昔々、アナトリアでの紹介:2011年トルコ,ボスニア・ヘルツェゴヴィナ映画。カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞したトルコ発のクライム・ロードムービーです。殺害された遺体を発見するため、容疑者立ち合いのもと捜索を続ける警察官たち。検事や検死外科医も含めた彼らの脳裏によぎる思いとは…。タイトルの『アナトリア』とは“小アジア”を意味しています。
監督:ヌリ・ビルゲ・ジェイラン 出演者:ムハンメト・ウズネル(医師)、イルマズ・アルドアン(検事)、タネル・ビルセル(検察官)、アーメット・ムンターズ・タイラン(アラップ・アリ)、フィラット・タニシュ(ケナン)、アルジャン・ケサル(ムフタル)ほか
カンヌ国際映画祭映画一覧
「昔々、アナトリアで」のネタバレあらすじ結末
「BPM ビート・パー・ミニット」のネタバレあらすじ結末
BPM ビート・パー・ミニットの紹介:2017年フランス映画。1990年代初頭のフランス・パリを舞台に、HIV・エイズの感染者に対する不当な差別に抗議する実在の団体「ACT UP」の活動を通じて、エイズに侵された若者たちの儚い恋や生き様を描いたヒューマンドラマです。カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞しています。
監督:ロバン・カンピヨ 出演者:ナウエル・ペレ・ビスカヤー(ショーン・ダルマッツォ)、アルノー・ヴァロワ(ナタン)、アデル・エネル(ソフィー)、アントワン・ライナルツ(チボー)、フェリックス・マリタード(マックス)ほか
「ディーパンの闘い」のネタバレあらすじ結末
ディーパンの闘いの紹介:2015年フランス映画。カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを獲得した社会派ドラマです。難民としてフランスに入国するために赤の他人と疑似家族を演じることになった元スリランカ兵士が、ようやく掴んだ幸せを守るために新たな暴力に立ち向かっていきます。
監督:ジャック・オーディアール 出演者:アントニーターサン・ジェスターサン(ディーパン)、カレアスワリ・スリニバサン(ヤリニ)、カラウタヤニ・ヴィナシタンビ(イラヤル)、ヴァンサン・ロティエ(ブラヒム)、フォージ・ベンサイーディ(ハビブ)ほか
「ワイルド・アット・ハート」のネタバレあらすじ結末
ワイルド・アット・ハートの紹介:1990年アメリカ映画。鬼才デヴィッド・リンチ監督が贈る、刑務所から出所してきた男とその恋人が、異常なまでの束縛と執着心を見せる彼女の母から逃れるため、セックスと暴力にまみれた逃避行を繰り広げる様を独特の映像感覚で描いたロードムービーです。カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞しています。
監督:デヴィッド・リンチ 出演者:ニコラス・ケイジ(セイラー・リプリー)、ローラ・ダーン(ルーラ・フォーチュン)、ウィレム・デフォー(ボビー・ペルー)、イザベラ・ロッセリーニ(ペルディータ)、ダイアン・ラッド(マリエッタ・フォーチュン)ほか
「秘密と嘘」のネタバレあらすじ結末
秘密と嘘の紹介:1996年イギリス映画。私生児の娘との関係がうまくいかず孤独を抱えていた女性が、過去の秘密を明らかにしたことで家族の絆を取り戻す様を描いたヒューマンドラマ。
監督:マイク・リー 出演:ブレンダ・ブレシン、ティモシー・スポール、フィリス・ローガン、クレア・ラッシュブルック、マリアンヌ・ジャン=バプティスト、エリザベス・バーリントン、リー・ロス、ほか
「夏をゆく人々」のネタバレあらすじ結末
夏をゆく人々の紹介:2014年イタリア,スイス,ドイツ映画。イタリアの小さな村で養蜂業を営む一家が、テレビ番組の取材や少年更生プログラムの一環として少年を居候させたことから生じる変化を、一家の長女の視点から描いたヒューマンドラマです。カンヌ国際映画祭ではグランプリを受賞しています。
監督:アリーチェ・ロルヴァケル 出演者:マリア・アレクサンドラ・ルング(ジェルソミーナ)、サム・ルーウィック(ヴォルフガング)、アリーチェ・ロルヴァケル(アンジェリカ)、ザビーネ・ティモテオ(ココ)、アンドレ・M・ヘンニック(アドリアン)、マルガレーテ・ティーゼル(イルデ)、モニカ・ベルッチ(ミリー・カテナ)ほか
「スウィートヒアアフター」のネタバレあらすじ結末
スウィート ヒアアフターの紹介:1997年カナダ映画。閉鎖的な小さな町で起きたスクールバス転落事故をめぐり、集団訴訟を起こそうと訪れた弁護士のもとで明かされる、町の人々と弁護士自身の暗い影を静かに描き出す。
監督:アトム・エゴヤン 出演:イアン・ホルム、カーザン・バンクス、サラ・ポーリー、トム・マッカムス、ガブリエル・ローズ、ブルース・グリーンウッド、ほか
「死の棘」のネタバレあらすじ結末
死の棘(しのとげ)の紹介:1990年日本映画。狂気の果てに再生を見出そうとする夫婦を描いたドラマ作品。結婚して10年になるミホとトシオ。2人の子どもにも恵まれ、穏やかに暮らしていた一家に崩壊の危機が訪れる。トシオの浮気が発覚したのだ。トシオは心を病んでしまったミホを献身的に支え、壊れた家族の絆をもう一度結ぼうとする。原作は島田敏郎の同名小説。1990年のカンヌ国際映画祭で審査員グランプリを受賞した。
監督:小栗康平 出演者:松坂慶子(ミホ)、岸部一徳(トシオ)、木内みどり(邦子)、松村武典(伸一)、近森有莉(マヤ)ほか
「エレファント」のネタバレあらすじ結末
エレファントの紹介:2003年アメリカ映画。1999年に実際に起きたコロンバイン高校乱射事件をモデルにした無差別殺人事件がテーマの映画です。映画の進行は冒頭から時間を遡り進みます。そしてラストには冒頭に戻り、乱射事件に発展するという手法です。
監督:ガス・ヴァン・サント 出演者:ジョン・ロビンソン(ジョン)、アレックス・フロスト(アレックス)、エリック・デューレン(エリック)、イライアス・マッコネル(イーライ)、ジョーダン・テイラー(ジョーダン)、ティモシー・ボトムズ(ジョーダンの父)ほか
「GOMORRA ゴモラ」のネタバレあらすじ結末
GOMORRA ゴモラの紹介:2008年イタリア映画。ロベルト・サヴィアーノの著書「死都ゴモラ」を原作としたイタリア発の犯罪映画で、実在の巨大マフィア組織「カモッラ」を題材に、実話を基にした架空の5つのエピソードが複雑に絡み合い、ひとつのストーリーにまとまっていきます。
監督:マッテオ・ガローネ 出演者:サルヴァトーレ・アブルツェーゼ(トト)、ジャンフェリーチェ・インパラート(ドン・チーロ)、マリア・ナツィオナーレ(マリア)、トニ・セルヴィッロ(フランコ)、カルミネ・パテルノステル(ロベルト)、サルヴァトーレ・カンタルーポ(パスクワーレ)、ほか
「フランドル」のネタバレあらすじ結末
フランドルの紹介:2005年フランス映画。フランス北部のフランドル地方を舞台に、自由奔放な女性と戦場に赴いた二人の男との三角関係を、戦場の悲惨な状況を交えて描いた戦争映画で、カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞しています。
監督:ブリュノ・デュモン 出演者:サミュエル・ボワダン(デメステル)、アドレイド・ルルー(バルブ)、アンリ・クレテル(ブロンデル)、ジャン=マリー・ブルヴェール(ブリッシュ)、ダヴィド・プーラン(ルクレール)ほか
「ある子供」のネタバレあらすじ結末
ある子供の紹介:2005年ベルギー,フランス映画。愛を知らず、大人になりきれないまま成人してしまった窃盗犯の男が、彼の子を産んだ彼女や手下の少年とのエピソードを経て、次第に人間らしさに目覚めていく過程を描いたヒューマンドラマです。
監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ 出演者:ジェレミー・レニエ(ブリュノ)、デボラ・フランソワ(ソニア)、ジェレミー・スガール(スティーヴ)、ミレーユ・バイ(ブリュノの母)、オリヴィエ・グルメ(刑事)ほか
「楢山節考 (1983)」のネタバレあらすじ結末
楢山節考の紹介:1983年日本映画。深沢七郎原作。「結婚できるのは長男だけ」「70歳を超えた老人は『楢山参り』へ行く」などの厳しい掟がある、貧しい村が舞台。楢山参りに行く年齢になった老女と、その家族や村の人々の物語です。
監督:今村昌平 出演:緒形拳(辰平)、坂本スミ子(おりん)、あき竹城(玉やん)、倉崎青児(けさ吉)、左とん平(利助)、ほか
「鬼が来た!」のネタバレあらすじ結末
鬼が来た!の紹介:2000年中国映画。第二次世界大戦末期の中国の小さな村を舞台に、村人と日本兵捕虜との奇妙な交流、そして訪れる悲劇をユーモアを交えて描いたヒューマンドラマです。カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを受賞しています。
監督:チアン・ウェン 出演者:チアン・ウェン(マー・ターサン)、香川照之(花屋小三郎)、チアン・ホンポー(ユイアル)、ユエン・ティン(トン・ハンチェン)、ツォン・チーチュン(ウー長老)ほか
「たかが世界の終わり」のネタバレあらすじ結末
たかが世界の終わりの紹介:2016年カナダ,フランス映画。自分はもうすぐ死ぬという事実を伝えるために、12年間疎遠だった家族に会いに行くことを決めるルイ。なぜ死ぬのか、なぜ12年もの間、家族を遠ざなくてはならなかったのか多くは語られない。だが、この来客によって平穏だった家族は不安の中へ陥れられることになる。原作はジャン=リュック・ラグラスの戯曲『まさに世界の終わり』。印象的な映像のみならず、心揺さぶる物語や音楽に新世代のカルチャーアイコンとして評価され、カンヌ国際映画祭では審査員特別グランプリを獲得。
監督:グザヴィエ・ドラン 出演: ギャスパー・ウリエル(ルイ)、レア・セドゥ(シュザンヌ)、マリオン・コティヤール(カトリーヌ)、ヴァンサン・カッセル(アントワーヌ)、ナタリー・バイ(マルティーヌ)、ほか