さあ帰ろう、ペダルをこいでの紹介:2008年ブルガリア,ドイツ,ハンガリー,スロヴェニア,セルビア映画。両親を事故で失い、その子であるアレックスも記憶を失ったが、祖父と共に自転車で旅をしながら記憶を取り戻していく物語です。時代に翻弄されながらも明るく強く生きていく二人の姿が印象的です。
監督:ステファン・コマンダレフ 出演:ミキ・マノイロヴィッチ(バイ・ダン)、カルロ・リューベック(成人のアレックス)、フリスト・ムタフチェフ(ヴァスコ)、アナ・パパドプル(ヤナ)、ドルカ・グリルシュ(マリア)、ほか
映画「さあ帰ろう、ペダルをこいで」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「さあ帰ろう、ペダルをこいで」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
さあ帰ろう、ペダルをこいでの予告編 動画
映画「さあ帰ろう、ペダルをこいで」解説
この解説記事には映画「さあ帰ろう、ペダルをこいで」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
さあ帰ろう、ペダルをこいでのネタバレあらすじ:起
アレックスはドイツに亡命し母に育てられていましたが、別居していた父が帰ってくるとのことで故郷のブルガリアを目指しました。しかしその途中で交通事故に合い両親は亡くなり、アレックスは命を取り留めましたが事故の衝撃で記憶をなくしました。ブルガリアから祖父のバイが来ましたが、アレックスは覚えていませんでした。アレックスはベッドから動こうとはしませんでした。そんなアレックスにダンはボード―ゲームのバックギャモンで遊ぼうと持ち掛けはじめました。ダンはバックギャモンのチャンピオンでした。そして医師からは両親の死を伝えてはいけないと言われていましたが、ダンは伝えてアレックスを病院から連れ去り自転車でドイツからブルガリアまで走り記憶を取り戻す旅を始めることにしました。
さあ帰ろう、ペダルをこいでのネタバレあらすじ:承
1980年代、元々祖父母と家族仲良くアレックスらは暮らしていました。しかし父が過去の経歴を騙していたことをある男にばれました。その時ダンはゲームを作り闇市で売っていた疑惑がありそのことについて逐一報告するよう強請られていたのでした。父はダンに相談すると、母とアレックスを連れてドイツに亡命させることにしました。その先でアレックスはある女の子に初恋し、二人で遊んだミニカーは二人の秘密の場所にこっそり置いていくことにしたのでした。そしてダンは母とアレックスを亡命させた罪として逮捕されました。
さあ帰ろう、ペダルをこいでのネタバレあらすじ:転
その後アレックスの父と仲間たちは難民キャンプに身を寄せることになりましたが、そこは環境が悪く食べ物も同じものしか与えられませんでした。しかし仲間に賭け事をしているバーを教えてもらい、そこではバッグギャモンの賭け事もあったのでダンの息子であるアレックスの父もうまかったので、賭けに勝ちそのお金で国境を超えることにしたのです。そしてドイツに亡命し、三人でブルガリアに行く予定だったのです。そして今、アレックスとダンは両親の墓参りをしますが、その後自転車のブレーキが故障してしまいました。仕方なく野宿をしましたが、ダンがお酒をすすめアレックスの顔にも笑みが広がりました。
さあ帰ろう、ペダルをこいでの結末
その後自転車を直し、進んでいたらキャンプをしている集団に会い、アレックスはその中のマリアに恋に落ちます。二人は結ばれましたが、アレックスは過去の記憶がないことを打ち明けマリアが初恋であることを告げると、マリアは本当に初恋かもと言いました。そしてドイツにたどり着き、子供のころに隠したミニカーを発見したアレックスは記憶と取り戻し今までのことを思い出しました。その後カフェでアレックスとダンがバックギャモンをする姿がありました。そしてダンはサイコロで6と6を出し、最高の数字を出しましたがアレックスが振ると6ともう一つのサイコロが割れ6と1を出したのです。アレックスがチャンピオンとなりました。そしてアレックスはマリアの元へ向かっていったのでした。
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