マリー・アントワネットの首飾りの紹介:2001年アメリカ映画。フランス革命の遠因となった首飾り事件を題材とした映画で、女性の欲望が周囲の人間を動かし、やがて思いもよらない事態に発展する展開が見どころのストーリーとなっています。
監督:チャールズ・シャイア 出演者:ヒラリー・スワンク(ジャンヌ)、サイモン・ベイカー(レトー)、エイドリアン・ブロディ(ニコラ)、ジョナサン・プライス(ロアン枢機卿)、ブライアン・コックス(ブルトゥイユ男爵)、ジョエリー・リチャードソン(マリー・アントワネット)、クリストファー・ウォーケン(カリオストロ伯爵)ほか
映画「マリー・アントワネットの首飾り」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「マリー・アントワネットの首飾り」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「マリー・アントワネットの首飾り」解説
この解説記事には映画「マリー・アントワネットの首飾り」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
マリー・アントワネットの首飾りのネタバレあらすじ:ジャンヌの証言と過去
1786年のパリ、ある法廷にてジャンヌは証言台に立ち、私の失った人生を取り戻すと語ります。どんな背景でこの言葉を語ったのか、宮内大臣は彼女の行為を振り返ることにしました。
マリー・アントワネットの首飾りのネタバレあらすじ:ジャンヌの家族
ジャンヌは貴族出身の人間でとりわけヴァロワ家という高貴な家の出自でした。しかし彼女が幼いときに父を政府が惨殺、彼女はその光景を目にしながら育ち、彼女はニコラ伯爵と結婚するもベルサイユ宮殿に入ると、そこに出入りする男性から宗教の最高権威である人間、ルイ枢機卿を紹介されます。彼は好色家として知られており、マリーアントワネットの母を誘ったことで王妃から嫌われていたのでした。
マリー・アントワネットの首飾りのネタバレあらすじ:枢機卿
そこをなんとか打開したいルイ枢機卿はジャンヌがマリーの便箋などをもっていたことで彼女を庇護にし、利用しようと画策します。ジャンヌは次いでに王妃の手紙を装ってルイ枢機卿に対して謝罪と金銭を要求します。枢機卿は権力を利用して彼女を脅しますが、彼女はマリー王妃をちらつかせ、彼を屈服させることに成功するのです。
マリー・アントワネットの首飾りのネタバレあらすじ:王妃を装うジャンヌと首飾り
ジャンヌはマリー王妃を装い、枢機卿と手紙を交わすようになりました。そのことは実際のマリー王妃は存じていなかったのですが、彼らは手紙を交わすうちに親密になっていったのです。ある日、ジャンヌは街で首飾りを見つけ、購入しようとします。しかしその首飾りは膨大な金額で売られており、ジャンヌの金額では買えるものではありませんでした。
マリー・アントワネットの首飾りのネタバレあらすじ:お芝居
彼女は枢機卿に提案しますが、彼はマリー王妃に直接会うと言い出すので、ジャンヌはなんとかして街にいるマリー王妃に似た売春婦を口説き、マリー王妃の姿をさせて枢機卿と会うことに成功、枢機卿は首飾りのための保証人になることを決意してしまいます。かくしてジャンヌは首飾りを手に入れ、そのお金でヴァロワ家の復興を行おうと考えていました。
マリー・アントワネットの首飾りの結末:ジャンヌと枢機卿たちの逮捕
しかしこのことはまったく関係のなかったマリー王妃にも伝わり、枢機卿は逮捕、そしてジャンヌやその他の関係者全員が逮捕されてしまいます。ジャンヌは宮内大臣から枢機卿の罪を認めるよう促されますが、ジャンヌは拒否、マリー王妃はそこでジャンヌと会い、失意の念を向けます。その後の裁判において彼女はむち打ちの刑と焼き印を押されてしまいますが、枢機卿は無罪のまま裁判は終了を迎えます。しかし、ジャンヌはその後ロンドンへと渡りますがホテルから謎の転落をし、死亡してしまいます。
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