クローズ・デイの紹介:2013年ロシア映画。幼い頃に不思議な力を託された女子大生が、仲間たちとともに悪の支配者からモスクワを守るべく“シャドウ・ハンター”として闇を退治するサイキック・アクションムービー。
監督:オレグ・アサドゥリン 出演:マリヤ・ピロゴヴァ(ダーシャ)、パヴェル・プリルチニー、マカール・ザポロジスキー、エブジェニア・ブリック、ほか
映画「クローズ・デイ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「クローズ・デイ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「クローズ・デイ」解説
この解説記事には映画「クローズ・デイ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
クローズ・デイのネタバレあらすじ:起・手に入れた不思議な力
走行中のスクールバスが謎の闇に包まれて橋の上で横転、川に投げ出されたダーシャは水中で謎の人物に出会い、ペンダントを受け取る。
大学生になったダーシャはある日、友人パーヴェルが見知らぬ女の部屋で気を失っているのを目にし、その女の顔が骸骨に変わり、パーヴェルの魂を吸い取っているのが見えた。気づかれた女は逃げ出すが、そこに現れた“シャドーハンター”のエリーザとグリーシャによって捕獲される。呆然とするダーシャの前に“教官”だという男が現れ、ダーシャは大学の地下深くに“闇への扉”が存在していたことを知る。
クローズ・デイのネタバレあらすじ:承・シャドーハンター
かつて大学の建設中に闇へ通じる扉が発見され、それを見つけた3人が以来扉の番人となっているが、時折闇の世界から影が漏れ出し、人間の魂を吸い取っているのだという。そのため、特殊な力を持った者たちが教官のもとでシャドーハンターとして影を闇へ送り返す役割を果たしていたのだった。とまどいながらもハンターとして仲間となったダーシャはエリーザらと行動をともにする。
ダーシャは日々ハンターとしての訓練を積み、大学内で知り合ったサムと恋に落ち、影退治と恋愛で充実した日々を送っていた。
クローズ・デイのネタバレあらすじ:転・闇の支配者
そんな中、闇の世界を支配するアレクサンドルはなんとかモスクワ全体を支配しようと目論んでいたが、扉の番人によって守られているため開くことが出来ずにいた。彼はダーシャが扉を開く鍵になっていることを突き止め、彼女から愛を奪うという呪いをかける。そのことを知ったダーシャはにサムに会って事情を話すが2人の愛は強く、呪いは跳ね返された。しかしアレクサンドルは悪の力を使ってサムを操り、ダーシャからペンダントを盗ませる。しかしペンダントだけでは足りず、ダーシャの血が必要だということに気づいたアレクサンドルはサムを痛めつけることでダーシャを自分の元へ来させ、血を手に入れて扉を開く。
クローズ・デイの結末:取り戻した平和
影たちが街に放たれて混乱をきたすなか、アレクサンドルの手下や彼に操られたサムと死闘を繰り広げるハンターたち。その時、サムが幼い頃アレクサンドルに誘拐されたエゴールだと知ったダーシャが“エゴール”と呼びかけると、記憶を取り戻した彼は自分を操っていた悪の力から解き放たれる。大学が崩れ落ちそうになったその時、ダーシャは扉を閉じるため、ハンターたちを逃がして闇の中に飛び込む。
ダーシャは闇の中で父の名を呼ぶと、闇をつかさどる石像が破壊され、ペンダントが彼女の目の前に現れる。それを掴み、闇から顔を出すと、そこは子供の頃に事故に遭って落ちた川だった。
闇は消え去って大学も改修され、街は以前と変わらない風景に戻っていた。エゴールはハンターらに付き添われて長く離れていた母親との再会を果たす。
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