フランス映画一覧

「ウイークエンド」のネタバレあらすじ結末

ウイークエンドの紹介:1967年フランス,イタリア映画。ジャン=リュック・ゴダール監督の撮った、世の中を批判した不条理な作品。パリに住む夫婦が週末、妻の田舎に帰るだけの話で、途中で巻き込まれる狂気の世界をどうとらえるかによって賛否が分かれます。夫の肉を食ってしまうというラストも衝撃です。邦題に関してウイークエンドのイが大文字なのがこの作品の特徴と言われています。
監督:ジャン=リュック・ゴダール 出演者:ジャン・ヤンヌ(ロラン・デュラン)、ミレーユ・ダルク(コリーヌ・デュラン)、ジャン=ピエール・カルフォン(FLSO指導者)、ほか

「新・個人教授」のネタバレあらすじ結末

新・個人教授の紹介:1973年フランス映画。「個人教授」のナタリー・ドロンが再び主演。官能な中年女性がまだなにも知らない気弱な若者に性の手解きをします。若者は恋することの喜びを知り、また一つ大人へと成長していく。ナタリー・ドロンが再び魅力たっぷりの演技を見せてくれています。
監督:ジャック・バラティエ 出演:ナタリー・ドロン(リーズ)、ディディエ・オードパン(パトリック)、ヨアヒム・ハンセン(バーナード)、ミュリエル・カタラ(ディナ)、ベルナール・ジャンテ(ジュリアン)、ルネ・サン=シール(祖母)、ほか

「個人教授」のネタバレあらすじ結末

個人教授の紹介:1968年フランス映画。年上の女性フレデリクに恋をした18歳の学生である主人公オリヴィエ。そんなフレデリクから恋の手解きを受け、オリヴィエが少しずつ大人へと成長していく過程を描いた作品。青春恋愛映画の金字塔と呼ばれ人気を博した作品でもあります。
監督:ミシェル・ボワロン 出演:ルノー・ヴェルレー(オリヴィエ・フェルモン)、ナタリー・ドロン(フレデリク・ダンピエール)、ロベール・オッセン(エンリコ・フォンタナ)、ベルナール・ル・コク(ジャン=ピエール)、カティア・クリスチーヌ(クリスティーヌ)、マルティーヌ・サルセイ(母)、ほか

「ベイビー・オブ・マコン」のネタバレあらすじ結末

ベイビー・オブ・マコンの紹介:1993年イギリス,ドイツ,フランス映画。バロック文化が栄えていた17世紀、フィレンツェと思われるイタリアのある都市で「ベイビー・オブ・マコン」と題された芝居が始まる。飢餓と不妊がはびこる町に、何年も生まれなかった五体満足の美しい男の赤ん坊が生まれ、奇跡の子と崇められるが、その子は大人たちの貪欲の犠牲になっていく。だが、この芝居(俳優)と現実(観客)の境はすぐさま揺らいでいく。ピーター・グリーナウェイならではの豪華絢爛な美術と美しい映像(撮影監督はグリーナウェイやアラン・レネの作品で知られるサッシャ・ヴィエルニー)にもかかわらず、血まみれで残虐な暴力とさらけ出された多数の裸体で物議をかもした作品。
監督:ピーター・グリーナウェイ 出演者:ジュリア・オーモンド(娘)、レイフ・ファインズ(司教の息子)、フィリップ・ストーン(司教)、ジョナサン・レイシー(コシモ)、ほか

「オルフェ(1949年)」のネタバレあらすじ結末

オルフェの紹介:1949年フランス映画。詩人・小説家・劇作家・画家・批評家・映画監督と多彩な才能を発揮していたジャン・コクトーが、ギリシャ神話のオルフェウスの悲劇を現代(映画製作時の1940年代末期)に舞台を移して映画化した作品です。妻帯者である詩人オルフェはある出来事をきっかけに死の世界の王女に惹かれ、妻よりも王女を深く愛するようになってしまい…。
監督:ジャン・コクトー 出演者:ジャン・マレー(オルフェ)、マリー・デア(ユリディス)、マリア・カザレス(王女)、フランソワ・ペリエ(ウルトビイズ)、エドゥアール・デルミ(セジェスト)、ジュリエット・グレコ(アグラオーニス)、アンリ・クレミュー(警部)、ロジェ・ブラン(新聞記者)ほか

「アレックス」のネタバレあらすじ結末

アレックスの紹介:2002年フランス映画。恋人をレイプされた男の復讐劇を描くサスペンス・ドラマ。マルキュスは恋人アレックスと一緒に参加したパーティーで、些細な喧嘩をしてしまった。腹を立てたアレックスはさっさと1人で帰ってしまう。ところがその帰り道、深夜の地下道でアレックスはある男に絡まれ、酷い暴行を受けた。激怒したマルキュスは、友人ピエールと共に犯人探しに乗り出す。監督を務めるのは、「カルネ(1994年)」「カノン(1998年)」等で知られるフランスの鬼才ギャスパー・ノエ。約9分間にも及ぶ凄惨なレイプシーンは世界中に衝撃を与えた。
監督:ギャスパー・ノエ 出演者:モニカ・ベルッチ(アレックス)、ヴァンサン・カッセル(マルキュス)、アルベール・デュポンテル(ピエール)、フィリップ・ナオン(元肉屋)、ジョー・プレスティア(テニア)ほか

「カルネ」のネタバレあらすじ結末

カルネの紹介:1994年フランス映画。父と娘の異様な関係を独特のタッチで描くカルト映画。パリ郊外で馬肉店を営む男は、一人娘シンシアを溺愛していた。彼女は一度も口をきいたことがなく、自分の殻に閉じこもっていて、テレビと木馬にのみ興味を寄せている。そんなある日、シンシアは初潮を迎えた。血でスカートを汚した娘を見た肉屋は、誰かに強姦されたのだと勘違いする。そして無関係の男に肉切り包丁で襲い掛かり、刑務所送りになるのだった。
監督:ギャスパー・ノエ 出演者:フィリップ・ナオン(肉屋)、ブランディーヌ・ルノワール(シンシア)、フランキー・バン(カフェの主人)、マリエ・ベルト(シンシアの母親)、エレーヌ・テステュー(家政婦)ほか

「カノン」のネタバレあらすじ結末

カノンの紹介:1998年フランス映画。父娘の異様な関係を描いた「カルネ(1994年)」の続編。馬肉屋の父親が人生のあらゆる苦難に苛立ち、狂いながら娘を求めていくドラマ作品。パリを離れ、愛人と共に暮らし始めた肉屋は日々苛立ちを募らせていた。高慢な愛人、臭い姑、陰鬱な田舎、何もかもが気に入らない。ある時ついに怒りが爆発した肉屋は愛人を殴打して流産させ、逃げるようにパリに舞い戻った。しかし誰も彼を助けてくれる人はいない。肉屋は溺愛する一人娘シンシアを施設から連れ出した。シンシアをホテルに連れ込んだ肉屋は、破滅的な幻想に囚われながら娘の肉体に手を伸ばす。
監督:ギャスパー・ノエ 出演者:フィリップ・ナオン(肉屋)、ブランディーヌ・ルノワール(娘)、フランキー・バン(愛人)、マルティーヌ・オドラン(姑)、ジャン=フランソワ・ラウガー(不動産業者)、ほか

「ゴールド・パピヨン」のネタバレあらすじ結末

ゴールド・パピヨンの紹介:1984年フランス映画。ジョン・ウィリーの漫画『グウェンドリンの冒険』を映画化。行方不明の父を追って、魔境に足を踏み入れた女性の戦いを描くエロティック・アクション。幻のチョウを追って消息を絶った父を捜すため、グエンドリンは召使のベスと共にアジア某国の港町にやって来た。到着早々人さらいに遭った彼女は、助けてくれた男性ウィラードを用心棒として雇うことにする。ウィラードから拒絶されつつも、初めて感じる激しい愛に溺れていくグエンドリン。やがてたどり着いた魔境の都で、グエンドリンは傲慢な女王と対峙する。
監督:ジュスト・ジャカン 出演者:タウニー・キティン(グエンドリン)、ブレント・ハフ(ウィラード)、ベルナデット・ラフォン(女王)、ザブー(ベス)、ジャン・ログリエ(ダーシー)ほか

「マルセイユ・ヴァイス」のネタバレあらすじ結末

マルセイユ・ヴァイスの紹介:2003年フランス映画。軟派と堅物の凸凹刑事コンビが繰り広げるアクション&コメディ。軽薄な刑事マックスは、町のヒーローを気取っているが実際は小悪党じみたことばかりしていた。そんなある日、パリからやって来た堅物刑事カルロスとコンビを組むことになる。当然馬の合わない2人は、衝突しつつも会計士殺害事件の捜査を始めた。被害者はある組織の金を管理していたらしく、唯一の身内である娘ポーリーナは行方をくらませている。捜査を続けるマックスとカルロスの前に、裏社会で渦巻く巨大な権力が立ち塞がるのだった。
監督:ジル・パケ=ブランネール 出演者:ストーミー・バグジー(カルロス・ゴメス)、ティトフ(マックス・タヴァレス)、エロディー・ナヴァール(ポーリーナ)、ジャン・ヤンヌ(マックスの叔父さん)、ノエミ・ルノワール(ジーナ)ほか

「私は確信する」のネタバレあらすじ結末

私は確信するの紹介:2018年フランス,ベルギー映画。2000年2月。フランス南西部トゥールーズで当時38歳のスザンヌ・ヴィギエが3人の幼い子供と夫を残して忽然と姿を消した。殺人容疑は夫のジャック・ヴィギエに向けられるが、動機や証拠はなく、スザンナの遺体さえ見つからない。メディアはこれをセンセーショナルに報道し、過熱するなか2009年にジャック殺人罪を問う裁判が始まる。ジャックを信じ彼の家族に寄り添うシングルマザーのノラは、著名な敏腕弁護士エリック・デュポン=モレッティに弁護を依頼する。ノラは自らもモレッティのアシスタントとなり250時間にもおよぶ通話記録の分析をすることに。そしてその通話記録からさまざまな嘘が浮かび上がっていく…。
監督:アントワーヌ・ランボー 出演:マリーナ・フォイス(ノラ)、オリヴィエ・グルメ(エリック・デュポン=モレッティ弁護士)、ローラン・リュカ(ジャッゥ・ヴィギエ)、フィリップ・ウシャン(オリヴィエ・デュランデ)、インディア・ヘア(セヴェリーヌ)、ジャン・ベンギーギ(スピネル弁護士)、スティーヴ・ティアンチュー(ブルノ)ほか

「女は女である」のネタバレあらすじ結末

女は女であるの紹介:1961年フランス,イタリア映画。ジャン=リュック・ゴダールの長編映画第3作で、初のカラー、スコープ作品。子作りをめぐってけんかになった男女とその親友をミュージカル・コメディー風に描く。映画完成後にゴダールとアンナ・カリーナは結婚した。フランソワ・トリュフォー監督の『ピアニストを撃て』に出演したマリー・デュボワ、同じくトリュフォーの『突然炎のごとく』に出演したジャンヌ・モローが特別出演している。音楽はミシェル・ルグラン。
監督:ジャン=リュック・ゴダール 出演者:アンナ・カリーナ(アンジェラ)、ジャン=クロード・ブリアリ(エミール)、ジャン=ポール・ベルモンド(アルフレッド)、ほか

「天国にちがいない」のネタバレあらすじ結末

天国にちがいないの紹介:2019年フランス,カタール,ドイツ,カナダ,トルコ,パレスチナ映画。映画監督エリア・スレイマンは新作映画の企画を売り込むため、故郷パレスチナ・ナザレからパリ、そしてニューヨークをめぐり旅する。故郷とはいったい何なのか。ナザレ、パリ、ニューヨークの独特の街並みや慣習を美しく描く。名匠エリア・スレイマンの10年ぶりの作品。
監督:エリア・スレイマン 出演:エリア・スレイマン(ES/本人)、タリク・コプティ(隣人)、ジョージ・クレイフィ(ウェイター)、ナエル・カンジ(主教)、アスマ・アザイザン(ベドウィンの女性)、グレゴワール・コラン(地下鉄の男)、ヴァンサン・マラヴァル(プロデューサー)、スティーヴン・マクハティ(タロット占い師)、ラチャ・ハイダー(フェメン)、ナンシー・グラント(プロデューサー)、ガエル・ガルシア・ベルナル(本人)ほか

「男と女 人生最良の日々」のネタバレあらすじ結末

男と女 人生最良の日々の紹介:2019年フランス映画。大恋愛のすえ結ばれる男と女。また反対に、否応のない理由によって別れを経験するその人たち。どんな出会いと別れを大恋愛と呼ぶかは人それぞれです。しかしここに、大恋愛のひとつの典型がありました。1966年、世の恋する男女から絶大なる賛同を得たあのふたり、あのメロディー。53年の月日が共に帰ってきます。映画『男と女(1966年)』の最終章「人生最良の日々」。
監督:クロード・ルルーシュ 出演者:アヌーク・エーメ(アンヌ)、ジャン=ルイ・トランティニャン(ジャン=ルイ)、アントワーヌ・シレ(アントワーヌ)、スアド・アミドゥ(フランソワーズ)、マリアンヌ・ドニクール(ジャン=ルイの担当医)ほか

「愛の風景」のネタバレあらすじ結末

愛の風景の紹介:1992年スウェーデン,デンマーク,フランス,イギリス,ドイツ,イタリア,ノルウェー,フィンランド,アイスランド映画。テレビ用だった作品を劇場用に再構築して作り上げたのが本作。神学生の貧しい青年と上流階級の娘が愛し合い、結婚し互いの価値観の違いという壁を乗り越え、やがて理解し合うという美しい姿を描いています。カンヌ国際映画祭で最高賞「パルム・ドール」を受賞。別題は「ベスト・インテンション/善意ある人々/ベスト・インテンション」
監督:ビレ・アウグスト 出演:サムエル・フルーレル(ヘンリク)、ペルニラ・アウグスト(アンナ)、マックス・フォン・シドー(ヨハン)、ギタ・ナービュ(カリン)、M・マルム、ほか

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