メイフィールドの怪人たちの紹介:1989年アメリカ映画。アメリカの郊外生活者の不安を描くダーク・コメディ。「グレムリン」で知られたジョー・ダンテが監督。やはり監督として知られたロン・ハワードが共同製作者を務めている。撮影はすべてスタジオのオープンセットで行われた。
監督:ジョー・ダンテ 出演:トム・ハンクス(レイ・ピーターソン)、キャリー・フィッシャー(キャロル・ピーターソン)、ブルース・ダーン、コリー・フェルドマン、リック・デュコモン、ほか
映画「メイフィールドの怪人たち」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「メイフィールドの怪人たち」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
メイフィールドの怪人たちの予告編 動画
映画「メイフィールドの怪人たち」解説
この解説記事には映画「メイフィールドの怪人たち」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
メイフィールドの怪人たちのネタバレあらすじ:1
宇宙からのカメラ映像が段々と地球に寄ってゆき、やがて1つの町を映し出します。そこはメイフィールド・プレイス。ミズーリ州にある郊外住宅地です。うららかな陽が射す長閑な一帯で、レイ・ピーターソンは妻のキャロル、それに息子のデイブと3人、満足してそこに暮らしています。退役軍人であるマーク、朝からカラスにショットガンをぶっ放すアートという少し変わった隣人たちもいますが、まずは平和な町でした。ただ、手入れもなくまるで幽霊屋敷のようになっている空き家が1軒あり、そこだけが異彩を放っています。
メイフィールドの怪人たちのネタバレあらすじ:2
そして、ある朝、そこに新しく引っ越してきた一家がいることにレイが気づきます。クロペックという一家。どんな人たちなのか興味を持って挨拶を待つレイたちですが、彼らはなかなか姿を見せません。驚いた事に、彼らが引っ越してきたのは1ヶ月も前なのです。自分たちだけでなく、近所の人全員がクロペック一家の姿をほとんど見たことがありません。そしてデイヴによると、その家の裏手で誰かが真夜中に穴を掘っていたというのです。いかにも怪しげで人目を避ける奇妙な様子に好奇心をそそられるレイ。その気持はマークやアートも同じでした。かつてこの付近で殺人事件があったことを聞き込んだ彼らはクロペック一家の家を監視し始めます。やがて、やはり近所に住むウォルターという老人が行方不明に。そしてレイの庭から人骨らしいものが発見されます。
メイフィールドの怪人たちの結末
不審感を強めた彼らは思い切ってクロペック家を訪ねてみることに。ハンスという若い男とその伯父だというルーベンが最初彼らに対応しますが、ひどく敵意を見せています。しかし、ウェルナーというその一家の主人である医師がやってくると、雰囲気が変わります。インテリの彼は皆に酒を勧め、歓待するのです。しかし、疑問は拭えず、レイたちはこっそりとまたクロペック宅に侵入。しかしうっかりとガス爆発を引き起こします。激怒するクロペック一家。一旦は自分たちが間違っていたと思うレイですが、実はやはりクロペック一家は大量殺人を犯していたのです。病院ゆきの救急車に乗せられたレイはウェルナーに襲いかかられたものの、何とか助かります。クロペック一家は逮捕。ようやくメイフィールドに平和が戻りました。
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