ターミナル・ベロシティの紹介:1994年アメリカ映画。型破りのスカイダイバーがひょんな事からKGBの女工作員と出会ったことでロシアン・マフィアの陰謀に巻き込まれていくアクション・サスペンス作品で、大迫力のスカイダイビングシーンが見どころです。
監督:デラン・サラフィアン 出演者:チャーリー・シーン(ディッチ・ブロディ)、ナスターシャ・キンスキー(クリス・モロー)、ジェームズ・ガンドルフィーニ(ベン・ピンクウォーター)、(クリストファー・マクドナルドカー)、ハンス・R・ハウズ(サム)ほか
映画「ターミナル・ベロシティ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ターミナル・ベロシティ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ターミナル・ベロシティ」解説
この解説記事には映画「ターミナル・ベロシティ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ターミナルベロシティのネタバレあらすじ:起
アリゾナ州フェニックス。スカイダイビングのインストラクター、ディッチ・ブロディ(チャーリー・シーン)は超一流の腕前を持ちながら町中でスカイダイビングをやるという破天荒ぶりを見せていました。そんなある日、ディッチのスクールに初心者のクリス(ナスターシャ・キンスキー)という美女が入学、ディッチは指導に当たることに。しかしレッスンの初日、ディッチが目を離した隙に、地上数千メートル上空の飛行機からクリスが飛び出してしまいます。しかも彼女のパラシュートは開かず、ディッチはすぐさま後を追いましたが、彼女は地面に叩きつけられて“死亡”します。
ターミナルベロシティのネタバレあらすじ:承
スクールは閉鎖に追い込まれ、責任を問われたディッチの前に、検察局から来たという謎の人物ベン(ジェームズ・ギャンドルフィーニ)が現れ、協力を約束すると言い出します。クリスの事故に疑問を抱いていたディッチは単独で真相を探ろうとしますが、謎の暴漢に襲撃されます。何とか逃げおおせたディッチは事故の瞬間を撮影したビデオを再検証したところ、落下するクリスの上空に別の機体が映っているのを発見します。それから間もなく、ディッチは死んだはずのクリスと出くわします。CIAのエージェントを名乗る彼女はあの事故は偽装したものだと明かし、ディッチに協力を求めます。
ターミナルベロシティのネタバレあらすじ:転
クリスと共に怪しげな工場に潜入したディッチは謎のCD-ROMを発見しますが、そこに現れた敵の襲撃を受けて逃亡します。しかも先日ディックが会ったベンは敵の殺し屋だったのです。そこでクリスは自分の本当の正体をディックに明かします。クリスの正体はKGBの工作員であり、ロシアから大量の金塊を盗み出し、他国で武器を調達してロシアでクーデターを起こそうと目論むロシアン・マフィアを追っていたのです。CD-ROMの情報から密入国機を割り出しますが、事件に巻き込まれてしまい仕事まで失ったディッチはクリスへの協力を断り、クリスは単身で敵に立ち向かっていきます。
ターミナルベロシティの結末
やはりクリスを放っておけないディッチは彼女の元へ引き返そうとしましたが、クリスは敵の一味に捕らえられ、キャデラックのトランクに押し込まれてしまい、車ごと敵の軍用機に乗せられて離陸します。急遽飛行機を調達したディックは軍用機を追い、決死の覚悟で乗り移ると敵と闘いながらクリスを乗せたキャデラックを発見、車ごと敵機から落下していきます。トランクをこじ開けたディッチはクリスを助けるとパラシュートを開き無事地上に着地します。しかし、ベンもパラシュートで着地、ディッチと格闘になりますが、ディッチは咄嗟にベンの予備用パラシュートを開き、近くの風力発電所の風車に巻き込ませて倒します。燃料漏れを起こした敵機も墜落し、マフィア一味は逮捕されました。数ヶ月後、ディックはモスクワで、クリスと共に勲章を授与されました。
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