シックス・デイの紹介:2000年アメリカ映画。ある日仕事から帰ってくると自分と瓜二つの人間が自宅にいることで、自分の日常が崩れ、さらにクローン技術の陰謀へと巻き込まれていく男を描いたSF映画です。
監督 :ロジャー・スポティスウッド 出演:アーノルド・シュワルツェネッガー(アダム・ギブソン)、トニー・ゴールドウィン(マイケル・ドラッカー)、ロバート・デュヴァル(グリフィン・ウィアー博士)、マイケル・ラパポート(ハンク・モーガン)ほか
映画「シックス・デイ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「シックス・デイ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
シックス・デイの予告編 動画
映画「シックス・デイ」解説
この解説記事には映画「シックス・デイ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
シックス・デイのネタバレあらすじ:クローンの法律
近未来のアメリカ、動物と人間の臓器のクローン作成はもはや当たり前の技術となっていました。しかし、人間のクローンを作成することは「6d法(シックス・デイ法)」という法律により厳しく制限がかけられていました。
シックス・デイのネタバレあらすじ:身体検査
ヘリのチャーター便を運航する会社を運営していたアダム(アーノルド・シュワルツェネッガー)とハンク(マイケル・ラパポート)は、ある日大物だというマイケル・ドラッカー氏からチャーター便の依頼が入る。ドラッカーのパイロットを務めるため、アダムの視力検査などが行われた。しかしその日はアダムの誕生日だったため、代わりにハンクがドラッカーに成りすましてパイロットを務めることとなった。会社にアダムの妻から電話があり、愛犬オリバーの調子が悪く安楽死の必要があると言われる。娘が悲しむからと、クローンを作るためリペット(RePet)へ行ってほしいと頼まれるが、アダムは愛犬のクローンを作ることには乗り気ではなかった。
シックス・デイのネタバレあらすじ:自分と瓜二つの人間
仕事を終えてアダムが家へと戻ると、オリバーがなぜか生きていました。また、家の中を覗くと家族や友人がアダムの誕生日をお祝いしていた。そこにはアダムとそっくりな人間がいるのです。それはクローン人間でした。そこへ本物のアダムを殺そうとする男女が現れます。家の中にいるのはクローンだと言われ、一緒に来るよう脅されます。しかしアダムは隙を突いて必死に逃走します。難を逃れ警察に駆け込むアダムでしたがまともに取り合ってもらえないだけでなく監禁されます。しかし危機を感じたアダムは逃走。アダムはハンクに助けを求めます。ハンクとともにアダムの家へ行き、自分の家族を取り戻そうとしますが瓜二つの自分を殺すのに躊躇します。そこへアダムを殺そうとする連中がまた現れます。
シックス・デイのネタバレあらすじ:クローン計画
ハンクの家に避難すると、外から銃撃されハンクは倒れ込みます。銃撃した男とアダムは争いになり追いかけるもののその男はクローン反対派の1人である秘密を言い残し自殺します。その秘密とは、アダムと一緒にいたハンクはクローンで、本物は今日の昼にドラッカーを殺すために共に殺した、今いるドラッカーはクローンだと。ウィアー博士(ロバート・デュヴァル)がドラッカーとハンク、そしてアダムのクローンも作ったのだと。そこへアダムを追う連中が執拗に追いかけてきますがアダムは銃で撃退し逃走します。アダムはウィアー博士のいる研究施設に忍び込みます。ウィアー博士と対面したアダムは人生を取り戻すため自分の情報「シンコード」を返すよう迫ります。そしてウィアー博士はクローン技術やドラッカーの計画について話します。アダムとウィアー博士はドラッカーのシンコードを持って逃げます。
シックス・デイの結末
ウィアー博士はアダムの家族も危険だと忠告、すぐに家族のもとへと向かいますが、そこにはすでに魔の手が。助けを求める妻と娘でしたがヘリで連れ去られてしまいます。そこでアダムはクローンのアダムと初めて対面、協力して家族を取り戻すことを決意します。ドラッカーとアダムは、妻と娘をドラッカー自身のシンコードと交換しようと交渉します。そしてドラッカーと対面したアダムは衝撃の事実を知ります。実はアダムはクローンだと言うのです。冒頭で娘のためにリペットへ向かったアダムはすでにクローンだったのです。そしてドラッカーのシンコードを必死に取り戻そうとする敵たちでしたがアダムの記憶の中からは探し出せません。そしてもう一人のアダムがここに侵入していることが発覚。そのアダムによって妻と娘は無事に救出されます。アダムたちとの戦いにより負傷したドラッカーは再び自身のクローンを作ろうとしますが時間が足りず不完全なクローンが誕生します。そこへアダムが現れ銃で施設を次々破壊、ドラッカーを倒すことに成功したように見えましたが、まだしぶとく生きていました。追いかけてきたドラッカーによりアダムは足を撃たれますが、クローンのアダムと共にヘリコプターをリモートで操りドラッカーの殺害に成功します。そのころクローンの研究施設はアダムが仕掛けた爆弾により壊滅、アダムたちも爆発寸前でヘリを操縦し、脱出に成功するのでした。クローンだったアダムは家族との時間をほんの少し過ごしたのち、パタゴニア地方へと旅立つのでした。
「シックス・デイ」感想・レビュー
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クローンを作るのは神への冒涜(古いかな)です。やっちゃ駄目です。
途中からどっちがクローンなのか分からなくなりますが、この映画は繰り返し見ると面白いですよ!子供の頃はドロドロになるドラッカーがトラウマになりましたが、大人になって鑑賞すると、やっぱり気持ち悪いなぁ…と思いました(^_^;)そして、毎回、この映画の最後で私は泣きそうになります。(自分から身を引くシュワちゃんに感動します)クローンでも感情があると思うと尚のこと…いつまでも胸に残る映画だと思います!