映画「ハニーVS.ダーリン 2年目の駆け引き」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ハニーVS．ダーリン 2年目の駆け引きの紹介：2006年アメリカ映画。ゲイリーとブルックは野球場で出会い交際開始、マンションも買い同棲生活を始めます。2年が経った頃、お互いに性格の不一致から我慢の限界に達し、別れ話に発展。まだ愛し合いながらも意地の張り合いで仲直りできず、溝を深めて行きます。マンションを手放したくない2人はルームメートとして同居を続けるも、様々な意地の張り合いの挙句、関係修復も不可能に。いよいよマンションを売却する話もまとまった頃、最後の仲直りのチャンスをかけてブルックはゲイリーをコンサートに誘います。
監督：ペイトン・リード 出演：ヴィンス・ヴォーン（ゲリー）、ジェニファー・アニストン（ブルック）、ジョーイ・ローレン・アダムス（エイディー）、ジョン・ファヴロー（ジョニー・オー）、ほか
この解説記事には映画「ハニーVS.ダーリン 2年目の駆け引き」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ゲイリーとブルックはシカゴカブスの試合会場で偶然出会い付き合う事になりました。そして間も無くマンションを共同で購入し同棲し始めます。ゲイリーは兄弟のルパス、デニスと家族でツアーガイド会社を営んでいます。ブルックは.芸術家マリリンのアートギャラリーに勤務しています。同棲を始めて2年、徐々に2人の間に溝ができ始めます。ブルックはゲイリーの子供っぽく、いい加減な上に何をしても感謝をしない彼に嫌気がさし、ゲイリーは彼女が口うるさく、几帳面なところが嫌になっていました。
ある夜、両家の家族を招待しマンションで食事会を開きますが、食後の片付けを手伝ってくれないゲイリーと今までの不満をぶつけ合い大げんかになり別れ話にまで発展します。ブルックは親友のアディに、ゲイリーは親友ジョニーに相談をします。まだお互い愛し合っていながらも素直に仲直りできない2人の溝はさらに深まります。どちらもマンションから出て行きたくない事から、しばらくの間ルームメートとして同居する事になりました。お互いの生活スペースを区切りお互いに干渉しない生活を始めました。ゲイリーの生活スペースはゴミだらけになりだらしない生活がエスカレートしてしまいます。そのだらしなさは兄弟にも呆れられ始めました。事務処理などの雑用も全く手伝ってくれないゲイリーにデニスの怒りも爆発、兄弟の仲は険悪になってしまいます。
出来れば仲直りしたいブルックはわざと男性と外出するのを見せつけ嫉妬させようとします。ゲイリーはデートに出かける彼女を見てやけになり、彼女がデートに出かけた後、ストリップの女性を部屋に呼び酒を煽ります。帰宅したブルックはその様子を見てショックを受けます。ブルックの作戦は裏目に出てしいまい2人の心は離れて行きます。ですが、ギャラリーに訪れたイケメン男性にデートに誘われてもゲイリーの事を思うブルックは断っていました。そしてマンションの売却も成立し２週間後に引っ越しすることも決まり、最後の望みを掛けたいブルックはゲイリーをコンサートに誘います。彼は一緒に行く約束をしますが結局ジョニーの経営するバーで過ごし会場に現れませんでした。コンサート会場から帰宅し部屋で泣きじゃくるブルック、チケット代を返金すると謝罪する彼に今日の事、そして今までの事でどれだけ傷ついたか彼に訴えます。その後、ジョニーに相談に行ったゲイリーは彼から、いつも自己中心で自分のやりたい放題、彼女はゲイリーの為に尽くしているのにと指摘されます。ゲイリーはそう言われて初めて深く反省し自分を見つめ直します。
その頃、ブルックは長期のヨーロッパ旅行に行く決心をし、辞職をマリリンに願い出ます。そしてその夜、以前ブルックにデートを申し込み断られたイケメンの顧客を引っ越し前のマンションに招き入れ、彼女の所有する美術品を紹介、売却しようとしていた時、ゲイリーは見違えるように部屋を掃除し豪華なディナーを用意して彼女を待っていました。そして今までの謝罪と彼女を愛していると告白します。ですが疲れ果てたブルックは彼を受け入れる事が出来ませんでした。彼は彼女を尊重しマンションを後にします。ゲイリーは会社事務所を掃除し、事務処理を1人、徹夜で片付けます。そして出社したデニスに謝罪します。彼の変わりように驚くデニスでした。お互いの道を歩み始めた2人、時は流れゲイリーは仕事に打ち込み、バスツアーだけでなくボートツアーも成功させていました。ブルックもヨーロッパから戻り再就職をしていました。2人は偶然街で再会します。スリムになり顔つきも変わったゲイリーに驚くブルック、お互いの近況報告をして笑顔で別れます。そして2人は振り返り再び微笑み合うのでした。
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