映画「アルカディア」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アルカディアの紹介：2017年アメリカ映画。とある兄弟が10年前に脱退し、ずっと関わって来なかったキャンプ・アルカディアから送られてきた一本のビデオテープがきっかけで久しぶりにアルカディアに戻る事になり、そこで不可思議な現象に巻き込まれていくというSFスリラーです。
監督：アーロン・ムーアヘッド 、ジャスティン・ベンソン 出演：アーロン・ムーアヘッド（アーロン）、ジャスティン・ベンソン（ジャスティン）、キャリー・ヘルナンデス（アナ）、リュー・テンプル（ティム）、テイト・エリントン（ハル）、ジェームズ・ジョーダン、ほか
この解説記事には映画「アルカディア」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アーロン(アーロン・ムーアヘッド)とジャスティン(ジャスティン・ベンソン)の兄弟が、カルト教団アルカディアのキャンプから抜け出して10年、再びアルカディアから一本のビデオテープが送られてきます。
メンバーが集団自殺をするという噂を聞き、ジャスティンがアーロンを連れてキャンプを脱退したのですが、アーロンの希望によりキャンプ・アルカディアを訪れ、１日滞在することにします。
意外にも帰って来たことを歓迎される2人。それどころか滞在を延ばすように奨められます。
ジャスティンはランニング中に巨大な気配を感じ、一瞬空が真っ暗になったかと思うと、何もなかった地面に湖に浮かぶブイの写真が置かれていることに気づきます。ジャスティンはかつてより知る友人ハルに相談すると、ブイを見つけたら下に潜れば大いなる力を知ることができると、ハルは話します。
ジャスティンはアーロンと釣りをしている時にブイを見つけ、潜ってみると一本のビデオテープを見つけます。その時に化物を見たジャスティンはキャンプを去ることを決意するのでした。
アーロンはアルカディアを離れるのを嫌がったため、ジャスティンが１人車に乗り立ち去ろうとしますが、バッテリーが上がっていて動きません。仕方なく歩いていると迷ってしまいます。近くにあった家を訪ねると、その家に首吊り遺体がありました。しかし同時に遺体と同一人物に話しかけられて驚きます。
その男曰く、ここでは時間がループしているらしく、男の場合は三時間、ループしても記憶は残っているためうんざりしていたようです。ジャスティンは男の頼みを聞き、出口への地図を書いてもらうのでした。
喧嘩はしたが兄が気になるアーロンは、ハルの言う通りに先に進みます。そして彼が見たものは5分をループし、ひたすら死に続ける男でした。
地図を便りにジャスティンは目的の家に到着します。ガンマニアの男から銃を受け取り男の悲劇的なループを見届けたあと、さらに進んだ先でアーロンと合流します。目的の小屋でアルカディアまでの地図と銃を交換します。リセットは目の前までやってきていました。
ジャスティンはアーロンから教団に残りたいと告げられます。引き留めたいジャスティンでしたがアーロンの意思は固く、諦めます。先に進んだ部屋で目に見えない存在がアルカディアの人々に襲いかかる画像を見つけます。急いでアルカディアに戻るも、すでに遅かったのです。ここでリセットが開始されます。
目に見えない存在があらゆる全ての物を飲み込んでいきます。呆然とするアーロンを諌め、ジャスティンは車に乗り込んで逃げようとしますが、エンジンがかかりません。
自力で車を押し、何とかエンジンをかけようとする2人。どうにかエンジンをかけて全てを奪っていく目に見えない存在の危害が及ばない境界線まで逃げていきます。
助かった事に呆然とする2人、同時に元の世界に戻ってきたことを実感するのでした。
以上、映画「アルカディア」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する