イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密の紹介:2014年イギリス,アメリカ映画。コンピューターの基礎を作った天才数学者、アラン・チューリングの伝記を基に、不当な扱いを受けた彼の内面に焦点を当ててドラマ化したサスペンス作品です。多少、史実が歪曲された部分もありながら、主人公チューリングを演じたベネディクト・カンバーバッチの迫真の演技、スリリングなドラマ構成は、最後まで観る人を惹きつけて止みません。チューリングの遺族が、ベストなキャスティングと大絶賛したのも頷ける、カンバーバッチの演技は見事です。アカデミー賞は、作品賞、監督賞、主演男優賞など8部門でノミネート、英国アカデミー賞でも9部門にノミネートされ、批評家からも非常に評価の高い作品に仕上がっています。
監督:モルティン・ティルドゥム 出演者:ベネディクト・カンバーバッチ(チューリング)、キーラ・ナイトレイ(ジョーン)、ほか
LGBT映画一覧
「イミテーション・ゲーム」のネタバレあらすじ結末
「太陽と月に背いて」のネタバレあらすじ結末
太陽と月に背いての紹介:1995年イギリス映画。クリストファー・ハンプトンの戯曲を基に映画化したもので、19世紀のフランスを舞台に、アルチュール・ランボーとポール・ヴェルレーヌという二人の天才詩人の退廃的で破滅的な愛を描いた作品です。
監督:アニェシュカ・ホランド 出演:レオナルド・ディカプリオ(アルチュール・ランボー)、デイヴィッド・シューリス(ポール・ヴェルレーヌ)、ロマーヌ・ボーランジェ(マチルダ)、ドミニク・ブラン(イザベル・ランボー)、クリストファー・ハンプトン(判事)ほか
「ブエノスアイレス」のネタバレあらすじ結末
ブエノスアイレスの紹介:1997年香港,日本映画。同性のカップルである2人の中国人男性が、ブエノスアイレスを舞台に何度もやり直そうとする愛の物語。ウォン・カーウァイがカンヌ国際映画祭で監督賞を受賞したが、完成するまでの道のりは厳しかった。衣装は日本のファッションデザイナーである菊池武夫が務めている。
監督:ウォン・カーウァイ 出演:レスリー・チャン(ウィン)、トニー・レオン(ファイ)、チャン・チェン(チャン)、ほか
「マイ・プライベート・アイダホ」のネタバレあらすじ結末
マイ・プライベート・アイダホの紹介:1991年アメリカ映画。ガス・ヴァン・サントのポートランド3部作のひとつ。リバー・フェニックスが繊細な役を美しく演じています。感情移入して見入ってしまうほど素晴らしい演技をしています。
監督:ガス・ヴァン・サント 出演:リバー・フェニックス(マイク)、キアヌ・リーブス(スコット)、フリー(バド)、キアラ・カゼッリ(カルミラ)、ウド・キア(ハンス)
「キングコブラ」のネタバレあらすじ結末
キングコブラ(King Cobra)の紹介:2016年アメリカ映画。インターンのためと母親に嘘をついたブレントは夏の間ある男の家で過ごすことになる。彼の名前はスティーヴン。ブレントは彼の家でゲイポルノに出演するのだ。その仕事はブレントには天職と呼べるものだった。ネット上ではブレントの人気はうなぎ登り、しかしそれを妬む者もあらわれる。そして悲劇が起こってしまう。実在のポルノスターブレント・コリガンの話をベースにした映画。製作にはジョー役で出演するジェームズ・フランコも参加している。
監督:ジャスティン・ケリー 出演:ブレント・コリガン(ギャレット・クレイトン)、スティーヴン(クリスチャン・スレーター)、ジョー(ジェームズ・フランコ)、ハーロー(キーガン・アレン)ほか
「親友のカミングアウト」のネタバレあらすじ結末
親友のカミングアウト(4th man out)の紹介:2015年アメリカ映画。その日アダムは落ち着かなかった。隣に住むマーサが現れた時もどきっとするほど。すぐに友人が迎えにきていつもの仲間達とのささいなパーティが始まった。アダムの誕生日パーティだった。4人でバーへ出かけるも仲間達は女の子に夢中。一人その席で集中できないパーティの主役アダムはその日仲間達に自身のカミングアウトをしようとしていた。自分はゲイだと。LGBTに焦点を当てたヒューマンドラマ。ニック役に海外ドラマ「glee」からコード・オーバーストリートも参加。
監督:アンドリュー・ナックマン 出演:アダム(イヴァン・トッド) クリス(パーカー・ヤング) ニック(コード・オーバーストリート) オーツ(ジョン・ガブラス) カレン(ケイト・フランネリー) マーサ(ブルック・ディルマン)ほか
「ストーンウォール」のネタバレあらすじ結末
ストーンウォールの紹介:2015年アメリカ映画。LGBTが迫害されていた時代の1969年に、ニューヨークで起こった同性愛者による暴動「ストーンウォールの反乱」を、一人のゲイの青年の視点から描いたヒューマンドラマです。
監督:ローランド・エメリッヒ 出演者:ジェレミー・アーヴァイン(ダニー・ウィンターズ)、ジョニー・ボーシャン(レイ)、ジョーイ・キング(フィービ・ウィンターズ)、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(アニー)、マット・クレイヴン(シーモア・パイン)ほか
「ミルク (2008年)」のネタバレあらすじ結末
ミルクの紹介:2008年アメリカ映画。タイムズ紙『20世紀の英雄100人』にも選ばれた、ゲイを告白したはじめての政治家ハーヴィ・ミルクの伝記映画。ゲイであることを隠しながら生きていかなければならない世の中を変えるために立ち上がるハーヴィを見事に演じ切っているショーン・ペンは本作品でアカデミー賞主演男優賞を受賞しました。
監督:ガス・ヴァン・サント 出演者:ショーン・ペン(ハーヴィ・ミルク)、ジェームズ・ブランコ(スコット・スミス)、ジャック・ライラ(ディエゴ・ルナ)、ヴィクター・ガーバー(モスコーニ市長)、ジョシュ・ブローリン(ダン・ホワイト)
「トーチソング・トリロジー」のネタバレあらすじ結末
トーチソング・トリロジーの紹介:1988年アメリカ映画。俳優で劇作家のハーヴェイ・ファイアスタイン原作による舞台劇がオリジナル。ゲイをカミングアウトしているファイアスタインの自伝的物語で、差別と闘いながらも誇りを失わずに生きる、エンターテイナーの半生を描く。1981年にブロードウェイで上演され、トニー賞の戯曲賞と男優賞を受賞した。過去に日本でも二度、舞台化されている。
監督:ポール・ボガート 出演者:ハーヴェイ・ファイアスタイン(アーノルド)、マシュー・ブロデリック(アラン)、アン・バンクロフト(アーノルドの母)、ブライアン・カーウィン(エド)、カレン・ヤング(ローレル)、エディ・キャストロダッド(デヴィッド)、ケン・ペイジ(マーレイ)ほか
「ムーンライト」のネタバレあらすじ結末
ムーンライトの紹介:2016年アメリカ映画。2017年アカデミー賞受賞作品。マイアミの貧困地域、いじめや育児放棄などを経験してきた同性愛の黒人男性の心情を巧みな構成で描いた秀作。批評家から絶賛を受け、大本命だった「ラ・ラ・ランド」を破ってアカデミー作品賞を獲得。助演男優賞、脚色賞も合わせて受賞した。製作費がわずか150万ドルという点も話題に。
製作総指揮:ブラッド・ピット 監督:バリー・ジェンキンス 出演:マハーシャラ・アリ(フアン)、ナオミ・ハリス(ポーラ)、ジャネール・モネイ(テレサ)、アンドレ・ホーランド(ケヴィン)、アシュトン・サンダース(シャロン)ほか
「トランスアメリカ」のネタバレあらすじ結末
トランスアメリカの紹介:2005年アメリカ映画。ダンカン・タッカー監督の処女作である『トランスアメリカ』は、性同一性障害の男性の苦悩と、親子の絆を描いた2005年のアメリカ映画。タイトルは、主人公ブリーの「トランスジェンダー」にかけたもので、主演を務めたフェリシティ・ハフマンはゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞するなど、高い評価を得ています。
監督:ダンカン・タッカー 出演:フェリシティ・ハフマン(ブリー)、ケヴィン・ゼガーズ(トビー)、フィオヌラ・フラナガン(エリザベス)、エリザベス・ペーニャ(マーガレット)、グレアム・グリーン(カルヴィン)、バート・ヤング(マレー)、ほか
「プリシラ」のネタバレあらすじ結末
プリシラの紹介:1994年オーストラリア映画。オーストラリアのシドニーに住む3人のドラッグ・クイーンが、「プリシラ号」と名づけたバスで地方公演の旅に出る。差別や偏見と闘いながら、それぞれ生きる道を模索する姿をコメディ・タッチに描いたロード・ムービー。第67回アカデミー衣裳デザイン賞に輝いた奇抜なファッションの数々と、全編に流れる70~80年代のヒット曲も堪能できる作品。
監督:ステファン・エリオット 出演者:テレンス・スタンプ(バーナデット)、ヒューゴ・ウィーヴィング(ミッチ)、ガイ・ピアース(フェリシア)、ビル・ハンター(ボブ)、サラ・チャドウィック(マリオン)、マーク・ホルムズ(ベンジー)、ジュリア・コルテス(シンシア)ほか
「ハリケーン・ビアンカ」のネタバレあらすじ結末
ハリケーン・ビアンカの紹介:2016年アメリカ映画。ゲイ差別の内容をコミカルだが深刻に訴えかけている作品です。ゲイを理由に教師の職を追放されたリチャード。しかし女装して同じ学校の教壇にビアンカという名前で復帰する。痛快な報復劇が始まる。
監督:マット・グーゲルマン 出演者:ロイ・ヘイロック《ビアンカ・デル・リオ》(リチャード・マルティネス)、ビアンカ・リー(カルマ)、レイチェル・ドラーチ(デボラ教頭)、ベイリー(ウィラム・ベリ)、ル・ポール(天気予報士)ほか
「御法度」のネタバレあらすじ結末
御法度の紹介:1999年日本映画。衆道(男色)をテーマに新選組を描いた時代劇だが、ミステリー色も強い作品となっている。1865年、新選組に加納惣三郎という前髪の美男子が入隊した。妖しい色香を纏う惣三郎に心惹かれる男は多く、次第に彼を巡って欲と嫉妬が渦巻いていく。松田龍平のデビュー作であり、巨匠大島渚監督の最後の作品ともなった。
監督:大島渚 出演者:ビートたけし(土方歳三)、松田龍平(加納惣三郎)、武田真治(沖田総司)、浅野忠信(田代彪蔵)、崔洋一(近藤勇)、坂上二郎(井上源三郎)、トミーズ雅(山崎烝)ほか
「スリーデイズ・ボディ」のネタバレあらすじ結末
スリーデイズ・ボディ 彼女がゾンビになるまでの3日間の紹介:2013年アメリカ映画。ある変哲もない女性が、ある体験をしたことから身体に異変が起き、次第に変貌していく姿が映し出されていくというストーリーが展開されます。
監督:エリック・イングランド 出演:ナジャラ・タウンゼント、キャロライン・ウィリアムズ、マット・マーサー、アリス・マクドナルド、ケイティ・ステグマン、ほか