました。2年後、ハンバーガーショップにはマジックテープで体をひっつけたボブとウォルトの姿がありました。最高のコンビネーションで素早く調理しています。その後、エイプリルと身重のメイを伴いウォルトの大好きなメリル・ストリープの出演するミュージカルへと繰り出すのでした…。
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