ノック 終末の訪問者の紹介:2023年アメリカ映画。『シックス・センス』や『サイン』など、奇妙で驚くような結末が魅力のスリラー映画の鬼才、シャマラン監督。彼の最新作がキリスト教の終末論をモチーフにした『ノック 終末の訪問者』だ。主演はシャマラン監督が彼しかいないと見染めた元格闘家のデイヴ・バウティスタ。屈強な外見の侵入者だが知的で優しい小学校教師という設定が面白い。侵入される家族側はゲイのカップルと彼らの養子である中国系の少女。両親を演じるグロフとオルドリッジは実際にゲイだと公表している当事者でもある。
監督:M.ナイト・シャマラン 原作:ポール・トレンブレイ「終末の訪問者」 出演:デイヴ・バウティスタ(レナード)、ジョナサン・グロフ(エリック)、ベン・オルドリッジ(アンドリュー)、ニキ・アムカ=バード(サブリナ)、ルパート・グリント(レドモンド)、アビー・クイン(エイドアン)、クリスティン・キュイ(ウェン)ほか
LGBT映画一覧
LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)のセクシャルマイノリティをテーマにした映画、LGBT役の出演がある映画のネタバレあらすじ一覧です。切ないラブストーリー、シリアスドラマからコメディ作品まで幅広い作品があり、ゲイなどの同性愛、LGBTについて映画を通して性の多様性を考える機会にもなります。
「ノック 終末の訪問者」のネタバレあらすじ結末
「コンパートメントNo.6」のネタバレあらすじ結末
コンパートメントNo.6の紹介:2021年フィンランド, ロシア, エストニア, ドイツ映画。「オリ・マキの人生で最も幸せな日」で長編デビューを飾ったユホ・クオスマネン監督の長編2作目の作品。1990年代のロシアで寝台列車で偶然相部屋になった国籍の違う男女の交流を描いています。本作は第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でグランプリを受賞しました。
監督:ユホ・クオスマネン 出演:セイディ・ハーラ(ラウラ)、ディナーラ・ドルカーロワ(イリーナ)、ユーリー・ボリソフ(リョーハ)、ユリア・アウグ、ほか
「ベネデッタ」のネタバレあらすじ結末
ベネデッタの紹介:2021年フランス, オランダ映画。J. C. ブラウン著のノンフィクション『ルネサンス修道女物語―聖と性のミクロストリア』を原案とし、17世紀のイタリアに実在した修道女ベネデッタ・カルリーニの波乱に満ちた生涯を描いた歴史サスペンスです。幼くして修道女となり、数々の奇蹟を起こして修道院長にまで上り詰めたベネデッタ。しかし、彼女は実は若い修道女と禁断の関係を持っており、やがて町を揺るがす大騒動へと発展することに・・・。
監督:ポール・バーホーベン 出演者:ヴィルジニー・エフィラ(ベネデッタ・カルリーニ)、シャーロット・ランプリング(フェリシタ)、ダフネ・パタキア(バルトロメア)、ランベール・ウィルソン(ジリオーリ)、オリヴィエ・ラブルダン(アルフォンソ)、ルイーズ・シュビヨット(クリスティナ)ほか
「ひらいて」のネタバレあらすじ結末
ひらいての紹介:2021年日本映画。「勝手にふるえてろ」や「私をくいとめて」などの映画化が増えてきている、綿矢りさの同名小説を映画化した作品です。多感な時期の高校生たちによる、男女の関係を越えた歪な三角関係を描いています。
監督:首藤凜 出演:山田杏奈(木村愛)、作間龍斗(西村たとえ)、芋生悠(新藤美雪)、山本浩司(岡野屋)、河井青葉(藤谷)、木下あかり(守屋)、鈴木美羽(竹内ミカ)、田中偉登(多田健)、板谷由夏(木村頼子)、田中美佐子(新藤泉)、萩原聖人(西村崇)、ほか
「エゴイスト」のネタバレあらすじ結末
エゴイストの紹介:2022年日本映画。2020年に亡くなったエッセイスト・高山真の自伝的小説『エゴイスト』が映画化された。監督は『ハナレイ・ベイ』『Pure Japanese』の松永大司。また映画やテレビドラマの脚本だけでなく小説やエッセイなどで活躍する狗飼恭子も脚本をつとめた。主人公・雑誌編集者の浩輔に2021年『孤狼の血 LEVEL2』で第45回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞した鈴木亮平。その若き恋人・龍太を『THE LEGEND&BUTTERFLY』(2023年)で明智光秀役に抜擢された宮沢氷魚が繊細に演じている。
監督・脚本: 松永大司 脚本:狗飼恭子 出演:鈴木亮平(斉藤浩輔)、宮沢氷魚(中村龍太)、阿川佐和子(中村妙子)、中村優子(斉藤しず子)、和田庵(中学時代の浩輔)、ドリアン・ロロブリジータ(浩輔の友人)、柄本明(斉藤義夫)ほか
「そばかす」のネタバレあらすじ結末
そばかすの紹介:2022年日本映画。恋愛が出来ない、性欲もない。30歳になっても恋愛や結婚には縁がない、そんな主人公佳純の苦悩を描いています。「ドライブ・マイ・カー」で注目された三浦透子が佳純役を熱演、LGBTに悩む主人公を演じています。
監督:玉田真也 出演:三浦透子(佳純)、坂井真紀(佳純の母)、伊藤万理華(佳純の妹)、伊島空(翔)、前原滉(八代)、前田敦子(真帆)、北村匠海(天藤)、ほか
「スワンソング」のネタバレあらすじ結末
スワンソングの紹介:2021年アメリカ映画。ミスター・パットことパトリック・ピッツェンバーガーは、かっては町の有名なヘアメイクドレッサーとして活躍し、現在は引退して老人ホームで孤独な日々を過ごしています。そんな彼に、昔の客の死の知らせと死化粧の依頼が来ます。パットは悩みながらもその依頼を引き受け、老人ホームを抜け出します。『スワンソング』は、高齢者の再起を描いた映画で、お年寄りに勇気を与えてくれるストーリーです。
監督:トッド・スティーブンス 出演:ウド・キアー(パット)、ジェニファー・クーリッジ(ディーディー)、リンダ・エヴァンス(リタ)、マイケル・ユーリー(ジャスティン)、ほか
「C.R.A.Z.Y.」のネタバレあらすじ結末
C.R.A.Z.Y.の紹介:2005年カナダ, モロッコ映画。カナダのケベック州、ザックは1960年のクリスマス生まれ。彼は同性に興味を持ちますが、敬虔なキリスト教徒の父はそんな彼を許しません。彼には暖かく見守る母と個性的な兄弟がいます。『C.R.A.Z.Y.』は、カナダのフランス語圏に住むキリスト教家族の愛と葛藤の物語です。
監督:ジャン=マルク・ヴァレ 出演:マルク・アンドレ・グロンダン(ザック)、ミシェル・コテ(父・ジャーヴェイス)、ダニエル・プルール(母・ローリアン)、ピエール・リユック・ブリヤン(レイモンド)、ほか
「メタモルフォーゼの縁側」のネタバレあらすじ結末
メタモルフォーゼの縁側の紹介:2022年日本映画。「このマンガがすごい!2019オンナ編第1位」を受賞した鶴谷香央理の「メタモルフォーゼの縁側」。一見地味だが心温まるこの物語を映画化したのは『青くて痛くて脆い』の狩山俊輔監督。そして5巻分の話を2時間にまとめ上げたのは人気脚本家・岡田惠和だ。2011年公開の岡田脚本作品『阪急電車 片道15分の奇跡』に祖母と孫役で出演していた宮本信子と芦田愛菜が、年の差58歳のBL好き友だちとしてW主演し、ふたりで主題歌も歌っている。
監督:狩山俊輔 脚本:岡田惠和 原作:鶴谷香央理「メタモルフォーゼの縁側」(KADOKAWA) キャスト:芦田愛菜(佐山うらら)、宮本信子(市野井雪)、高橋恭平<なにわ男子>(河村紡)、古川琴音(コメダ優)、生田智子(花江)、光石研(沼田)、汐谷友希(橋本英莉)、伊東妙子<T字路s>(佐山美香)ほか
「海辺のエトランゼ」のネタバレあらすじ結末
海辺のエトランゼの紹介:2020年日本映画。紀伊カンナの同名漫画を映画化。沖縄の離島を舞台に、男性同士の揺れる恋心を描く青春アニメーション作品。小説家志望でゲイの青年・駿は、とある事情から北海道の実家を飛び出し、沖縄の離島で暮らしていた。ある日、海辺のベンチに悲しげに座る少年・実央と出会う。実央は両親を亡くし、周囲の同情にも嫌気が差して心の殻に閉じ篭っていた。実央に惹かれた駿が半ばナンパのように声をかけ、2人の距離は次第に縮まっていく。しかし実央が本島の施設に入ることになり、2人は離れ離れになってしまった。3年後。未だ実央のことを想う駿の前に、成長した実央が現れる。実央は真っ直ぐな眼差しで、駿に好意を伝えるのだったが…。
監督:大橋明代 声優:村田太志(橋本駿)、松岡禎丞(知花実央)、嶋村侑(桜子)、伊藤かな恵(絵理)、仲谷明香(鈴)、ほか
「ユンヒへ」のネタバレあらすじ結末
ユンヒへの紹介:2019年韓国映画。韓国の地方都市と日本・北海道小樽市を舞台に、二人の女性同士の約20年間に及ぶ心に秘めた恋の記憶と人生模様を描いたラブストーリーです。本作は韓国最大の映画賞である青龍映画賞で監督賞・脚本賞を受賞するなど数々の賞に輝いています。
監督:イム・デヒョン 出演者:キム・ヒエ(ユンヒ)、中村優子(ジュン)、キム・ソヘ(セボム)、ソン・ユビン(ギョンス)、木野花(マサコ)、ユ・ジェミョン(インホ)、瀧内公美(リョウコ)、薬丸翔(リュウスケ)ほか
「MISS ミス・フランスになりたい!」のネタバレあらすじ結末
MISS ミス・フランスになりたい!の紹介:2020年フランス映画。美女が揃うミスコンに男性が紛れたら‥を映像化した作品。幼い頃からミス・フランスになりたいと夢見ていた主人公が、努力を重ね勝ち上がっていくストーリー。実際にジェンダーレスモデルとして活躍しているアレクサンドル・ヴェテールが主人公を熱演しています。
監督:ルーベン・アウヴェス 出演:アレクサンドル・ヴェテール(アレックス)、イザベル・ナンティ(ヨランダ)、パスカル・アルビロ(アマンダ)、ステフィ・セルマ(パカ)、チボー・ドゥ・モンタランベール(ローラ)、クレール・シュスト(ダフネ)、カンタン・フォール(エリアス・ナイム)、ほか
「MONSOON/モンスーン」のネタバレあらすじ結末
MONSOON/モンスーンの紹介:2020年イギリス,香港映画。ボートピープルとしてベトナムを離れた主人公が、30年振りに生まれ故郷を訪れるロードムービー『MONSOON/モンスーン』。監督・脚本は、自身も子どもの頃にベトナムからイギリスに移った経験をもつホン・カウだ。アイデンティティを探し求める男性・キットを演じるのは、イギリス人の父とマレーシア人の母を持つヘンリー・ゴールディング。彼と淡い恋愛関係となるアフリカ系アメリカ人男性ルイスを、父親がベトナム戦争に海軍として従軍した経験を持つパーカー・ソーヤーズが演じている。
監督・脚本:ホン・カウ キャスト:ヘンリー・ゴールディング(キット)、パーカー・ソーヤーズ(ルイス)、モリー・ハリス(リン)、デヴィッド・トラン(リー)ほか
「劇場版 きのう何食べた?」のネタバレあらすじ結末
劇場版 きのう何食べた?の紹介:2021年日本映画。同名原作やドラマで人気の作品を映画化。同性カップルという厳しい環境で生きる弁護士と美容師が難題に直面しながら少しずつ絆を深めていく話です。彼らが作り食べる数々の食事がとても美味しそうに映ります。劇場版の新キャストとして松村北斗が出演しています。
監督:中江和仁 出演:西島秀俊(筧史朗 / シロさん)、内野聖陽(矢吹賢二 / ケンジ)、山本耕史(小日向大策)、磯村勇斗(井上航)、マキタスポーツ(三宅祐)、高泉淳子(上町美江)、松村北斗(田渕剛)、田中美佐子(富永佳代子)、チャンカワイ(上町修)、奥貫薫(三宅玲子)、田山涼成(筧悟朗)、梶芽衣子(筧久栄)、ほか
「パーフェクト・ノーマル・ファミリー」のネタバレあらすじ結末
パーフェクト・ノーマル・ファミリーの紹介:2020年デンマーク映画。デンマーク郊外で暮らす11歳のエマ。地元のサッカークラブで活躍し、家族とも仲が良く慎ましくも幸せな日々を送っていた。ところが突然、これまでの生活が一変してしまう。両親が離婚をすると言うのだ。しかも離婚の理由は、パパが女性として生きていきたいからだった。パニックに陥ったエマは、ホルモン治療によって女性らしくなり、名前まで変え、やがて性別適合手術を受けるというパパに戸惑いを隠せない。大嫌いと叫びながらも、本当にはパパのことが大好きなエマが、葛藤の末に気付いた気持ちとは?北欧の国デンマークのアカデミー賞を呼ばれるロバート賞で9部門にノミネートされ、メイクアップ賞、児童青少年映画賞を受賞した。1990年代末を背景にした家族の物語は、11歳の時に父親が女性になった経験を持つライマン監督の自伝的作品。
監督:マルー・ライマン 出演:カヤ・トフト・ローホルト(エマ)、ミケル・ボー・フォロスゴー(トマス/アウネーテ)、リーモア・ランテ(カロリーネ)、ニール・ランホルト(ヘレ)、ジェシカ・ディネジ(ナヤ)、ハデヴィヒ・ミニス(ペトラ)ほか