ディアボリカルの紹介:2015年アメリカ映画。夜パソコンに向かうマディソンはふといつもの嫌な気配を感じた。ここ最近度々現れる謎の気配。時には人の姿を時にはまるで化け物のような姿のそれはマディソン達一家を悩ませた。その正体も目的も分からないままただただ逃げ惑うだけのマディソン達。しかしある時恋人ニックの助けでその正体を垣間見ることが出来た。それはただの幽霊か、そうであればどんなに良かったのか。ホラーとSFを合わせた新感覚スリラー。主演は「バイオハザード」シリーズのアリ・ラーター。
監督:アリステア・ルグラン 出演:マディソン(アリ・ラーター)、ニック(アルジュン・グプタ)、ジェイコブ(マックス・ローズ)、ヘイリー(クロエ・ペリン)、ハミルトン(パトリック・フィッシュラー)ほか
映画「ディアボリカル」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ディアボリカル」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ディアボリカルの予告編 動画
映画「ディアボリカル」解説
この解説記事には映画「ディアボリカル」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ディアボリカルのネタバレあらすじ:夜
光と共に現れ光と共に消えて行く謎の存在、ここ最近マディソンはその存在に悩まされていた。今がまさにそうだ、子供達が寝静まった夜パソコンに向かっているとその気配を感じた。そしてそいつは現れた。人間のようで人間でない、いや暗くてよく分からないそいつはマディソンに向かってくる。あまりの恐怖に身を縮ませた彼女だったが目を開けるともうそいつは消えていた。いつもと同じだ、その正体も目的も分からない。しかしもっと厄介なのは末っ子のヘイリーが幽霊と話しているというジェイコブの話だった。
ディアボリカルのネタバレあらすじ:問題
マディソンの家にはその幽霊とは別に問題をいくつか抱えていた。一つは長男ジェイコブのケンカ、そのことで彼に児童相談所から人が来ていた。良い事もある、ジェイコブを教える教師のニックとの仲だ。夫を亡くしたマディソンに彼はとても良くしてくれている。しかし彼には幽霊の事は話せなかった。ある日まだ明るい昼間に幽霊が現れた。それは乾燥機から這い出るように突然姿を現した。皮膚は剥がれているのか身体は真っ赤、迫りくるその幽霊から守るためその場にニックが姿を現した。
ディアボリカルのネタバレあらすじ:観測
ニックに全てを話した。すると彼は気味悪どころか協力を申し出た。そして友人からたくさんの機材を借りマディソンの家にカメラを設置、その幽霊の正体を探ろうとした。マディソンにはもう一つ悩みがあった。お金の問題だ。この家にはお金がない。家を売りに出すとある業者が便宜を図ってくれたがそれも難しかった。いつからか子供達がこの家から離れられなくなっていた。原因は謎だ。家から少しでも離れると二人は身体中に痣を発症、そのまま意識を失ってしまう。家に戻すと何事もなかったかのように元気になった。
ディアボリカルのネタバレあらすじ:反撃
ニックがカメラを設置した夜、早速幽霊が姿を現した。そいつは4人を執拗に追いかけた、しかしニック達の反撃にあい姿を消した。また来る、そう感じたマディソン達は家中にトラップを設置し武器を用意した。そしてあいつが現れるまでの間マディソンはカメラの映像を確認。そこにははっきりとあいつの出現する様子まで写っていた。まるで囚人服のような服装のそいつの胸に見覚えのあるマークがある。それはマディソンの家を売ろうとするある会社のマークだった。カムセット社、その会社を調べるとさらなる事実が発覚する。
ディアボリカルの結末:正体
物質の転送実験「エコー」、それがカムセット社の行っていた実験だった。そこに携わる人間の写真の中にニックの姿を発見、マディソンは彼を問い詰めた。彼は会社から手を引いていた。囚人を実験に使うという手段に納得がいかなかったのだ。そしてこの実験も先40年は禁止されているはずだった。とするとここにくる幽霊達の正体は未来人ということになる。その夜、また昨夜の幽霊が現れた。そして激しい闘いの中その幽霊は息子ジェイコブの頬に大きな切り傷をつける。その瞬間幽霊の頬にも傷が出来た。彼は未来のジェイコブだった。そして傷ついた大人のジェイコブは未来に戻っていく。マディソンも共に未来へと運ばれていった。
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