スイッチバック 追跡者の紹介:1997年アメリカ映画。レインはヒッチハイクで乗せてくれたボブに、バーで助けられて一緒に旅をしていました。その頃、田舎のアマリロ市のモーテルで殺人事件が発生しました。手口が連続殺人事件と同じだと言う事でFBI捜査官のフランクがやってきました。フランクにはもう一つの目的がありました…という内容のサスペンススリラー映画です。
監督:ジェブ・スチュアート 出演者:デニス・クエイド(フランク・ラクロス)、ダニー・グローバー(ボブ・グドール)、ジャレッド・レト(レイン・ディクソン)、R・リー・アーメイ(オルムステッド保安官)、ウィリアム・フィクトナー(ジャック・マクギニス署長)ほか
映画「スイッチバック 追跡者」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「スイッチバック 追跡者」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「スイッチバック 追跡者」解説
この解説記事には映画「スイッチバック 追跡者」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スイッチバック追跡者のネタバレあらすじ:起
ある一軒家に男が訪ねてきました。家にはベビーシッターと小さな子供アンディがいました。身の危険を感じたベビーシッターは男を追い返しますが、隙を見て侵入し部屋に潜んでいた男に殺害され、アンディはさらわれました。
アマリロ市のモーテルで殺人事件が発生しました。男が動脈を切られ、様子を見に来たメイドも殺されていました。
この町では保安官選挙を控えていました。署長のマクギニスとオルムステッド保安官の戦いでした。そしてこの事件はオルムステッド保安官が指揮をとっていました。
一人旅をする若者レインがヒッチハイクをしていると、白いキャデラックが停車しました。黒人のボブが乗っていて、車内はヌード写真がびっしり貼られていました。陽気なボビーでしたが、警戒したレインは、途中のバーの前で降りました。しかしこのバーで地元の男たちに絡まれました。暴行を受けるレインを救ったのはボブでした。このことでレインはボブを信用し、二人はともに旅することになりました。
スイッチバック追跡者のネタバレあらすじ:承
FBI捜査官のフランクがアマリロ市にやって来ました。ちょうどその時、立てこもり事件が発生しました。犯人の乗ってきた車はモーテル事件の犯人が乗っていた車でした。マクギニス署長が止めるのを無視し、フランクは家に乗り込み、犯人の足に銃弾を撃ちこみ事件を解決させました。
この一件でオルムステッド保安官はフランクを信用しました。そしてフランクは、オルムステッド保安官にモーテル事件の車があるが、今回の事件とは無関係だと言い、今までの連続殺人事件を詳しく説明し、モーテルの事件の手口が同じであると説明しました。そして、三ヶ月前の事件を最後に足取りがつかめないとも言いました。一方、マクギニス署長は、今回の事件とモーテル事件は同じ犯人だと決めつけて解決を急ぎました。
レインとボブはレストランにいました。その時、老人が食べ物をのどに詰まらせ倒れました。するとレインは、自分は医者だと言い、喉を切開し応急処置をしました。この一件でボブはレインの事を信頼し始めました。
スイッチバック追跡者のネタバレあらすじ:転
FBIから、フランクを帰すよう指示が入りました。しかしオルムステッド保安官は事件解決に必要だと無視しました。フランクの追っている事件は三か月前に捜査が打ち切られていました。そのフランクは犯人を何度か追い詰めていました。しかしあと一歩で取り逃がしていたため、今度は犯人がフランクの家を襲い、ベビーシッターを殺し息子のアンディを誘拐していたのでした。
犯人から送られてきたアンディの写真の裏には『BELIEVE 218』と書かれていました。この意味が良くわからないフランクは、とりあえず2月18日にかけていました。そのころ、連続殺人犯が白いキャデラックを盗んでいると報道されました。ボブは車が壊れショーティの店で修理していました。
ボブがキャンディを買って帰って来るとパトカーが来ていました。警官は手配中のキャデラックの事は知らずそのまま帰りましたが、気づかれたと感じたボブはショーティを殺しました。車の中でボブは、レインに自分に何かあったら子供を頼むと言って住所を教えました。その後車はスリップし崖から転落しそうになりながらも二人は助かりました。
スイッチバック追跡者の結末
夜の酒場で白いキャデラックのニュースを見たレインはボビーを問い詰めました。ボビーは上手くかわし、翌2月18日218号の列車に乗り込みました。一方、犯人を追うフランクは218号という列車がある事に気づき、走る218号列車を追いかけて飛び乗りました。
列車内では、ボブが燃料係の友人をナイフで殺しました。それを見ていたレインに、今までの殺しの話をし、モーテルで殺した男は、レインを犯人に仕立てる為だったと言いました。そしてナイフを持ってレインを襲いました。レインはスコップで反撃しましたそこへフランクがやって来ました。フランクも若いレインを犯人だと思っていました。するとボブがレインにの首にナイフを突き立てました。フランクが銃を向けるとレインは首を切られながらも逃げ出しました。
逃げるボブを追い、格闘になりましたが、最後はフランクがボブを突き落とし、ボブは枯れ木に突き刺さって死にました。声の出ないレインは、フランクに子供の住所を紙に書きました。住所から訪ねた家は立ち退きになっていました。すると隣の庭で遊ぶアンディを見つけました。アンディは『パパ』と呼びフランクに抱きつきました。
以上、映画「スイッチバック追跡者」のあらすじと結末でした。
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