死霊館 悪魔のせいなら、無罪。の紹介:2021年アメリカ映画。突然悪魔に取り憑かれた少年デヴィッドの家族は、悪魔祓いを始めます。しかし同席していたアルネは悪魔に取り憑かれ殺人事件を起こしてしまいます。アルネは裁判で、悪魔による殺人として無罪を主張します。その一方で心霊研究家のエドとロレインのウォーレン夫妻はアルネの悪魔を退治しようとしますが、二人も悪魔を操るカルト教団のリーダーに襲われます。本作は1981年に実際に起きた事件を映画化した作品で、『死霊館』シリーズの8作目になります。
監督:マイケル・チャベス 出演:ヴェラ・ファーミガ(ロレイン・ウォーレン)、パトリック・ウィルソン(エド・ウォーレン)、ルアイリ・オコナー(アルネ)、サラ・キャサリン・フック(デビー)、ジュリアン・ヒリアード(デヴィッド)、スティーヴ・コールター(ゴードン神父)、ジョン・ノーブル(カストナー)、シャノン・クック(ドリュー)、ほか
映画「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
死霊館 悪魔のせいなら、無罪。の予告編 動画
映画「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」解説
この解説記事には映画「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
死霊館 悪魔のせいなら、無罪。のネタバレあらすじ:起・悪魔にとりつかれたアルネの犯罪
1981年7月18日、コネチカット州ブルックフィールド市。心霊研究家のエド(パトリック・ウィルソン)とロレイン(ヴェラ・ファーミガ)のウォーレン夫妻は、悪魔にとりつかれた8歳のデヴィッド・グラツェル(ジュリアン・ヒリアード)の教会関係者による悪魔祓いをサポートをすることになりました。
デヴィッドの家には彼の両親と姉デビー(サラ・キャサリン・フック)、そして彼女の恋人アルネ(アイリ・オコーナー)がいました。ゴードン神父(スティーヴ・コールター)は悪魔祓いを始めます。デヴィッドが暴れ出しエドが襲われます。ロレインはデヴィッドの悪魔の幻影をみます。家族はデヴィッドをベッドになんとか寝かせます。エドは入院することになりました。
後日、デビーとアルネはパーティーの準備で忙しくしています。アルネがキッチンへ行くと、食べ物の入った箱が動くの見て不審に思います。彼は壁に穴があるのを目撃すると、女性の幽霊に襲われます。
一方、入院中のエドは意識不明でロレインが看病しています。ゴードン神父が彼の見舞いに訪れました。ロレインはエドに初めて会った時のことを思い出します。
アルネは家主のブルーノに会います。彼らはデビーの家に到着し、彼女を探します。
エドは病院で目を覚まし、悪魔はアルネに取り憑いていると警告し、彼に電話します。しかし、アルネは家で音楽を聞いていたため、それに気づきません。ロレインは警察に連絡し、アルネが危険であることを警告します。
アルネは自宅で、悪魔に変身したブルーノにデビーが襲われているのを目撃します。アルネは悪魔のブルーノと戦います。血まみれのアルネが自宅の外を歩いてると、警察に遭遇します。
死霊館 悪魔のせいなら、無罪。のネタバレあらすじ:承・殺人は悪魔の仕業?
警察はアルネをブルーノ殺人容疑で逮捕。ニュースではアルネがブルーノを22回刺したと報道しています。エドとロレインが、アルネとデビーに会うと、デビーはアルネはブルーノを殺していないと訴えます。ウォーレン夫妻はアルネの弁護士に、殺人は悪魔の仕業だと言い始めます。その後、アルネの弁護士は裁判で、殺人は悪魔の仕業だと弁護します。
ウォーレン夫妻はアルネの事件の調査を始めます。ウォーレン夫妻はデヴィッドの悪魔祓いのケースに戻ります。
デヴィッドは悪魔祓いを受ける数ヶ月前からベッドで悪魔に襲われる事件を起こしていました。ウォーレン夫妻はデヴィッドの家を調査し、地下室にいきます。ロレインは地下で、カルト教団のものと思われる悪魔のトーテム(特定の集団を結びつける象徴的な彫刻)を見つけ、写真に収めます。
ウォーレン夫妻は、写真をゴードン神父に見せます。ゴードンは夫妻に、カルト教団に詳しいカストナー(ジョン・ノーブル)に会いに行くことを勧めます。
カストナーはウォーレン夫妻を家に入れ、カルト教団の資料を見せます。その教団のトーテムはデヴィッドの家で発見されたトーテムと同じで、カストナーは過去にこの教団が告発された裁判で有罪が宣告されると、検察官たちに不幸が訪れたと警告します。
アルネは拘置所で掃除中に、悪魔に脅されます。ウォーレン夫妻はアシスタントのドリュー(シャノン・クック)から電話を受け、同様の事件が別の町であると言われます。
ウォーレン夫妻は、その事件の担当であるクレイ刑事に会います。クレイはアルネが悪魔にとりつかれた件には懐疑的ですが、ウォーレン夫妻に行方不明のジェシカの事件について助けを求めます。クレイはジェシカの所持品として、例のトーテムの写真を見せます。クレイは、ジェシカの友人ケイティは22回刺されて死んだと言います。
デビーはデヴィッドをアルネに面会させます。デヴィッドは自分と同じことが起きているとアルネに言います。
死霊館 悪魔のせいなら、無罪。のネタバレあらすじ:転・カルト教団の祭壇の破壊
ウォーレン夫妻とクレイは森に到着し、ジェシカの捜索を始めます。ロレインは霊能力でジェシカが22回ケイティを刺すシーンを想像します…。ロレインが突然走り出し、崖に向かいます。彼女は崖から川に落ちそうになりますが、エドに助けられます。ロレインはその川にジェシカの死体があると言い、その後、警察はジェシカの死体を発見します。
デビーはウォーレン夫妻に電話をして、悪魔はアルネを自殺させると警告します。ウォーレン夫妻はジェシカの死体をチェックにいきます。二人は遺体安置所に忍び込み、ジェシカの遺体を見つけます。
ロレインはジェシカの体を触って霊を感じ、例のカルト教団の儀式をイメージします。ロレインはカルト教団のリーダーの女性の幻影を見ます。そしてリーダーは呪いの完結を予告します。
拘置所では、アルネが悪魔に取り憑かれて自殺しようとしますが、看守に助けられます。
ロレインは突然、悪魔に襲われますがエドに助けられます。
ウォーレン夫妻はデビーとドリューに会い、今後について話し合います。彼らは二つの殺人事件(アルネによるブルーノ殺害、ジェシカによるケイティ殺害)を関連付け、四人はこの二つの事件は例のトーテムのカルト教団の呪いによるものとして、カルト教団のトーテムの祭壇を破壊する必要があると考えます。ロレインが祭壇の場所を突き止めようとしますが、エドが倒れます。
その夜、エドが目覚めるとロレインがいません。エドは彼女を探すと、カルト教団のリーダーの女性の幻想に会います。エドは悪魔に襲われますが、悪魔祓いをし、なんとか助かります。
そしてエドはロレインを見つけます。二人は、朝は咲いていた花瓶の花が枯れているの見つけ、その中に例のトーテムを見つけ、自分たちが呪われていることに気づきます。ウォーレン夫妻はカルト教団の祭壇の破壊を急ぎます。
死霊館 悪魔のせいなら、無罪。の結末:謎の教団のリーダーとの最終対決
ウォーレン夫妻、ドリュー、デビーは相談し、デビーがアルネのそばにいることにし、ニューマン神父が悪魔祓いをすることにします。ドリューは、ジェシカがトーテムを彼女の大学で手に入れて呪われたことを知り、祭壇はその大学の近くだと推測します。
ロレインは再びカストナーに会い、カルト教団の謎を解く本を渡します。カストナーは、カルト教団は呪いの完結のためさらなる犠牲者が必要だと話し、彼の昔の教会へ行きます。カストナーは、自分には行方不明の隠し子の娘がいることを話します。カストナーは、カルト教団のリーダーの女性はその隠し子イスラだろうと言い、祭壇は教会の地下にあるといいます。
二人は教会の地下に行きますが、カストナーはカルト教団のリーダーで自分の娘イスラに殺害されます。ロレインは祭壇を見つけ破壊しようとしますが、イスラに襲われ逃げ出します。
イスラはアルネを呪い始めます。アルネは暴れだしますが、デビーとニューマン神父が悪魔祓いをします。
エドは教会を訪れますが、イスラに呪われ、彼はロレインを襲います。ロレインは祭壇の近くまで逃げます。エドは斧を持ち、ロレインを殺害しようとします。ロレインは祭壇まで逃げます。エドの斧で攻撃しますが、ロレインは二人の愛の強さを語ると、エドの呪いは解けます。
エドが斧で祭壇を破壊します。祭壇の破壊によりアルネの呪いは解け、彼は正常に戻ります。イスラは死亡しました。
数日後、アルネの裁判が始まります。
(エンドロール)アルネは懲役5年の有罪判決を受けます。デビーとアルネは獄中結婚し、今でも夫婦であることが流れます。
以上、映画「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」のあらすじと結末でした。
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