がんばれ!ベアーズの紹介:1976年アメリカ映画。悪ガキたちの弱小チームがリトルリーグで旋風を巻き起こすスポーツドラマ。大ヒットし、続編2本、それにTVシリーズが作られた。2005年には「がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン」としてリメイク。
監督:マイケル・リッチー 出演:ウォルター・マッソー(モーリス・バターメイカー)、テイタム・オニール(アマンダ)、ヴィク・モロー(ロイ・ターナー)、ジャッキー・アール・ヘイリー(ケリー・リーク)、ほか
映画「がんばれ!ベアーズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「がんばれ!ベアーズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「がんばれ!ベアーズ」解説
この解説記事には映画「がんばれ!ベアーズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
がんばれ!ベアーズのネタバレあらすじ:1
駐車場に車を止めたモーリスは、バックシートの缶ビールを開けるとそこにウィスキーを加えて飲み始めます。彼は元マイナー・リーグの選手で、今はプールの清掃人。生活は荒んで、アル中でした。そんな彼に、ある市会議員が仕事の声をかけます。弁護士でもあるその議員は、「才能がないからと言って子供を競技に参加させないのは問題だ」と、リトルリーグへの訴訟を起こしていました。そして、リーグ側は和解の条件として、もう一つ弱小チームをリーグ戦に加えることを承諾したのです。そのチームを監督してくれないか、というのが議員の頼みでした。違法行為ではありますが、給料を出そうという条件に、モーリスは監督を引き受けます。
がんばれ!ベアーズのネタバレあらすじ:2
しかし、顔合わせ後にプレイをさせてみると、まるでお話にならない下手さです。最初の試合ではアウトひとつ取れず、モーリスは仕方なく試合を放棄。いくら勝ち負けにはこだわらないと言っても、やはり情けない気持ちになります。彼は戦力を強化することを決意し、まず元恋人の娘、11歳のアマンダを入団させます。口の悪い女の子ですが豪腕のピッチャーで、外国製ジーンズの購入やバレエのレッスンに通わせることなどを条件にチームに参加。そしてハーレーに乗って借金の取り立てをやっている少年ケリーをスカウト。彼の運動能力を見込んでのことです。2人の加入は全員への刺激となり、チーム一丸となってやる気を出し始めます。
がんばれ!ベアーズの結末
アマンダの好投もあってチームは勝ち始め、ついには優勝決定戦に出場が決定。対戦相手は常勝チームのヤンキース。監督のロイは好戦的で、選手に対しても容赦しません。試合は熱戦となり、わざと相手にぶつかったり、危険球を投げたりと汚い手段の横行。しかし、ロイの冷酷な態度にモーリスは自分の采配を反省し、勝ちにこだわるのをやめます。全員が試合に出場できるようにしたため、結局ベアーズの負け。健闘を讃えられたベアーズ選手たちは準優勝のトロフィーを投げつけ、「来年まで待ってろよ」と叫びます。そしてまるで優勝したかのようにビールかけを始めるのでした。
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